岐路に立つゲーム株

2014年08月07日  投稿者 半蔵 : 01:52

ミクシィ(2121)、ガンホー(3765)、コロプラ(3668)、マーベラス(7844)の動きが足元で冴えない。言わずとしれたスマホゲーム関連株である。
直近の高騰を演じた後、地合いの悪化を背景にミクシィの増担保規制がきっかけとなってスピード調整している。ちょうど四半期決算発表と重なり「噂で買って事実で売る」という流れになっているのも逆風だ。
妖怪ウォッチに話題をさらわれた感もある。

ブロッコリー(2706)はスマホゲームを出していないが、人気の「うたの☆プリンスさまっ♪」のスマホゲームを出す予定の為、直近ではゲーム関連株と同じ様な動きをしていた。
ただし、そのゲームも6月末リリースではサーバ負荷(おそらくはアーキテクチャの)問題で一旦サービスを中断の上、10月に延期としていた。ところが昨日、12月に再延期を発表している。
当該領域は優秀なプログラマが枯渇しており、どこも引く手あまたである。人件費も高騰しており、業績への影響が懸念されよう。

一方で、ゲームはリリース延期となったが、「うたの☆プリンスさまっ♪」の人気は息が長い。
キャラクターグッズを販売する期間限定のショップを原宿に開設したが、人気は上々で付近には当ショップの紺色の袋を持った女性の姿をよく見かける。あくまでも舞台設定にこだわった店舗のブランディングなど、世界観を大事にしているのが人気の秘訣のようだ。

当銘柄には、詳しくは会員様向けレポートに記載したので参照されたい。
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商社株展望を配布しました

2014年05月07日  投稿者 S.W : 23:30

平素よりお世話になっております。

標記の通り、商社株に関しての弊社見解レポートを会員の皆様に臨時配布させていただきました。
宜しくご査収の程お願いいたします。

日米はギリシヤへの道を歩まない

2011年05月08日  投稿者 半蔵 : 16:45

株式投資 シュルツ・ベルガーゴールデンウィーク前の4/22の日経(電子版)で『日米はギリシヤへの道を歩むのか』という記事が掲載されていたのをご覧になった方も多いと思う。
内容は、格付会社の日米国債の見通し引き下げ(見込み)を受け、ピグザラスの脅威について記載したものである。
ピグザラスというのは、ハーバード大学教授ニーアル・ファーガソン氏の造語であり、欧州の財政状況が劣悪なポルトガル・アイルランド・ギリシャ・スペインを差す『PIGS』に玩具小売チェーンのトイザラス(Toys "R" US(※))の由来である"Toys are us"のネーミングをかけたものである。

※Rは左右反転。これは子供にRを反転させる間違いが多いことにかけている。

私たちの見解としては、『日米はPIGSの途を歩まない』である。
ファーガソン氏は金融史の教授である為、共通通貨に対して明るくないかもしれないが、ユーロ圏にあって独自の金融政策を施行できないPIGS(私たちは、これにイタリアを含めPIIGSと呼んでいる)が、日米と同じ途をとると考えることに無理がある。

ユーロは単一通貨である為、ユーロ(と言うよりドイツ)の信用力により通貨価値はPIIGSにとって高止まりとなる。これにより韓国のように圧倒的なウォン安を背景とした貿易黒字に基礎を置く経済危機脱出というシナリオが描けない。
その他にも、国際発行の国内消化率、調達財源の使途など、PIIGSと日米間の差異を論じるのには、枚挙に暇がない。

この辺りは、今月の会員様向けレポートで詳説する。

現在は、ギリシャに始まった経済危機が順々に伝播していき、ユーロという共通通貨が寧ろ足枷となっている状態である。
ファーガソン氏に限らず、日本のマスコミもその辺りの差異をいいかげんに認識してもらいたいものである。

 

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4月銘柄が早くも直近目標値超え。GS関連銘柄に警戒を。

2010年04月19日  投稿者 半蔵 : 00:00

SchelzBergerJAPAN投資顧問
4月号の注目銘柄が、日経調整の中にあって高騰し、週末終値ベースで24%以上の利益となりました。
早くも直近目標値を通過した形になりますが、正直、想定よりも早い段階での見直しでの上昇トレンド入りとなり、そういう意味では複雑な心境ではあります。

よくご質問を受けるのですが、発送日の前日に上方修正などのポジティブな材料が出た銘柄に注目しているわけではなく、出来高も一定水準以上のもののみを対象としております。

*****

ところで、今週は米国の株価下落を受け、波乱含みのスタートとなりそうです。

SECがゴールドマン・サックスをサブプライムローン関連の金融商品販売に絡み重要情報を開示しなかったとして、詐欺行為の疑いで提訴したことにより、金融引締策強化への動きが懸念されたことが原因と見られています。
本邦市場に与える影響は限定的と見られますが、GS関連の資金が入っている銘柄は要警戒ですね。

 

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現在の株安をどう見るか?(会員様向け情報公開)

2008年10月14日  投稿者 S.W : 01:11

株式投資 シュルツ・ベルガー会員の皆様には以前からお伝えしているように、世界的株安が続いています。
従い、驚くには値しません。

問題は、どこで底入れをするか、という一点でしょう。ただし、底入れ後に一時的な回復は期待できても、本格的な株価回復は当分は望めない状況です。買い方としては、比較的短期勝負となるでしょう。

底入れの目安として、一部の経済論者からはバブル後の最安値、即ち2003年4月に付けた7607円を基準に見る向きもありますが、当時とは銘柄も変わり、これは心理的な意味でしかなく、当てにしない方が良いでしょう。

現在、G7の行動計画を受けて、ヨーロッパの各指数は上昇しています。一方で週末の引け後発表の各社下方修正を受け、実体経済の悪化も浮き彫りになってきています(これも予測できたことですが)。
いずれにせよ、テクニカルの面から見ても今週が極めて重要な週になることは論を待ちません。

弊社では会員様向けに現状をより詳しく分析した情報を公開しております。今週の投資の参考にしていただければ幸甚です。


 

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最近の相場環境について

2008年07月13日  投稿者 S.W : 20:04

11日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反落し、終値は前日比27円52銭(0.21%)安の1万3039円69銭となりました。
SQ通過で投資家不在が効いた形となっています。

米国ではニューヨーク・タイムズが、米連邦住宅抵当公社と米連邦住宅貸付抵当公社について米国政府による国有化の可能性を仄めかして一時上昇しましたが、結局否定され失望売りを招く結果となっていました。

今週の日本市場は、米国株安の影響を受けて週初は厳しいスタートとなりそうです。
政策金利の動向については織り込まれたと見ているので気にする必要はないでしょう。

全体的に動きにくい相場で、且つ個人投資家の皆様は無理して動く局面でもないですが、局所的には、テクニカル上で反転のサインを示す銘柄も多数出ており、短期リバウンドが期待できるものが散見されます。

今週はこういった銘柄できっちりと利益を積み上げていくことが大事になっていくことでしょう。
 

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最近の相場環境について

2008年06月22日  投稿者 S.W : 14:36

 先週の日経平均終値は13942.08 円となり、週間では約31円の下落。
シカゴ日経平均先物9月物の前週末の清算値も大証終値を約195円下回り、NYのダウ平均も大幅な下落となっていることから、週初は主力株中心に売りが先行すると思われる。

難しい局面ではあるが、個人投資家にとって難しい局面で勝負する必要は無い。既に弊社会員の皆様には売り推奨をしており、現時点の下げ局面は買い方にとって、将来の利益の可能性を高める好ましい局面ともいえる。

さて、今週は経済指標の発表が相次ぐ週となっている。23日の4―6月期の法人企業景気予測調査、25日の5月貿易統計、週末には5月家計調査や鉱工業生産速報、消費者物価指数なども発表される。

中でも注目は法人企業景気予測調査である。特に輸出についての予測項目であり、米国経済の減速が鮮明さを増す中、アジア他新興国の経済発展が国際経済を支えるデカップリング理論について企業側姿勢を窺う一助となるだろう。

個人投資家がこの局面で売買するなら、一部の材料株が対象となろう。ファンダメンタル的には(あくまでも会社予想を正しいとした場合)、割安と判断できるものも目立ってきた。
今週も引き続きこれらの銘柄に注目していく。
 

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ジャスダックとヘラクレス統合の動きに期待する

2008年01月02日  投稿者 半蔵 : 00:00

株式投資 シュルツ・ベルガー日本証券業協会は昨年12月27日午後、同協会が保有するジャスダック証券取引所株式を大阪証券取引所に売却する方向で協議を進めると発表しました。

同協会はジャスダックの発行済み株式数の72.6%を保有し、かねてより利益相反などの問題から好ましくないとし、10月から特別委員会で協議を行ってきたという経緯があります。

今回の発表は当問題にメスを入れると共に、ジャスダックの自主経営路線の敗北を印象付けるものとなりました。

日証協と大証は年明けにも譲渡交渉を開始する見通しであるとみられ、大証は株式取得後、同組織が運営する新興市場「ヘラクレス」とジャスダックの統合を目指すものとされています。

昨今の不祥事・脈絡の無い上場などにより、新興市場の売買は冷え込む一方であり、値付かずの銘柄も多数見られるようになりました。ご存知のとおり、流動性の低下はそれだけで株式の価値を毀損します。
今回の流れは今後の札幌アンビシャスや福岡Q-Boardなどの再編の呼び水となることが期待されます。

今回の発表を皮切りに、効率的で信頼できる市場創りへと向かうことを願ってやみません。
 

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SESCの一連の動きとNHKの『ヤクザマネー』放送

2007年11月11日  投稿者 半蔵 : 23:41

SchelzBergerJAPAN投資顧問年末年始返上で市場浄化に邁進するSESCに呼応するかのように、NHKで『ヤクザマネー』として新興市場を舞台とした資金の流れを特集していました。ゼクーなどが登場していたのですが、勿論、健全な経営を実施している企業が殆どであり、一部のこうした企業により新興市場、ひいては日本の投資環境が低いものとして扱われるのは大変残念なことです。

実際、弊社のメンバにはこの領域は寧ろ得意とするところであり、『黒い羊』がいてこそ利鞘を得る機会は増えるので痛し痒しではあるのですが、短期的な視野に立つと今後の趨勢を見誤りますので、年末にかけての一連の浄化作戦の推移を見守りたいと思います。

先月は揺り戻しがあり、多くの利益を得ました。今は相場も小休止といったところで、市場の熱は確実に下がっています。
週末にNYも下げていますし、この時期は様子見で正解でしょう。

私達と違って、大きな組織として投資サービスを提供している企業には売上げ目標がありますので、市況の冷熱とは別に推奨をしなければいけませんが、弊社は皆さん個人投資家と同じ、『場が悪いときは休む』ということができる集団です。

無論、下げには売りで利益を狙うので実際には休む訳ではありませんが、個人投資家の方に売り推奨はウケがよくないのがこの業界の常であります。

個人投資家である皆様の立場にたってみれば、今は風を待ちたいと言ったところでしょうか。

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3月号は余裕を持って利益確定、4月号も堅調な推移に。

2007年05月01日  投稿者 半蔵 : 01:49

check.jpgおはようございます。

お蔭様で3月号は地合を考慮して控えめな目標であったこともあり、目標値の19.4%を大きく上回り(最大51%)、現時点でも同水準を保っていることから、皆様問題なく利益を確定できたと考えております。

お蔭様をもちまして、4月号は新規募集をかける必要もなく、現在に至っております。

4月も新興市場は苦しい展開が続いておりましたが、今号も順調に推移しており、昨今のロジック修正についてスタッフも自信を深めております。

まずは既会員と喜びを分かち合うと共に、今後も私たちシュルツ・ベルガーは一層の研究への努力を続けてまいる所存です。


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暖冬と株式投資

2007年01月28日  投稿者 S.W : 21:49

SchelzBergerJAPAN投資顧問 皆さんも感じているように、この冬は暖冬ですね。
アル・ゴア元副大統領の「不都合な真実」が話題となっていますが、内容はともかく、今後もこの地球温暖化問題は議論されてしかるべきでしょう。

思えば昨年の夏も異常気象でした。7月は梅雨前線により各地で記録的な豪雨に見舞われたのをご記憶の方もおおいでしょう。

地球温暖化については、過去100年規模の観測データが不十分であることが問題を難しくしています。
その分、地球温暖化には仮説の設定が重要になります。

谷貝勇 気象大学教授によると、昨年7月にも起きた「北冷西暑」と呼ばれる現象(北日本が平年より気温が低いときに西日本では平年より高くなる現象)なども、地球温暖化が顕著になったと言われる76年より強い相関を示すようになったことなどから、日本の「北冷西暑」は地球温暖化の影響を受けていると結論付けています。

暖冬と地球温暖化を即座に結びつけるのは、いささか短絡的かも知れませんが、気温の変化に注意を向けることは、株式投資でも重要なことです。

暖冬になると衣料品メーカー・販売会社にとっては逆風です。コートなどの冬物衣料は利幅が大きいため、冬物衣料が売れないのは致命的です。
クール・ビズよりウォーム・ビズの方が経済効果が高いというのはこの辺に起因します。(クールビズはノーネクタイの男性中心の服装変化だったのに対し、ウィームビズは女性も巻き込んでいると言うのも大きな理由ですが。)

また、この季節だとインフルエンザが流行するかどうかなども重要です。タミフルで有名な中外製薬【4519】などはその典型です。尤も、中外製薬は今、抗ウィルス剤『コペガス』関連で盛り上がっていますが。。。

その他にも寒い冬に適した料理を提供している外食産業の株価なども、注意を向ける必要がありますね。

天気に限らず、いろいろな情報を複合的に取り入れて分析するのも、株式投資の楽しみの一つではないでしょうか?

 

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11月銘柄利益確定。156.5%のリターン。

2007年01月25日  投稿者 半蔵 : 02:00

株式市況 シュルツベルガー投資顧問昨日、11月銘柄の利益確定の助言をさせていただきました。
レポート発送翌日の寄り付きの株価比で156.5%のパフォーマンスです。

1月銘柄は上げ一服の為、アドバイザーによっては、一旦利食いを助言した者もいるようです。

昨年12月銘柄は今は振るわないですが、業績は堅調ですので、早晩の上昇を期待したいところですね。

一方で、無料メルマガで紹介していた銘柄が一本調子で上昇しています。まだ、割安水準だと私は見ていますが。。。
今後も注目ですね。

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円が売られるもう一つの理由

2007年01月21日  投稿者 半蔵 : 08:00

株式投資 シュルツ・ベルガー円安が続いています。
日銀の利上げ見送りから円が売られ、先週は一時、対ドルで3年10カ月ぶりの安値をつけました。ドル以外ではさらに売られ、ユーロ(158円05銭)は最安値更新を再度たたき、ポンドの240円は1998年8月以来の水準となっています。

一方で、米国は経済指標の改善が続いていることから、緩やかな円安・ドル高進行を予想する向きも多い状況です。

ただ、金利差から考えると、いささか円安に振れ過ぎているように感じます(特にドル以外の通貨で)。

これは、根本に今回の利上げをめぐっての日銀への不信感のあらわれと考えて良いでしょう。
日銀は、今回の金融政策決定会合で「金利の引き上げを見送る見通しである」と政府側に非公式に伝えていたことを、JNNが取材で明らかに
しました。
これにより中央銀行に対する信頼が揺らぎ、円が売られていると考えることができます。

これは日銀というより、円という通貨そのものへの信用の毀損であり、日本経済全体の信用に関わることですので、重く受け止める必要があります。

円安→国際的に取引している企業にとっては有利→株高期待
となりますが、株が上がれば手放しで喜んで良いかというと、当然そうではありません。

いたずらに円を下げて日本経済のプレゼンスを落とすことのないよう、日銀には大局的に判断し、慎重に行動していただきたいものです。
 

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新光証券とみずほ証券合併の理由

2007年01月12日  投稿者 S.W : 02:57

check.jpgおはようございます。

市場では新光証券【8606】をみずほ証券が買収というニュースが流れ、新光証券が買われました。
とは言え存続会社は新光証券です。
しかし社名は『みずほ証券』とし、本社も現在のみずほ証券本社に置くので、実際はみずほ主導と見ていいでしょう。

今年はM&A銘柄が注目される一年になりそうですが、その第一陣といったところでしょうか。

この買収は急激に決まりました。それは先日の日興コーディアルの不祥事発覚が呼び水になっているというのが見方です。

業界再編が叫ばれる証券業界にあって、みずほが日興を『摑ませられるのを避けた』というものです。『合併会社は日興の受け皿ではないか』との観測もあるようですが、現時点で両社首脳は否定しています。

勿論、合併が急速に決まったのは、両社と関係の深い旧日本興業銀行のメンバが中心にいたという理由もありますが、やはり日興の不祥事を強く意識していることは間違いないでしょう。(それだけ日興の不祥事の根が深いとも言えますが。)

一方、先日、不二家【2211】も不祥事が発覚しましたが、同じ業界内の他銘柄に注目した方が、下手にリバウンドに固執するよりも良いパフォーマンスが得られることも多いので、これを機会に注目してみるのも良いかも知れませんね。

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14日まで、Schelz Berger JAPAN 1月新規会員の入会審査受付を しております。

サービスの品質保持の為、今月も若干名のみの新規会員の受付とさせていただいております。
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ミクシィ【2121】の状況(ネットレイティングス社調査結果より)

2006年11月21日  投稿者 半蔵 : 05:49

株式投資 シュルツ・ベルガー11月20日のネットレイティングス社発表の10月の月間インターネット利用動向調査結果によると、ミクシィ【2121】のコア事業であるSNSサイトmixiの①利用者数が伸び悩み、②総ページビューが微減し、③ひとり月間平均利用時間の減少に歯止めがかからない
という状況が明らかになりました。

①に関しては、総利用者数は合計では『増加』ということになっていますが、実際は退会手続きをしていないだけの休眠ユーザーの増加により、一定頻度以上でログインしている実効的な利用者数は減少している可能性もあります。
加えて、mixiを舞台とするタダ乗り業者によるダミーアカウントの登録問題も有効な対応手段が採られているとは言いがたい状況です。

また、②、③に関しては、広告を出稿しようというクライアントのインセンティブを下げることになります。
特に、目玉でもあるログイン前トップページの広告は週間単位での販売となっている為、このような状況が明るみになるにつれ、広告費の値上げは厳しいものとなるでしょう。

上場後、mixiを舞台とした個人情報晒し事件が発生したりと迷走するmixiですが、現時点では調達資金も『宝の持ち腐れ』と言われかねない状況にあります。

もともと説明の難しい値段の付いていた銘柄ではありますが、『web2.0』潮流の中心的銘柄でもあるので、もう少し頑張っていただきたいものです。

 

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レックスHD【2688】がMBOを発表

2006年11月11日  投稿者 S.W : 16:20

check.jpgこん にちは。
今号の株式戦略レポートの最終選定に追われております。

レックスHD【2688】が10日にMBOを発表しました。MBOはマネジメント・バイアウトというM&Aの一種で、会社の経営陣が自社の株式を取得してオーナー経営者として再出発する形態となることを言います。

まぁ、『IPOの反対』と考えれば、大方あっています。

今後ともMBO案件は増えてくると思います。
企業評価という意味では弊社法人部門の腕の見せ場ともなるでしょう。
また、個人投資家にとっても、MBOに際しての買い付けにより株価も上昇し、非公開化となれば市場全体の需給も良くなるわけで、一般的には歓迎したいところです。

今回も、過去1ヶ月の株価平均に14%の『プレミアム』を乗せた23万円というTOB価格が発表されています。

しかし、このTOB価格には甚だ疑問です。
レックスHD【2688】は年初の50万円強の株価からジリジリと値を下げ、8月の中間決算発表とともに一時は15万円を切るまで急激に下げています。ここまで下げると、ファンダメンタルから見て魅力のある水準なので、弊社でも監視をしておりました。
その後、現在では20万円代を回復しております。

このようなチャート形状を実現しておきながら、『過去1ヶ月の株価平均に14%のプレミアム』というのは、既存株主にあまりにも酷だと言わねばなりません。

MBOの大儀は、株価に振り回される近視眼的な経営を避け、長期・少数の株主による安定した持続的な成長を目指すことです。
当水準では2004年の4月以降投資してきた殆どの株主にも報われないTOB価格であり、矛盾していると言えるでしょう。

業績面でも、急速な多角化には効果が出るまでにタイムラグがあるのが通常です。成城石井など好調をキープしている企業を抱えて、中間決算で膿みだしした株価を基にTOB算出というのは正直、中長期ホルダーの存在をないがしろにしていると言われても仕方のないことではないでしょうか。

この『1ヶ月』という短期の評価期間について、非常に疑問です。

また、週末の最後の急騰も情報漏れを疑ってしまいます。
個人的には非常に納得のいかないMBOです。

先述のように、MBOには今後も期待するところ大なのですが、このような手法が罷り通ることが一般化してしまうと、日本市場の信頼を大きく失墜させることになりかねません。

弊社は現在レックスHD【2688】の株式評価に関しては中立であり、個人的にも関係ないのですが、既存株主のことを考えると非常に気の毒に感じます。
 

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個人投資家の投資熱と株式投資環境

2006年11月06日  投稿者 K : 09:11

投資顧問 投資家推移直近の株式相場は16,800円を一時回復したものの、弱含みの展開が続いています。
2007年3月期の業績見通しはというと、上方修正する企業が想定されていたより少ないことなどが影響し、株価は上値抵抗を感じる展開となっています。

個人投資家においては新興市場の下げの影響によってまだまだ投資意欲挽回とはならないようです。

(上図 ネット証券評議会資料よりシュルツ・ベルガージャパン作成
 左軸:口座数、右軸:預り資金残高 百万円)

上図は 、2005年1月から2006年9月までの松井証券、イー・トレード証券、オリックス証券、カブドットコム証券、楽天証券の口座数、預り資金の推移です。

これらを見ると、預り資金に関しては2006年3月の9兆6,909億円を最高に停滞していることが分かります。口座数に関しても2006年初頭を境に停滞が著しくなっています。ニュースなどでは個人投資家の売買代金の推移から個人投資家の動向がよく語られますが、上図からも個人投資家の心理が分かります。
 

上図の資料からは個人投資家の動向も分かりますが、一方で手数料ビジネスを収益の一つとする証券会社も業績の停滞を余儀なくされます。しかし、証券会社にも新しい動きが出てきています。例えば、カブドットコム証券が私設取引システム(PTS)を使って夜間売買を始めるというニュースをお聞きした方は多いでしょう。すでに、米国では取引の3分の1が私設取引所で行われています。これによって、15時以降のニュースにも対応する形での株式取引も出来ますし、日中の取引がしづらい会社員にも有益なサービスとなっていくでしょう。

個人投資家の投資熱が冷えている昨今ですが、個人投資家がより投資し易い環境が整備されてきているのです。たまにはこのようなニュースにも耳を傾けることも重要です。

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NT倍率について

2006年10月13日  投稿者 S.W : 17:05

株式投資 シュルツ・ベルガーここ最近、NT倍率をよく聞くようになりました。

NT倍率というのは、ご存知のように
NT倍率=日経平均÷TOPIX
という式で算出されます。
昔からある指標です。

昨今のように国際優良株のみが買い進まれる場合では、日経平均銘柄の上昇が顕著で、NT倍率が上昇します。

特に先週はNT倍率10.10倍超えが話題になっていました。
NT倍率が10.10倍を超えたというのは勿論事実です。
そして物色対象が国債優良株から周辺に広がることを期待し、短期的に乖離が縮小されるという見通しには説得力があります。

ただ気になったのは、『10倍』という言葉が独り歩きして、あたかも10倍が妥当な水準であるというような前提に立った質問や言説をよく見うけることです。
今回も、『いずれ10倍に戻るだろう』という声を聞きました。

この指標の利用法としては短期的な乖離の変動に注目すべきであって、『10倍』に特に意味はありません。算出の方法のみでなく、日経平均に採用される銘柄は所謂大企業ですので、海外拠点の事情・為替・税制などの面で他の企業と一線を画す場合があります。
また、日経平均銘柄の組入れ銘柄変更前後は乖離が大きくなる場合があります。歴史的な大規模入替えのあった前日に当る2000年4月21日の変動は-0.46という大きなものでした。直前はNT倍率12を超えていました。以後、緩やかにNT倍率は低下の傾向を辿り、直近では2005年11月8日には9.37となっています。
その後、急速に折り返し、最近になって久しぶりに節目の10倍を超えてきたという事に過ぎません。
(10月13日引け後NT倍率:10.157)

10倍付近でこれらの指数が折り返すという根拠がない以上、過度にNT倍率10倍に拘る必要は、全く無いと考えています。

 

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カカクコム【2371】の戦略に注目

2006年09月27日  投稿者 半蔵 : 22:12

numbers_3.jpgカカクコム【2371】が価格比較サイト『価格.com』やレストランのクチコミサイト『食べログ.com』のAPIを公開する「価格.com Webサービス」を開始しました。
今回公開されるのは『価格.com』の商品検索API、アイテム情報取得API、及び『食べログ.com』における店舗情報取得APIです。

今回の公開は第一弾という位置付けで、今後も続々とリリースされるようです。

APIというのは、以前のエントリにも記したとおりApplication Programming Interfaceのことで、サービスを一部ユーザー側に開放していることになります。アマゾンのものが有名です。ブログなどで書籍紹介される時に、アマゾンへのリンクが貼られているものをよく目にしますが、殆どがAPIを使用したものです。

これは、カカクコムのサービスがブロガーなどによって広がる可能性を意味しています。
カカクコムはサイト開発者向けの情報も発信するとのことです。
公開されたAPIはマッシュアップと呼ばれる他のサービスAPIと組み合わせて改良・進化されるケースが殆どです。
この改良・進化のプロセスを、カカクコムではなくてブロガーなどのユーザー側に依存できるモデルが、まさにweb2.0の『ユーザーを信頼する』という基本精神に即していることになります。
つまり、今回の公開はweb2.0型サービスの一つということになりますね。

web2.0企業と言えば、ミクシィが真っ先にとりあげられますが、カカクコムも今後同じような位置付けとなる可能性があります。

米国の有名なマッシュアップサイトでは、既に1000を超えるマッシュアップが作られ、公開APIも280にのぼります。
日本でも『株式会社はてな』がグーグルを中心としたAPIを巧みに利用したマッシュアップを制作していますが、カカクコムのAPIを利用した新サービスが現れて今後ヒットする可能性もあります。
『日本のweb2.0』の今後の推移を見守る上でも、注目したいケースだと思われます。
 

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相場低調の中、持ちこたえたミクシィ【2121】

2006年09月15日  投稿者 半蔵 : 23:47

注目企業 今週は週初の機械受注の結果が予想以上に悪化となったことで相場の空気を方向付けました。
テクニカル的には節目の15710円付近をキープしたとは言え、一目均衡の基準線を下回りました。

週中盤からは、新興市場は「ミクシィ【2121】準備」と思われる資金準備売りもあり、低迷持続となりました。
そこかしこで均衡が崩れ、仕掛けも失敗しているところがあるようです。
こんな時は無理に逆らわず『三十六計逃ぐるにしかず』が基本ですね。

さて、そのミクシィですが、上場初日の昨日は値付かずで気配を切り上げたものの、本日は一転して寄り付きから売り先行で始まりました。

初値が付くまで気配値の上限設定や、初値決定日の買付けに関しては売買代金を即日徴収する即金規制に加え、初値が付くまでは証券会社の自己売買部門による買いを停止する東証の規制が二日目の勢いの変化に対する要因との見方が主流ですが、本日は他にメディア工房【3815】、アルファクス・フードシステム【3814】、協和医科器械【3052】などへIPO狙いの資金が分散したことも大きいようです。

売り先行で始まったミクシィですが、午前9時41分に公開価格155万円を140万円(90.3%上昇)上回る295万円の初値を付けました。

その後、一時は300万円を上回る場面があったものの急落し、後場13時20分頃には256万円の安値を付けました。
新興市場の空気もかなり悪化したのですが、ロックアップがかかっていない株数の多さに比べ出来高が膨らまないことから、大口の売りがないと踏んだ個人買いを中心に、大引けにかけては急速に切り返し、終値は公開価格を157万円(2倍の上昇)上回る312万円と高値圏で終了し、新興市場が一挙に崩れるのを防いだ功労者ということになりました。
(本日はマザーズ指数のみプラス引け。)

出来高は1万200株で、オーバーアロットメントによる追加分をあわせた公募・売り出し株総数は7100株でした。

これまでFind Job!が売上げの中心だったミクシィですが、こちらは成長性が鈍化、梃入れとしてミクシィとの相乗効果に期待されます。
一方で、今や主力となったSNSのmixiは急成長中ですが、500万人と言われる利用者数も実際は個人で複数のアカウントを使用していたり、業者のアカウントも存在するので実際は割引いて考える必要があります。
今後も大手企業が広告を出したがるような『健全な発展』を続けていく為には困難な舵取りが予想されます。

広告のクリックレートの方ですが、当初SNS広告は『ユーザーがSNS内に滞留したがる為、クリックされない』と言われていました。しかし蓋を開けると通常のサイト以上のクリックレートを確保しているようです。

今回の公募で得た資金は約64億円。そのうち具体的な使途が決まっていない資金だけで50億円あります。
このキャッシュを使ってどのように成長をドライブさせるか、これがIPOプレミアム剥落後の中長期に渡ってのミクシィの評価となるところでしょう。

 

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板読みは必要か?

2006年09月07日  投稿者 半蔵 : 22:05

check.jpgこんばんは。

最近は携帯端末の機能が向上したせいか、『板の読み方』の質問をよく会員様からいただきます。
Schelz Berger JAPANでは板読みに代表される短期トレードは推奨しておりませんが、勿論仕事上、板はいつも見ています。

ただ、銘柄とその局面によって板が厚い方向に動くことも多く、『一般的に通用するようなルールはない』というのが答えになってしまいます。(納得いかれないかもしれませんが、どうかご理解いただきたいところです。)

残念ながら見せ板と疑わしいケースも多く、見抜けない場合は板情報に頼ると却って危険な場合もあります。
一方で、5日線や25日線近辺の板が厚いのは自然であり、出来高を充分にこなしていれば当該価格帯を分水嶺として大きく動く場合も多いので注意深く観察し、動いたところで飛び乗れば利も乗るでしょう。
ただ、あくまでもファンダメンタルやその他指標なども考慮して、あくまで補助的な使用に留めることをお勧めしています。

また5日線や25日線近辺以外に、窓埋め拒否の形で買いが厚い場合があります。本日もウェブクルー【8767】などは118,000円の板が厚く連日の価格帯をキープ。25日線を待っての仕掛け待ちでしょう。出来高が少ないので、ちょっと入りにくいですね。

ただ、いずれにせよ板情報の売買は相応の経験を積んだ方や対出来高で大量のロットを処理したい場合以外はあまり気にする必要はないでしょう。
先月の銘柄も売買指示は数回でしたが利益は乗っています。
会員の方に限らず、自分の投資スタイルを貫くことが、結果としての勝利に繋がります。
 

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相場の凪

2006年08月24日  投稿者 S.W : 21:57

株式市況 シュルツベルガー投資顧問本日の東京株式市場は昨日発表された米国における7月の中古住宅販売件数が市場予想を下回り、同国の景気減速懸念が強まったことから、202.41円安の15960.62円となりました。

テクニカル的には、一方向的な株価形成時には必ず囁かれる騰落レシオなどがはやされ始めた時点だったので、良い調整ではないかと思います。
26週線での上値の重さを確認したことや、5日線を割り込んだことで一気に悲観論が台頭しています。
先安感が強いチャート形状と言うことで、短期的には調整する可能性が高い一方、一目均衡でみるとかろうじて転換線上部に下ヒゲをつけていますので、今晩のアメリカ経済指標発表(新築住宅販売、耐久財受注額 等)を見てからの判断で良いと思われます。

中古住宅販売も新築住宅販売も変わりなさそうですが、真に景気が良い時は新築が伸びるものです。
同様に半導体関連企業でも景気が上向きの時は中古製造装置を扱う企業などから製造装置製作企業への資金シフトが見られます。
この資金シフトは割りと簡単に予測できるので、覚えておいて損はないでしょう。

 

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投資主体に注目する意味

2006年08月19日  投稿者 S.W : 11:02

掲載には許可を得ています先日、弊社と長くお付き合いいただいてるお客様からポートフォリオ相談を受けたのですが、IT企業、含み資産関連や低位株といった、個人投資家やファンドの資金が大量に入った銘柄ばかりラインナップされていました。

彼女はリスク管理が確りしている方なので心配要らないのですが、概してこういう銘柄は株価が一方向で動くので下落する時はポートフォリオ全体がダメージを受けます。

よく、『リスクを分散するにはセクターを分ける』という意見があります。実はこれでは不十分で実際には投資主体も異なっている必要があります。

投資主体が似ていると値動きの連動性も似てくるものなのです。但し、値動きが似ているというのは一概に悪いことではなく、当該投資主体の動向さえ注意を払えば、流動性を確保しつつ多額の資金を事前に仕込むことも可能です。

要はリスク管理体制さえ確りしていればリスクを取ることは悪い選択ではありません。
問題はリスクがどの程度なのかを把握した上で、そのリスクに対応できる状態にあるかどうかです。

この週末はご自身のポートフォリオの値動きの連動性と投資スタイルを確認してみてはいかがでしょうか。
 

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携帯と固定電話の一体サービスが認められる方向に

2006年08月17日  投稿者 半蔵 : 06:00

通信関連銘柄イメージ:シュルツ・ベルガー投資顧問 NTTに携帯と固定電話の一体サービスを総務省が認める方針

NTTドコモとNTT東西が1つの番号を使って固定電話と携帯電話を使い分ける一体通信サービスを提供することを、総務省が認める方針であると昨日伝えられました。

固定の両サービスを提供することが可能になることで、NTT東西とドコモが市場の更なる独占を招くことが懸念されていましたが、他の通信事業者にも公平に通信網を開放することを条件としてクリアになりました。

利用者としては今後固定と携帯の電話を使い分けなくても良くなる可能性が高まり、更なる利便性の向上が期待されます。

固定と携帯の一体サービスは『060』で始まる番号を使って2007年度にも導入される見込みです。
これを受けて早くも(地合の追い風も受けて)フリード【9423】、フォーバルT【9445】などの通信回線の取次ぎ業者株が上昇。特にフリードはS高となっています。
ソフトバンク、ナンバーポータビリティだけでなく、携帯関連の話題はまだまだ続きそうです。

携帯関連銘柄の裾野は広く、コネクトテクノロジーズ【3736】の様に決済機能に強みを持つ会社もありますが、高い技術を持つ会社は財務に多少難ありでも今後は見直される 場面もありそうです。
 

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緑化事業加速の兆し

2006年08月11日  投稿者 半蔵 : 04:32

SchelzBergerJAPAN投資顧問 本日のNIKKEI-Netで「ヒートアイランド現象に対して官民共同で『都市冷やす』」というニュースがリリースされていました。

主に屋上・壁面の緑化工事や下水道への排熱といった対策で効果を測定しています。

緑化事業という意味では主に、
カネコ種苗【1376】:緑化工事用種子販売
川田建設【1877】:緑化システム販売
三晃金属工業【1972】:緑化屋根
日本興行【5279】:植生緑化舗装ブロック
ヒューネット【8836】:緑化事業
日建工業【9767】:緑化ウォール・土木シート
理研グリーン【9992】:緑化事業

といったところでしょうか。ただ、各企業において緑化事業の占める比率は低めです。
今回の効果測定の結果、一定の結果が出れば加速する可能性があります。要注目ですね。

 

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7月の街角景気、総合判断は「景気は回復が緩やかになっている」

2006年08月08日  投稿者 半蔵 : 17:19

SchelzBergerJAPAN投資顧問 内閣府が本日午後発表の7月景気ウォッチャー調査によると、街角の景況感を示す現状判断指数は48.4となり、前月比から0.7ポイント低下しました。
6月の同調査では49.1と1年2ヶ月振りに50を割っており、2カ月連続で50を下回った形になります。今回は先行き判断指数も前月比2.0ポイント低下の49.8となり、1年4カ月ぶりに50を下回った結果となりました。

内閣府では、これを受けて調査結果の総合判断を、これまでの「景気は回復している」から「景気は回復が緩やかになっている」に下方修正しています。

街角調査は50ポイントを上回っていれば全体として「景気がよくなっている」と人々が感じているというこを示す指標です。
ただし、景気後退期の終焉といわれる2002年はじめ以降、平均すると50を大幅に下回ります。その間、60を超えたことは一度も無く、下方は30前半の数値が幾つかあります。
景気回復の恩恵は一部の人々のみに限られているという論拠になっていますが、実際は賃金上昇の実態などともずれており、単に調査対象が「『控えめな』日本人だからだ」という声も強い指標です。

 

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磁浮列車

2006年08月06日  投稿者 S.W : 18:15

磁浮列車:シュルツベルガー投資顧問 とりあえず私が担当している中国での情報収集・交換会の日程は終了したので帰国しました。第二陣とメンバ交代です。

収集した情報は整理して追々、会員様にお伝えしていきます。

今回は、同行している方がいたので空港へは『磁浮列車』(マグレブ)を利用しました。
(『磁浮列車』の駅が上海中央まで到達していないので、直接タクシーで空港まで行く人が多い)

『磁浮列車』、読んで字の如くリニアモーターカー です。ドイツ製であり、中国での幹線鉄道の整備において日本の新幹線と対抗する為のアピールとしてドイツが積極的に導入を推進しました。
嘗ては時速430kmを最高速度として誇っていたのですが、最近は300kmまでしか出さないようです。
現地の方に聞くと、昔、『実は430kmまで出てない疑惑』が起こり、速度表示が怪しまれたのですが、中国的国情により当然うやむやになり、今は300kmになっているそうです。
無茶苦茶な話ですが、何しろ中国ですから、『さもありなん』と皆は納得しています。

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2006年のIT投資動向は意外と低調?

2006年08月04日  投稿者 K : 03:18

2005年IT投資動向 ご無沙汰しておりました。Kです。

IT専門調査会社 IDC JAPANから『2006年第1四半期国内製品別IT市場動向及び予測』がプレスリリースさ れました。

本調査によると、
2005年の国内IT市場規模は、前年比2.7%増の11兆6,563億円となった。2006年は2.2%増の11兆9,179億円といった予測を立てています。
この内訳を見ると、企業による投資に比べ、個人消費の増加がIT市場を牽引しています。
この点から言っても、景気の回復を窺い知ることができます。

一方で、企業のIT投資額の伸びはというと、3%台の成長と見られています。ここ3年の企業の設備投資の伸びが10%以上であることと比較すると穏やかな成長であることが分かります。
バブル期のIT投資成長率はこれよりもはるかに上回る成長性を見せていました。

これは企業の体力回復がまだ本調子ではないという事なのでしょうか。

バブル期のIT投資では、システム導入による業務効率性を上げ、顧客により高いサービスを提供しないと、競合企業に勝てないというIT業界の宣伝文句によってか、競合企業がシステム投資すると、他の競合企業でも同様のシステムを導入するといった事が多かったように思います。
一方で、現在のIT投資の内訳というと、『法令関係』など必要性が明確であるものに新規投資を行い、その他は既存のシステムの運用費に充て、投資額を下げる方向に流れが変わりつつあります。

これは、競合企業がどうこうといった物差しで見るより、システム導入してサービスレベルが上がるか-もっと言うとIT投資をすることによってそれ以上のリターンを見込むことができるかに投資の物差しが確実に変わって来ていることを示していると言えるでしょう。

例えば、ラーメン屋が投資を行うとして、他のラーメン屋が高価な会計システムを導入したとしたとしても、前者のラーメン屋も高価な会計システムを入れないでしょう。なぜなら収益をあげる”武器”はラーメンの味であったり、店の設備などであって、数店舗のラーメンチェーンであれば、市販で売っている数万円の会計ソフトで要件に足るのですから。

IT投資の成長率だけ見ると、一見企業の成長性を疑ってしまいたくなりますが、投資対象を見極め、投下資金に対するリターンを最大化するといった経営姿勢の変化を窺い知ることができるのです。

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終値
売推奨日 売推奨株日
終値
騰落率
1月号 1,541円 2005/08/31 3,040円 197%
2月号 3,440円 2005/08/09 5,870円 171%
3月号 37,200円 2005/04/27 90,800円 244%
4月号 214,000円 2005/06/01 464,000円 217%
5月号 199,000円 2005/07/25 385,000円 193%
6月号 4,050円 2005/09/26 6,390円 158%
7月号 220円 2005/12/01 468円 213%
8月号

サービス体系変更及び推奨該当無しの為、推奨見送り

9月号 686円 2005/11/28 1,566円 228%
10月号 1,965円 2005/12/28 2,925円 149%
11月号 - Hold - -
12月号 - Hold - -

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中国的国情

2006年08月02日  投稿者 S.W : 01:05

上海・バンド周辺 レストランよりこんばんは。
’定点観測都市’上海における今回の滞在もあと僅かです。

中国の国民的気質が見られる言葉に『上有政策、下有対策』という言葉があります。『上に政策が有れば、下にはその対策がある』ということです。
過去に中国の不良債権比率の圧縮を促す政策が取られた時、本来ならば貸出しに対する審査強化などの引き締め策が期待されるところですが、対策としては全体の貸出しを大幅に拡大し、分母を拡大することによって、不良債権 『比率』の低下に邁進した経緯などが例として挙げられるでしょう。
勿論、それで不良債権が減る訳ではなく、大量の貸出しの結果、現在では欧米の水準で見た不良債権比率・額ともに増加し、今や抜き差しならないレベルであると言えます。
勿論、『個人の破産』などの問題は中国では報道されません。

この様に政府と国民の意識の違いを表す言葉がある一方で、『それは中国の国情ですからねぇ。。』という言葉もよく聞かれます。

china.bmp
読みは’Yinwei zhongguo de guoqing’。
最初の2文字が英語のbecause に相当する言い回しです。

・暑さで公共機関のサービスが停止する。
・停電がおきる。
・地下鉄・バス等で整列乗車をしない。
・ちゃんと断らないとビールが冷えていない。

以上も『中国だから』という理由で現地の方があっさりと言ってのける姿に、私達は中国投資の難しさを感じるのです。

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3月号 37,200円 2005/04/27 90,800円 244%
4月号 214,000円 2005/06/01 464,000円 217%
5月号 199,000円 2005/07/25 385,000円 193%
6月号 4,050円 2005/09/26 6,390円 158%
7月号 220円 2005/12/01 468円 213%
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個人投資家Kさんとお会いして

2006年07月30日  投稿者 半蔵 : 00:00

お世話になっております。『半蔵』です。

今回は会員歴半年、私が担当させていただいておりますKさんのコメントを掲載させていただきます。
Kさんはかなり研究熱心な方で、幾多もの質問をされますが、その度に投資の力量をあげる優れた投資家の一人です。

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個人投資家Kさん :シュルツ・ベルガー投資顧問

 Kさん 年齢/性別:30代、男性 投資歴:2年 会員歴:0.5年
Q1 株式投資を始めた動機と成績を教えてください。
Kさん: ちょうど1年前くらいに、会社の同僚が株式投資を始めたという話をしていて、結構儲けていると(笑) 。元々株をやって見たいなと思ってはいたんですけど。ちょうど日経平均も上がりだした頃だったし、家の改築・修繕資金になればいいなと思って始めました。
成績の方は、最初は勝ったりもしたんですが、1年やって結局マイナスでしたね。
貯金から投資資金を捻出していたんですが、損切りもできないまま、づるづると資金を減らしてしまいましたよ。金額もそうですが、時間が勿体なかったですね。
Q2
弊社のサービスを知るキッカケは?
Kさん: 自分では認めたくなかったんですけど、結局、研究不足だと。 でも、仕事も忙しいし時間が無い。
それで他の投資顧問さんや情報サービスをいろいろ試したんですけどね。ノウハウのようなものが欲しくて物足りなさを感じてたところに、どうやら友人がここを利用していると知って応募した訳です。
Q3 審査に通過され、サービスを受けてどうだったですか?
Kさん: 最初は会費の高さに戸惑ったのですが、担当の方からいろいろ教えてもらって、単なる銘柄紹介だけでなく良かったな、と。
安心して仕事に集中できますし、資産が増えたこともそうですが、いろいろ勉強できる事がよいですね。
  有り難うございました。

 

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上海不動産事情

2006年07月28日  投稿者 S.W : 19:38

上海市南方 上海体育館周辺 上海市で最近、もっともマンションの値上がりが激しいのは中山公園付近です。
地下鉄2号線の延長により更にアクセスが便利となり、明珠線の強化とあいまって急騰しました。
上海の不動産投機は路線整備の地図が頭に入っていれば、比較的容易です。尤も、商用ビルならともかく居住用のマンションに投機するには過熱感から厳しいものがありますが。

商用ビルだとワンフロアぶち抜きの大きなスペースのビルが未だ不足しています。外資系企業は中国企業に比較して遥かにセキュリティに拘るので、物件探しも大変とのこと。

上海に限らず、海外の不動産を購入するに当たっては、現地在住の方とのパイプが必須と思われます。

今もラスベガスやマカオの不動産に投資するのが流行のようですが、多面的に情報を収集しないと高値掴みさせられるのは世の常です。
ラスベガスは砂漠のイメージがあり、それは間違っていないのですが近くにフーバーダムがあるように水捌けは極端に悪く、雨が降ると簡単に洪水になります。
マカオはカジノが有名ですが、カジノを通じての中国元流出の温床となっており、北朝鮮製の偽ドル札暗躍の舞台でもあるのは既に有名な話です。要はアメリカが今以上に警戒したり(米国は既に一部銀行の取引を停止)、政府が現流出を容認しなくなると一挙に街ごと寂れる危険性があります。

『不動産は価値安定』という思い込みが依然として日本人には強いようですが、そんなことはありません。
まして不慣れな海外なら尚更です。『土地を支配する』というステータスに拘りが無ければ、流動性だけを考えても株式市場への投資に分があると考えています。
 

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終値
売推奨日 売推奨株日
終値
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1月号 1,541円 2005/08/31 3,040円 197%
2月号 3,440円 2005/08/09 5,870円 171%
3月号 37,200円 2005/04/27 90,800円 244%
4月号 214,000円 2005/06/01 464,000円 217%
5月号 199,000円 2005/07/25 385,000円 193%
6月号 4,050円 2005/09/26 6,390円 158%
7月号 220円 2005/12/01 468円 213%
8月号

サービス体系変更及び推奨該当無しの為、推奨見送り

9月号 686円 2005/11/28 1,566円 228%
10月号 1,965円 2005/12/28 2,925円 149%
11月号 - Hold - -
12月号 - Hold - -

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情報収集@上海

2006年07月27日  投稿者 S.W : 17:34

shanghai.JPG 先日よりメンバ数名で上海に来ております。
上海はN.Y.と並ぶ弊社の『定点観測都市』の一つであり、投資家との意見交換をはじめ、ビルの建築状況から何が流行っているかまで、数値だけでは読み取りにくい状況を確認するのが目的です。

そもそも、『中国で正しいのは時報と為替レートだけ』(固定レート時)と呼ばれてきました。中国政府の発表する各種経済指標が単なる誤差とは言い難いほど信用できないものであることは、読者の方ならご存知かと思います。

勿論、気温とて当てになりません。
上海では40度を超えると公共サービスが停止します。公共機関が『暑いから停止』というのも説得力に欠けますが、当の政府の発表が40度になるとサービスが停止してしまう ことを嫌気して40度を超えていても『本日は36度です』などと平気で発表してしまうのには相変わらず驚かされます。

気温すら現地に行って測らないと信用できないのですから、GDPをはじめ各種指標が信用できないのは論を待ちません。
個人債務残高の現状なども発表されないのですからある程度はじっくり現地の識者から話を聞く必要があります。
(詳しくは申し上げられませんが、実態は危機的な状況です。)

上海では浦東地区が外資金融の拠点が集中しており、そのエリアでは同業者に出くわすことも度々です。
上海の観光シーズンは秋ですが、私達は相場の閑散期に行くことが多く、旬の上海蟹を口にすることは叶わない身であります。

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東証5日続落、新興3市場は9日続落

2006年07月18日  投稿者 半蔵 : 23:21

Bull_and_bear_Teaser_80x80.jpg 本日の下げはかなり厳しいものでした。
米国が本日も下げるようだと、14000円付近までテクニカルでは抵抗線らしきものがない状態です。
日経平均(日足)を一目均衡で見ても、クモに上値を抑えられた形と、先安感が強いチャートですね。

14000円を割る事態となると、立ち直りには相応の時間を要する展開となるでしょう。
正直、推奨銘柄の中には一時撤退ラインを割り込んだ為、再エントリ待ちのものもあります。
企業の価値としては着実に向上していても、この地合では無理に抗う必要もない為、一旦引くべきところは引くことをお勧めしています。ドローダウン(一時的な下落)なしという訳にもいかないのは、残念ながら相場の常であります。

会員様には原則日曜に『今週の市況展望』をお送りしており、その提案に添って会員の皆様も先週までに殆どポジを抱えていない状況と認識しています。
今後の進展は折に触れ『本日の市況』などでも解説していきます(会員限定)。

北朝鮮の問題については、今後中国が北朝鮮の管理人としての責務を負ってくれるのかが注目されますが、ミサイル発射によって北朝鮮側は外交的カードを切り尽くしており、(ミサイルの輸出契約締結などの事実が出ない限り)足下ではこれ以上の悪化は想定しずらいかと考えています。

ただ、ここに来て米国の景気先行きが俄然不透明となり(別に昔は透明だった訳ではないのですが)、警戒感が一層強まると最初に書いた展開も想定しなければならないと考えています。
今後は四半期決算の内容により買われる銘柄と売られる銘柄の選別が厳しくなっていくでしょう。

ここは落ち着いて対応したいところですね。

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外国人投資家を接待

2006年07月14日  投稿者 S.W : 20:52

シュルツ・ベルガージャパン 投資顧問 こんばんは。また相場の話ではないのですが。。

『外国人の日本への投資は旺盛か?』と聞かれれば、『以前ほどではないが、堅調に推移するであろう』と言ったところだろうか。足元は売越しとなっているが、現在の状況を見れば積極的に変えないのは仕方のないところだろう。

確かに、昨年末のように、『一番デカイ銀行はどこだ?そこに投資する』といった安直な投資スタイルでは最早ない。
本日の利上げ決定は当然織り込み済みとはいえ、日本経済にとって非常に重要なポイントを通過したという重みに変化はない。
金の流れが逆流するとまではいかなくとも、かなりトーンダウンしているのはご存知のとおりである。

とはいえ、日本の足元の業績は堅調であり、くだらない不祥事などで無駄に評価を落としている銘柄もあるものの、全体としての評価を変えるほどのものは現時点ではない。

季節柄、あまり手を出してこない季節になってきた。
言い換えれば、夏になり早くもバカンス気分の外国人投資家がチラホラと日本に偵察にやってくる季節だ。

この季節は、もう少ししたら祇園祭などで彼等を歓迎するのが常道だが、今回は長良川で鵜飼漁を見たいというので岐阜県に。
『狩下り』という、鵜飼船と並走して漁を見る。篝火に照らされた川面が美しく、幽玄な感じさえ受ける。

鵜飼は日本に8人いて、内6人が長良川にいるという。皆宮内庁式部職に任官されている。なるほど雅なわけである。

外国人は大喜びである。それを見て私も同伴のアナリストも一安心である。
今日はいつものように根掘り葉掘り情報を聞くような野暮なことはせず、日本への投資の姿勢などを窺うだけに留めた。

あとはサッカーの話など。
このところ相場は乱高下を繰り広げているが、彼等が買ってくるとなると、早晩相場は安定するであろう。
機嫌よく帰っていただくに限る。

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企業物価指数は対前年比3.3%上昇。28カ月連続プラスに。

2006年07月12日  投稿者 S.W : 22:55

日銀による本日発表の6月の国内企業物価指数(2000年=100、速報値)の結果は100.5となり、前年同月比3.3%の上昇となりました。
上昇率は約25年ぶりの高水準となった先月から横ばいで、28カ月連続で前年同月を上回る結果となっています。

ただ、中身を見ると石油・石炭製品(前年同月比22.6%増)や非鉄金属(同54.6%増)などの価格上昇が引き続き全体を押し上げていることに変わりはありません。

一方の需要段階別では、素材・原材料が前年同月比24.6%の上昇に対し最終財は同0.3%上昇と小幅な上昇にとどまっています。これは企業の利幅を縮めていることになりますね。

今後はこれらの価格上昇をどのように製品に転嫁していくかが更に重要になります。
依然として、価格上昇を期待した先回り買いが有効になる局面と見ています。

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クレディ・アグリコル・インドスエズ(ローザンヌ)関連銘柄が急伸

2006年07月03日  投稿者 S.W : 23:03

ご無沙汰しております。

独立記念日を控えて、3日の米国市場は半ドンです。明日4日はお休みです。
大体、この中途半端な休みを連休に変えるディーラーが多いので、まぁ、週末からずっと米国は小動きと考えてよいでしょう。

今日の市場で興味深かったのはセブンシーズ【3750】でしょうか。ここはM&Aコンサルティングの丸木強氏が入っていたことである意味有名な所です。(同氏は6月5日付け辞任)

MACだけでなくクレディ・アグリコル・インドスエズ(ローザンヌ)も大株主だった銘柄ですね。
因みにクレディ・アグリコル・インドスエズ(ローザンヌ)はアポロ・インベストメントにも大株主として名前を連ねています。こちらも本日、後場にかけて伸びていますね。
その他関連銘柄も調べてみることをお勧めします。警戒するに越したことはありません。
投機と割り切れる方以外は手を出さない方が良いでしょう。

この手の銘柄は外国人の買いが入らない今日のような日で、薄商いの時に仕掛けられるのが多いのですが、重要指標の発表を通過して比較的盛況でしたね。

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SchelzBerger JAPANが仕手株? 富士紡 【3104】

2006年06月27日  投稿者 半蔵 : 01:38

富士紡 【3104】
ここ数日、『和田氏銘柄』が活況を呈していました。今後の展開によりもう一盛り上がりはあるかと思われますが、現時点では出来高も細り一相場終了した形になっています。

弊社は中・長期専門の投資顧問と考えられているようですが、時折会員様宛に送付させていただいている情報では、このような銘柄を紹介することもあります。

『和田氏銘柄』の一角である富士紡【3104】に関しては数日にわたり監視を続けており、6月21日の14時半過ぎに以下の情報を会員様宛にポストしております。
ほぼ直近の底値でお知らせしているかと思います。

【3104】の富士紡が反転の兆し。筋が降りたとの観測も。
特損消え、長期でももてる銘柄。月足で見るとソーサー・ボトムでチャートも悪くない。
詳細は今晩の『受信箱』の『本日の市況』で。
 

『こんな博打銘柄を推しているのか?』と聞かれそうです。
確かに、お祭りになれば長居は無用。ただし、当該銘柄は業績は悪くなく、お知らせした時点では長期でも拾うことは充分検討に値する株価ということで、 思惑絡みとは言えリスクを取ることが出来るとしてお知らせしたのです。

既に会員様の大部分の方は一旦利益確定を済まされているようですが、今後の推移が注目されます。
 

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本日の市況・『夢の街』【2484】など

2006年06月20日  投稿者 半蔵 : 22:14

株式市況 シュルツベルガー投資顧問
会員様には適宜、市況情報をサイト内でお伝えしているのですが、ここでの注目銘柄紹介がご好評をいただいております。
夢の街創造委員会』【2484】は60万台でお知らせ後、早くも当座の目標75万円を突破しました。

時折、メールマガジンでも紹介させていただいております。

相場の雰囲気ですが、本日は新興JASDAQも下げに転じた形となりました。ただし5日線上で推移しているので、依然調整段階との見解です。

25日線を上抜けるか5日線を下抜けるかで大きく変わってくる展開なので、ザラ場監視が出来ない方はこれを見極めてからの出動で良いと思われます。
個別にはファンコミュニケーションズ【2461】のように好材料を基に上抜けているものもあり、『好材料に反応しないが悪材料には過敏に反応』という直近で見られた最悪の雰囲気からは幾分改善されたと感じています 。

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市場再編の声の裏側

2006年06月17日  投稿者 S.W : 13:55

eye.jpg
日経の報道によると、日本証券業協会の越田弘志会長が証券取引所のあり方を議論する与謝野馨金融担当相の私的懇談会に、東京証券取引所から新興企業向けのマザーズ市場を分離するよう求める意見書を提出していた とのこと。

国内のベンチャー企業向け市場の乱立が過当競争を招いていると批判から、東証はマザーズを切り離して、大企業向けの市場に特化するよう訴えたものです。

勿論、これは越田会長の個人的見解に留まるのですが、証券業界トップによる要請だけに、今後は取引所の再編論議が広がる可能性があります。

ご存知のように、マザーズやヘラクレスなどの新興市場の銘柄には勢いだけで上場してしまった企業も多く、暴力団や新興国マフィアとの繋がりが噂される企業もいくつかあります。

なかにはMSCB乱発で『株券印刷が本業』と揶揄される企業もあり、他にもわざわざ札幌で上場する企業などがあり、今回の件を切欠に一度纏めて整理しようという機運に発展する可能性があります。

市場の健全化は投資環境においては必須のもので、歓迎されるべきことは言うまでもありません。

ただし、ここまで影響力を持ってしまった以上、摘出手術ということになった場合には相応の痛みを伴うでしょう。

問題は、村上ファンドや福井総裁の問題などひっくるめて、政権交代の時期にやってしまおうという『タイミング』にあると考えます。
現在のように金融緩和政策の終焉及び今後のゼロ金利政策解除の流れと、上記の一連の浄化作業を同時に実施すると、国内だけでなく世界的な経済のショック状況を招く『最後の一石』となりかねません。

与党と野党の画策が激しくなる時期ではありますが、政治的な意向よりも、市場の声に耳を傾けていただきたいものです。
またマスコミも福井総裁の辞任・留任などの部分的な問題に焦点を当てないで、その背後関係や日本経済における日銀総裁の立位置といったものを改めて見直す報道に重点を移すべきだと考えます。


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日経平均今年最大の下げ幅。SQ値下回る

2006年06月13日  投稿者 半蔵 : 18:07

ベア市場 世界株価


 13日の東京株式市場の日経平均株価は急落し、大引けは前日比614円41銭(4.14%)安の1万4218円60銭と6月8日の安値を下回り、昨年11月16日以来の安値水準となりました。

下落幅は今年最大で、米同時テロ直後の2001年9月12日の682円85銭安以来の大幅な調整となっております。
ただし、下落率で見ると2001年9月12日は▲6.63%で終値は9610円10銭であったので、テロの場合のほうが格段にインパクトがあった訳です。当然ですが。

弊社推奨のポジションも下落を免れませんでしたが、下落率は小さく、一様に底堅い動きを見せています。
外部局面は依然不透明であり、国内も政権交代を睨んでの画策がトリガーとなり不祥事が明るみになってきています。
本日は福井総裁が槍玉に挙がっていましたね。

外国人もモルガンがクリード【8888】の保有減を開示していました。モルガンは同社の目標株価を90万円強としていた為、かなり内部でも 非難を浴びていることでしょう。
一方でダヴィンチ【4314】に関してはGSが保有量を増やしており、売り一方向ではなくなってきた印象を強めています。

懐疑の中で相場は育つもの。
割安銘柄・業績好調銘柄には依然強気見通し継続ですが、全体の地合は暫く軟調な形となるでしょう。

 

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今回の急落について

2006年06月02日  投稿者 S.W : 00:04

市場のモメンタムは極めて悪いですね。
特に新興市場の下げは強烈です。
弊社のお客様には『信用全力二階建』のような方はいない(と、思います)ので、ぼちぼち安いところを拾っていくようにお奨めしています。
担当者にもよりますが、私は携帯の番号をお客様にお伝えしているのですが、この下げにも関わらずそんなに電話はかかってきません。まぁ、私は古株のお客様ばかりなので、これまでの含み益もあって余裕があるのは事実ですが、『わかってらっしゃる』というのもあるかと。。。

外資、特にJ●モ●ガンの方々が日本市場に悲観的なコメントを強く出しています。もともとここはマクロ的には弱気な割に個別銘柄ではやたら強気だったりするのですが、そんなに悲観する必要があるのでしょうか?

今回の強烈な下げの引き金は、アメリカでの景気後退懸念からリスク資産が引き上げられ、それが流動性の低いインドを混乱に落としいれ、インドが下がって世界同時株安へ突入し、、、と言った状態です。

では何かファンダメンタルが急激に劣化したかというと、そういうわけではありません。
アメリカの下げは、ウォルマートの減速から消費の後退が嫌気されましたが、『減速』であって後退ではありません。
寧ろこれより、財務長官がスノー氏からゴールドマン・サックス(GS)のCEOであるヘンリー・ポールソン氏に交替したのが原因かなと思っております。

ニューヨーク・タイムズなどマスコミはポールソン氏指名について『良い指名だ』と評価しています。まぁ、リップサービスですが。
本当の所はGSというのは昔から熱烈な民主党支持ですので、共和党の指導力低下が囁かれているようです。
GSはこれまでルービン元財務長官、フリードマン前大統領補佐官、そしてボルテン大統領首席補佐官などを政界に輩出している名実共に最強の投資銀行であり、政策への影響力は『投資銀行宣言』などしている邦銀の比ではありません。

ただ、ポールソン氏は今後はその辣腕で中国に対し元切上げを強く求めてくるでしょう。中国と関係の深い銘柄は要注目です。また一方で『強いドル』を標榜しているので、円・ドルは落ち着いてくることが期待されます。

共和党の指導力低下と、それと歩調を合わせてきた日本との立位置が微妙になるのは歓迎できませんが、即座にどうこうという問題ではないかと考えております。

日本企業の足下の業績は好調です。
決算の発表遅延の問題はありましたが、それは過去のものとなりました。今後は上方修正発表を期待したいところです。

現時点での最大のリスクは阪神・阪急の問題をめぐって村上氏への牽制が激しくなっている事ぐらいでしょうか。
もし、強引な解決が急がれた場合、天与の買い場が訪れる可能性はあります。(その時の為に余力は残してください)

結局、後になってからでないと分りませんが、『調整』の二文字で片付けられる可能性が高くなってきたというのが私見です。
本日、新生銀行から自社株買いのIRが出ていましたが、新生銀行にとっては良い買物だったのではないでしょうか。

この水準からなら、ポジを新規でとって良い銘柄は多数あります。
ただ、暫くは軟調な地合いが続きそうですが。


■お知らせ■■■■■■■■■■■■■■■■■■

5月26日より、Schelz Berger JAPAN 6月新規会員の受付を開始致しております。

サービスの品質保持の為、今月も若干名のみの新規会員の受付とさせていただきます。

■6月新規入会審査日程
calendar_200606.gif


弊社では株式戦略レポートの配布(6月10日配信開始予定)の他、メールによる投資相談、企業研究レポートのダウンロードサービス等を提供させていただいております。

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【過去のレポート銘柄実績】
(Hold推奨中のものは表示していません。)

レポート月 買推奨日
終値
売推奨日 売推奨株日
終値
騰落率
1月号 1,541円 2005/08/31 3,040円 197%
2月号 3,440円 2005/08/09 5,870円 171%
3月号 37,200円 2005/04/27 90,800円 244%
4月号 214,000円 2005/06/01 464,000円 217%
5月号 199,000円 2005/07/25 385,000円 193%
6月号 4,050円 2005/09/26 6,390円 158%
7月号 220円 2005/12/01 468円 213%
8月号

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9月号 686円 2005/11/28 1,566円 228%
10月号 1,965円 2005/12/28 2,925円 149%
11月号 - Hold - -
12月号 - Hold - -

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【会員様の声】
 

▲▲様

先月よりお世話になっている○○です。

先日は補足情報をありがとうございました。
お蔭さまで昨年は含み込みで800万円以上の利益を上げさせていただきました。
これもシュルツさんのお蔭です。ありがとうございます。

次回のレポートも楽しみにしております。
お体に気をつけて頑張ってください。

○○

***様

新年、明けましておめでとうございます。
●●●です。
昨年は***様のご指導の下、着実に資産を増やすことが出来、ありがとうございました。
特に、銘柄に対する取材力は目を見張るものがあり、一線を画すものと思っております。
普段、仕事で忙しいため、シュルツベルガーさんのアドバイスがあるととても心強く感じます。
今年も宜しくお願い申し上げます。

●●●

***様

お世話になっております。***です。

*月銘柄の利益確定のお知らせ有難うございました。
今まで他の投資顧問会社にお世話になっていたんですが、御社の銘柄選定方法を見て、私にはシュルツベルガーさんがあっているなと思っております。

デイトレードをやって幾ら儲けたと聞くと、やっぱりデイトレードは儲かるのかなと思っていたのですが、私の性格からするとファンダメンタル中心になぜ騰がるのかを納得した上で投資したいので、シュルツベルガーさんのレポートを見てから納得して投資できるようになりました。今後もよろしくお願い致します。

以上

Schelz Berger JAPANスタッフの皆様

こんばんわ!*****です。

*月レポート順調ですね!
主婦をしているせいか身の回りで売れている商品を出している会社の株を中心に買っていましたが、儲かったり、損したり・・・精神的にもあまりよくない日々が続いていました。

Schelz Bergerさんに入会してからは、どんな視点で企業を見ればいいか分かった気がします。(まだまだですけどね)
日々生活していると、身の回りで売れているものはわかるんですが、もっと大きな視点で見るということが欠けていたんだと思い直したところです。
初めはレポートの内容が難しかったらどうしようと思ってたんですが、主婦の私でも読みこなせるし、分からないところもサポートしてもらえるので、今では毎月のレポートが楽しみです!

今後とも、よろしくお願いしますね。

こんにちは。■■■です。

4月レポートのC&R、私もSBさんの指値で売却しました!
こんなに短期間で大きく取れて驚きです。

なんというか、SBさんの言う『プロの視点』というものを垣間見た気がします。
気のせいかもしれませんが。(笑)

レポート購入直後はいろいろと基本的な質問ばかりしてしまいましたが、
ご回答いただき、とても安心できました。

これからもよろしくお願いします。

■■■
 

 


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GMOインターネット<9449>の戦略

2006年05月26日  投稿者 半蔵 : 18:20

株式戦略レポート シュルツ・ベルガー ジャパン


GMOインターネット【9449】グループのGMOインターネット証券が5月12日より営業を開始しており、立ち上がりは順調のようです。

GMOはグループの結束を強化しています。決済のGMOペイメントゲートウェイ【3769】が、GMOインターネットの子会社であるペーパーボーイ&カンパニー(家入一真社長)の提供するカートなどのウェブショップツールでの決済を請け負うなど、グループのシナジーを追及しており、今後の展開が注目されます。

後発のGMOインターネット証券が市場に食い込むには価格での勝負などもありますが、弊社が注目しているのは、今後のAPI公開です。

APIとはApplication Programming Interface の略で、これを公開することはアマゾンやGoogleMapなどのように、サービスを一部開放していることになります。ユーザーは自分で改良、もしくは他のサービスと組み合わせて(マッシュアップ)使用することができます。この辺りはGMOホスティング&セキュリティ【3788】も一枚噛むことができそうです。

APIを開放するだけではGMOは直接の利益を得ることは出来ませんが、GoogleMapのようにデファクト・スタンダードとなることで、その領域での主導権を握ることができます。
最近、web2.0と総括される一連の流れに添う形となり、GMO『らしい』戦略といえるでしょう。

個人投資家でもプロ顔負けの株式投資ツールが手軽に作成できるようになるかも知れませんね。
弊社でも研究を進め、会員様にも有力なツールを提供できるよう検討していきます。

尤も、API公開は2006年の10月~12月の予定です。
愉しみですね。

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クオール【3034】の業績予想修正について

2006年05月21日  投稿者 半蔵 : 02:45


決算たけなわですね。

新興市場の銘柄に下方修正が多く、会計不安もあり今回は波乱含みの決算発表シーズンだと言えるでしょう。

特に最近上場したクオール【3034】などは業績修正(純利益で△16.2%)を発表しました。
修正を発表するのは致し方ないのですが、発表のタイミングが15時でした。
クオールの取引市場はヘラクレス。。。。

修正内容を見ると売上・経常利益は微増で内容は悪くはないとも言えますが、純利益は減少(△16.2%)。
その理由が課税処理絡みとあって予想の算出精度に疑問が持たれる可能性もあります。
これを嫌気した投資家が最後の10分に売り注文を叩き込みます。
私達は関係ないので傍観していましたが、ちょっとこのようなリリースの仕方は問題があると感じました。

少なくともザラ場に張り付いているプロしか対応の取れないリリース姿勢は他の投資家の信用を失うという点で会社にとっても好ましくありません。

URBANの決算発表遅延もそうですが、このような対応は海外投資家の熱も冷めますので、気をつけていただきたいものですね。

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J・K・ガルブレイス氏死去

2006年04月30日  投稿者 半蔵 : 19:35


ガルブレイスわが人生を語る(ニューヨーク発共同通信より)米国を代表する経済学者で『不確実性の時代』などの著作で知られる米ハーバード大名誉教授
J.K. ガルブレイス氏( John Kenneth Galbraith)が29日夜、老衰のため米マサチューセッツ州の病院で死去されたとのこと。
97歳でした。

米紙ウォールストリート・ジャーナルなども報じているようです。


ガルブレイス氏は大企業中心の経済システムに警鐘を鳴らし、「真の民主主義があれば、よい社会は間違いなく存続する」と、健全な社会構築に向けたさまざまな提言を行い、政治、社会、外交など幅広い分野に影響を与えた人物です。

1908年10月、カナダ・オンタリオ州生まれ。米カリフォルニア大で学んだ後、37年に米国籍を取得。第2次世界大戦中の40年代にはニューディール政策に参画、物価統制局でインフレ対策に取り組んだ実績があります。48年からハーバード大で教鞭を執られており、理論だけでなく実政策でも手腕を振るうその姿はまさに『闘う経済学者』と呼ばれるに相応しいものでした。
(共同通信より一部記事引用)
 

謹んで氏のご冥福をお祈り致します。


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【過去のレポート銘柄実績】
(Hold推奨中のものは表示していません。)

レポート月 買推奨日
終値
売推奨日 売推奨株日
終値
騰落率
1月号 1,541円 2005/08/31 3,040円 197%
2月号 3,440円 2005/08/09 5,870円 171%
3月号 37,200円 2005/04/27 90,800円 244%
4月号 214,000円 2005/06/01 464,000円 217%
5月号 199,000円 2005/07/25 385,000円 193%
6月号 4,050円 2005/09/26 6,390円 158%
7月号 220円 2005/12/01 468円 213%
8月号

サービス体系変更及び推奨該当無しの為、推奨見送り

9月号 686円 2005/11/28 1,566円 228%
10月号 1,965円 2005/12/28 2,925円 149%
11月号 - Hold - -
12月号 - Hold - -

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外資系企業となったソニー【6758】

2006年04月29日  投稿者 S.W : 00:00


ソニーとSONY こんばんは。S.Wです。明日から9連休の方も多いのではないでしょうか?羨ましい限りです。

3月末時点におけるソニー【6758】の外国人持ち株比率が50.1%となり、同社としては初めて5割を超えたことが報じられました。(日経新聞)

株主比率の過半が外国人となったことで、ソニーはキヤノン、日産自動車などと同様、「外資系」となりました。これを受けて、政治資金規正法上の理由で政治献金なども禁止されます。

尤も、ソニーほどの企業になれば献金を通じたロビー活動などなくても政治に影響力を持つので問題はないでしょう。

筆頭株主のモクスレイ&Co.はADR(米国預託証券)の受託機関であるJPモルガン・チェース バンクの株式名義人であり、以下に続くものも証券投資信託等の受託会社が並びます。

時期から見てオイル・マネーを中心としたアラブ方面、あと中国の新興勢力がモルガンなどを通じて買い漁っているようです。
また、彼らを通じて実は日本人も買っており、『外国人』といっても、元をたどれば日本人というケースは珍しくありません。

日本を代表する企業であるソニーが外資系となったことには、特に年配の方から『残念』と言う声が聞かれましたが、それだけ諸外国に評価される、真のグローバル・カンパニーになったの だと受けとめたいところですね。



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【過去のレポート銘柄実績】
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レポート月 買推奨日
終値
売推奨日 売推奨株日
終値
騰落率
1月号 1,541円 2005/08/31 3,040円 197%
2月号 3,440円 2005/08/09 5,870円 171%
3月号 37,200円 2005/04/27 90,800円 244%
4月号 214,000円 2005/06/01 464,000円 217%
5月号 199,000円 2005/07/25 385,000円 193%
6月号 4,050円 2005/09/26 6,390円 158%
7月号 220円 2005/12/01 468円 213%
8月号

サービス体系変更及び推奨該当無しの為、推奨見送り

9月号 686円 2005/11/28 1,566円 228%
10月号 1,965円 2005/12/28 2,925円 149%
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あの悲劇から20年

2006年04月26日  投稿者 S.W : 19:49

チェルノブイリ.gif


本日の日経一面に、東芝による米原子力大手ウエスチングハウス(WH)の買収の件が掲載されました。

買収には東芝の他に、丸紅【8002】、石川島播磨重工業【7013】、米建設大手フルアーなどが参加する見込みで、買収総額54億ドル(約6,200億円)のうち東芝は51%程度を抑えるようです。東芝はGEや三菱重工に対抗する算段です。

丸紅はWHにウランを納入したりWHが加工したウラン燃料を世界で販売、投資を回収する考えとのこと。昨日に前期連結純利益が過去最高となり、増配を発表したこともあり本日の株価は4.26%上昇の660円でした。

一方、石川島播磨重工業【7013】は、東芝の買収に関して「東芝との関係は今までどおりに大切にしていきたいが、本件については現段階では白紙の状態である。」と発表。
東芝に配慮をしつつも、慎重なスタンスを維持しています。この姿勢を受け株価は前日同値となっています。

買収絡みの案件は一部の人間しか知らされない状態で進行する為、プレス発表などでも3社連合となると難しいものがあります。
また、完全に締結されるまで油断のならない性質のものであり、中~長期の展望を描くには時期尚早といった段階でしょうか。この手の案件は利益を出す算段がついてから評価しても遅くはないと思います。

折しも本日は、チェルノブイリ原発事故から丁度20年になります。
買収する側は原子力という異質なものに対する覚悟と責任もあわせて求められることになります。

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ラッセル・インベストメント・グループ調査結果より

2006年04月22日  投稿者 半蔵 : 21:32


シュルツ・ベルガー投資顧問ラッセル・インベストメント・グループが機関投資家含む62社に対して実施する「運用機関の投資家展望調査」の3月度結果によると、今後1年間の日本株式市場は依然として 強気のスタンスであることが確認されました。

日本株全体で77%が強気、小型株だと53%が強気を示しています。
機関投資家が出遅れ大型株を物色する現在の状況を見ると、とても素直な調査結果という印象です。
セクター別での強気は資本財、金融、情報技術の順となっており、全体として内需関連銘柄を注目しているようですね。

足下はG.W.過ぎまでは軟調な展開が予想されますが、長期的にはまだ日本株式市場は魅力的に映っているようです。
 


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MasterIndex(tm)小売成長予測より

2006年04月16日  投稿者 S.W : 13:08


ご無沙汰しております。S.Wです。

MasterCard International(ニューヨーク州パーチェス)の纏めた、2006年上半期(1月~6月)のアジア太平洋地域における12の市場の成長見通しに関する調査結果(「 MasterIndex(tm)小売成長予測」 )が発表されました。これによると12市場中10カ所で、小売業界の成長は前年より失速すると予測されていますが、香港と日本のみが前年より高い4.2%および3%の成長率が見込まれるとの予測結果となりました。

ただ、他地域においても前年よりも『失速』するとは言え、最も低い韓国でも2.3%の伸びを記録しており、中国とフィリピンは12%の高い伸びが見込まれています。

フィリピンは昨年は大統領選挙終了後の揺り戻しがあった年だけに今年の成長率鈍化は避けられないでしょう。

レポートは「現在は失速感があるものの、年末には力強い回復を見せる」と結んでいます。

日本でも小売セクターに関心が集まっていますね。
引き続き監視したいところです。


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富士通 ここでも。。。

2006年03月10日  投稿者 S.W : 01:12


SchelzBergerJAPAN投資顧問

米国では、8日のNYSE(ニューヨーク証券取引所)自身の上場は無難に通過しました。上場といっても合併先の電子証券取引所アーキペラゴの継続という形でしたが。

200年に渡るNYSEの歴史は、これで新たなステージを迎えることになりました。

一方、日本では先日、大証がシステム増強をはかり、8本気配値を使用できるようになりました。
懸念された障害もなく快適に動作しているようです。処理速度(1秒当たりの注文受付速度)は以前の7倍ですから、速いですよね。約定件数は120万件から250万件に増強されています(ヘラクレス含む)。

因みに今回の新売買システムは、日立製作所(6501)製UNIXサーバー上で稼働しています。
これまでは富士通製でしたから、ここでも富士通(6702)は食われた形になります。
昔は金融系のシステムは富士通が最適であると言われていたのですが、みずほ誕生時のシステムトラブル、昨今の東証トラブルと良いことなしですね。(過去のブログエントリ

頑張っていただきたいものです。

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企業への取材

2006年02月22日  投稿者 K : 01:35

こんばんは。
最近は、半蔵と同様に担当企業の取材に忙殺されております。
ライブドアショック以来、新興市場は大幅に下げ、マザーズにいたっては一時の平均株価から40%も下げております。
ライブドアショックによる個人投資家の株式投資意欲の冷え込み、機関投資家の日本市場から他市場への資金シフトや決算時の調整、イランの核問題による石油不安などネガティブな要素が絡まっての展開であると考えられます。

しかし、日本の経済情勢はというと、ご存知の通りGDPは市場予想を上回る5.5%を示し、企業業績も上向いており、今後も上昇することが見込まれます。

推奨銘柄 このような時ほど、実際に足を使い、企業の経営者にお会いし、新規事業の展開、その経営者が何を考えているか”自分の目”で確認することが重要であると考えております。

先日もある企業の常務と話をする機会があり、その方に、新規事業の展開及び見込み、不採算事業の対処、次期の事業への資金投下配分、採算など多岐に渡りお話をさせて頂きました。

実際に面白いもので、会って話してみると、当該事業にどのくらいの意気込みで臨んでいるのかが肌で感じることができます。また、こちらの厳しい質問にしどろもどろになる方もいて、そういう企業は推奨しません。(その方は違いましたが・・)自分の企業の弱み、その解決策が見えていないってことですから。

私たちの仕事は机に向かっている時間も多いのですが、こうやって投資家の皆さんの代わりに足を使って調べることがいかに重要か再認識させられますね。

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調整深める日本市場

2006年02月16日  投稿者 S.W : 01:28

こんばんは。S.Wです。
日本市場は外国人の6営業日連続で売りが止まらないということで大騒ぎですが、季節的な要因もあるので、まずは様子見でいいと思います。

日経平均がテクニカル的に悪いチャートが示現している為、短期的には調整色は強まるでしょうが、割安成長銘柄に投資して中~長期で安定して利益をあげるSchelz的投資なら、動かずとも良いでしょう。

全体として今週末のGDPを見守る形になっています。4.9%コンセンサスですが、5.7%程度を期待するアナリストもいるので過度の期待は禁物ですが、安定しての成長を示すことができれば問題ないと考えます。

推奨銘柄

(今週は仲間が来日しているので、情報交換をしています。ライブドア事件は海外でも注目されていますね。)



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広島への取材

2006年02月13日  投稿者 半蔵 : 02:00

おはようございます。半蔵です。
この時期、企業業績や各種指標の発表があり、弊社も慌しくなっております。
会員様からいただいたご質問には、皆様の担当より順次回答させていただいておりますが、取材などによるスケジュール調整の為、通常より若干お時間をいただいております。
何卒、ご了承くださいませ。

かく言う私も、現在は広島県にマツダの情報収集の為、東京を離れております。
当企業も為替の追い風もあり、2006年3月業績予想(連結)を営業利益で42%増、経常利益で37%増と上方修正しています。今後の見通しを探ることが今回の目的です。

to_mazda.jpg (日曜夜の広島行きはさすがに空いていますね。)

因みに、マツダの本拠地は広島県安芸郡です。
市町村が再編の為に合併などを繰り広げている中で、小さな安芸が合併しないのはマツダからの税収という強力な財源があるからに他なりません。
マツダ復活により、広島は2年ほど前から活気付いていますね。

投資アドバイザリと言えば聞こえはいいですが、結局は足を使った情報が信頼という点で勝ると、弊社は考えております。
会員様への回答に若干の遅れが発生している点については、どうかご理解のほどをお願い致します。

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『次世代ワールドホビーフェア』

2006年01月25日  投稿者 S.W : 03:20

シュルツベルガー_取材

『次世代ワールドホビーフェア』が1月21日(土)~22日(日)と幕張メッセで開催されました。

東京モーターショウ、セミコンフェアに較べれば規模こそ劣りますが、ゲームをはじめとするアミューズメント業界の調査の一環として弊社からも参加しています。

毎回思うのですが、仕事とは言え子供連れで賑わう会場に入るのは気恥ずかしいものです。
(ただし同行した『半蔵』は目を輝かせ、知らない子供と『アフロダンサーズ』に興じていましたが。)

昔に較べると格段に娯楽が多様化した現在、手に触れられるオモチャという存在も少年少女にとっては一選択肢にしか過ぎません。
しかし、『ムシキング』の流行のように、実は今も昔も彼らのニーズは変化していない部分があります。
その声を汲み取り、発展させる力のある企業は、これからも成長を続けることができると弊社は考えます。




■お知らせ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

1月22日より、Schelz Berger JAPAN 2月新規会員の受付を開始しております。

サービスの品質保持の為、今月も若干名の新規会員の受付とさせていただきます。

■2月新規入会審査日程

シュルツ・ベルガー推奨カレンダー


弊社では株式戦略レポートの配布(2月2日配信開始予定)の他、メールによる投資相談、企業研究レポートのダウンロードサービス等を提供させていただいております。

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【過去のレポート銘柄実績】
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レポート月 買推奨日
終値
売推奨日 売推奨株日
終値
騰落率
1月号 1,541円 2005/08/31 3,040円 197%
2月号 3,440円 2005/08/09 5,870円 171%
3月号 37,200円 2005/04/27 90,800円 244%
4月号 214,000円 2005/06/01 464,000円 217%
5月号 199,000円 2005/07/25 385,000円 193%
6月号 4,050円 2005/09/26 6,390円 158%
7月号 220円 2005/12/01 468円 213%
8月号

サービス体系変更及び推奨該当無しの為、推奨見送り

9月号 686円 2005/11/28 1,566円 228%
10月号 1,965円 2005/12/28 2,925円 149%
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【会員様の声】

(Kさん:大阪府)
シュルツ・ベルガーさんのレポートは中長期のスタンスが多いと伺っておりましたが、10月号は初動に上手く乗れて大変感謝しております。
また○○様の指示も的確で、非常に安心して見ておりました。

11月号はご指摘どおり乱高下の展開になっていますが、下値で拾う姿勢でいきたいと思います。

(Aさん:埼玉県)
お蔭さまで7月号の利益確定ができました!
ありがとうございます。
○○様にはいろいろと基本的な質問もしてしまいましたが、これからもよろしくお願い致します。

 


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ジェイコム・ショック みずほ証券 誤発注と証券各社の対応

2005年12月20日  投稿者 K : 09:34

こんばんは。


みずほ証券のジェイコム株誤発注問題が発生して、
早10日が過ぎ、ある個人投資家が27億円利益を挙げたとかゴシップ紙の一面を飾っていたり、利益を得た証券会社(UBS証券、モルガン・スタンレーや日興コーディアルグループ、クレディ・スイス・ファースト・ボストン、リーマン・ブラザーズ証券、野村証券)の内、数社が利益返上を申し出ているなど、さまざまな方面で話題になっています。

今回は、事件の焦点を、次第に以下の2つに絞って、思うところを書きたいとおもいます。

1、事件の責任とその改善策は?
2、今回の事件で利益をあげた証券会社の対応は?



■まず、1事件の責任とその改善策は?ですが、

今回の誤発注は、みずほ証券側と東京証券取引所での両方での統制十分にが効いていなかったことに起因します。

みずほ側のシステムでは誤発注後、警告が出ていたにもかかわらず、他の社員が気づくまでの放置されていたとのことです。
一方、東証はというと、異常に大量の売り注文(発行済み株式総数の40倍)がでているにもかかわらず、注文を却下せず、売買停止にもしなかったということです。

当たり前ですが、まず金銭的に大きなボリュームの取引、且つ、人間によるオペレーションが介在する業務がある場合は、どのように統制を行うかが重要になってきます。人はミスをするものという前提の元、業務及びその業務の統制は構築されるべきものなのです。
なぜならば、今回のような一人の人間によるミスによって、何百億もの損出を出すようなリスキーな業務の仕組みになっているということは、企業価値を著しく損なう可能性を内包したまま放置しているリスキーな企業ということになるのです。

確かに、人がやっているんだから、可能性をなくすことは無理だという意見もわかりますが、
建設会社が100mmの鉄筋を使わなければいけないところを、30mmの鉄筋を使っていたら、皆さんも激怒されることでしょう。
30mmの鉄筋を作業者が持ってきた時点で、監督官(もしくは監督すべき機関)が『それはちがう。100mmの鉄筋をもってきなさい。』という仕組みになぜなってなかったんだという意見になったでしょう。実際、今回の構造計画書偽造事件でも、世論の意見として、監督すべき機関が民間に委託されたことにより、監視機能が働かなかった弊害が指摘されています。

今回のみずほ証券、東証の業務統制の問題、システムでの不具合問題とどう違うのでしょうか。

証券会社が扱っている商品がお金(実際の取引ではデータとして扱います)であり、目に見えないもの(もちろん画面情報には表示されますが)であっても、そのシステム及び業務は構造計画書偽造問題と同様に、どのように監督されるべきかは議論されるべきです。

実際、誤発注と思われる注文が発注された場合(発行株式数以上の発注、5%以上現在の株価と売買株価が乖離しているなど)、
①システム上に警告を出す。
②上司にそのデータが自動転送され、承認されなければ、発注されない。
などのシステム上の仕組みが構築されるべきです。

例えば、昔なつかしのアメリカ横断ウルトラクイズの帽子を担当者にかぶってもらい、誤発注と疑わしき発注処理が行われた場合、担当者の帽子上のクエッションマークが音を立てて立つ形でもいい訳です。ほんとに、冗談ではありませんよ。それで、誤発注を防ぐことができれば安いものです。

どのような形であれ、株主価値、ひいては市場の信頼性を揺るがす事態を引き起こす可能性があるものは、企業の責任として、コントロールして頂きたいものです。




■次に、2、今回の事件で利益をあげた証券会社の対応は?ですが、

与謝野経済財政・金融担当相から「誤発注と認識しながら、その間隙(かんげき)をぬって自己売買部門で株を取得するというのは美しい話ではない」と利益を上げた証券会社への批判を受け、UBS証券、日興コーディアルグループ、米リーマン・ブラザーズ証券などが利益の返上を検討しているということですが、この件について、皆さんはどう受け止めたでしょうか。

『CSR等を考えたら、当然のことじゃないか』と考えていらっしゃる方も多いと思いますが、実際、建前はそうであったとしても、金融庁に睨まれたくないといった思惑が見え隠れしますね。

なぜでしょうか。現在の日本では、各証券会社は金融庁の統制化にある為、金融庁に対してできる限り悪い印象を与えたくないのです。

実際、私も金融庁の監査が入っている現場を見たことがありますが、通常業務が行われている時との雰囲気の違いに戸惑った記憶があります。最近も、ある金融会社の次長さんが『明日から金融庁の監査があるから、忙しくなるんだよ』と嘆いている現場に居合わせました。
証券会社にとって、金融庁はアンタッチャブルな存在ということでしょう。
また、金融庁の監査も最近では『企業のコンプライアンスに対する監査』に重点が置かれだしています。
ということは、金融庁に悪い印象を持たれることは、なんとしても避けたい訳です。

実際、数年前の証券会社による空売り乱用によって、空売り規制違反を行った証券会社は株式の自己売買停止や業務改善命令を出されるなどのニュースがありましたが、実際に行政処分が行われた証券会社を見ると、金融庁とうまくやっている会社とそうでない会社が垣間見えます。

最近では、東京三菱銀行)の顧客の預金約10億円が、派遣社員によって、不正に引き出された事件での金融庁の対応と、シティーバンクのPB部門の不祥事に対する金融庁の対応を見て頂くと、日本の金融業界の構造が少し垣間見えますね。

今後の証券各社の対応を注意深く見守りたいと思います。(実際、金融庁によっていっている様がかいまみえるのでしょうはないでしょうか。一方で、野村證券の対応、コメントを見るとより面白いのではないでしょうか)

今回の事件を機に、個人投資家の皆さんが、安心して投資できる環境が整備されることを願うばかりです。

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感謝祭のポイント

2005年11月24日  投稿者 S.W : 12:01

Woman's eye_small_128_90.gif

おはようございます。

アメリカは感謝祭前ですので薄商いになっています。
感謝祭では何と言ってもアメリカの小売産業に注目です。
多くの小売産業にとって、感謝祭期での売上げで年間の損益分岐点での売上げに達します。

ご存知のように、アメリカは土地を担保にした借入れで消費をまかなう方式が幅をきかせています。
住宅バブルが崩壊の兆しを見せているアメリカにとって、感謝祭での個人消費の減速感が漂えば、一気に調整に向かう可能性も出てくるので注意が必要です。

また、今回の感謝祭商戦におけるネット販売の伸びにも要注目です。

ソフトバンクによるADSLの普及で日本も通信インフラではトップクラスの国になりました。
音楽に代表されるコンテンツはパッケージ販売するよりもネット販売するほうが遥かに販売コストが低い時代です。
故に、アメリカでのネット販売の伸びはそのまま日本にも映し出されます。
アマゾンなどの銘柄に代表されるこれらの伸びが顕著になると、日本においても比較的出遅れているサイト系の銘柄が見直されることでしょう。

注目しておいて損はありませんよ。


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会員の方には株式戦略レポートの配信(12月5日配信開始予定)の他、メールによる助言サービスなどを提供しております。

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現在の相場状況

2005年11月20日  投稿者 S.W : 00:50

こんばんは。

先日のブログで書いたように、航空機の受注は空前の上昇を見せており、これを受けて三菱重工(7011)などの銘柄が先週は見直されていました。
この流れは周辺産業にも波及し、スポンジチタンなど航空機に必須の素材関連などが他に較べて堅調に推移しています。

先週、日経平均は14000割れを伺うかと思われた調整から一転高値になりました。
銀行の上方修正発表など、国内の材料に加え、ナスダックの高値更新などの海外の要因が加わりました。

一方で、懸念としては信用買残が4兆円に乗せたことなどが上げられます。
これはITバブルの頃と同じ水準です。
ただし、そもそもの売買高の増加が圧倒的であり、今後も個人投資家に代表されるプレーヤが増加することを考えると、評価を改めなければなりません。

外国人も買い越しており、いよいよバブルの萌芽が見えてきました。

ただ、株式市場は、最後に勇気を見せた者が敗北します。
ファンダメンタルの要素を離れた銘柄は特に、少しずつ慎重になる姿勢が必要となってくる展開です。


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ドラッカー氏死去

2005年11月15日  投稿者 S.W : 05:04

こんばんは。

ピーター・ドラッカー氏が12日にこの世を去られました。
95歳でした。
『スペース分析』など、経営コンサルティングにおける理論の構築、および前線に居続けようとする姿勢など、氏は多くの経営コンサルタントに影響を与えてきました。

クレアモント大学(CGU)はウェブに追悼文を記載しています。

Peter Drucker gave us these gifts in a particular time—the Twentieth century—with a particular message—management as an antidote to totalitarianism, to amorphous materialism, to dehumanizing bureaucracy.  It falls to all of us now to carry this legacy into the Twenty-first century, in what we do and in how we live.

ドラッカー 氏の贈物を、如何に21世紀に敷衍・発展させていくか、これを機会にもう一度自分に問いてみようと思います。

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資生堂のブランド戦略

2005年11月10日  投稿者 S.W : 01:19

こんばんは。
先日の『日経ビジネス』に資生堂のブランド戦略の記事がありました。
資生堂が『マキアージュ』というブランドを作り上げ、それに通常よりも多大な広告費(通常1ブランドに1人だが、4人も女性タレントを投入する等)をかける代わりに、プライスレスタグ(希望価格を表示させない)によって値下げ幅を販売店側の売り文句にできなくし、値崩れを防ぐなどの手を打っているのが奏効しているという内容でした。
実際、2006年3月期中間決算では、新美白美容液『HAKU』及び8月スタートの『マキアージュ』の効果で国内化粧品売上げが+1.5%となっています。
海外での売上げも好調で中間期での営業利益は対前年比+59%ですね。

今回のブランド統廃合、ひいては資生堂の復活の鍵を握るのが2005年2月就任の前田新造社長です。

アンシャン・レジーム破壊の象徴として14人抜きで代表取締役に就任。
勿論、昨年に実施された創業以来初の早期退職制度導入の実行部隊長という実績を引っさげての就任です。
コストカッターとしての意識の高さが株主にも人気です。

さらに前田氏は『資生堂』の名を冠さない初のブランド『イプサ』を創設するなど、ブランド戦略においては以前より高い評価を受けています。

『イプサ』は既存の資生堂ユーザーとは異なる消費者を開拓する目的で創設され、当初は苦戦しました。
事実、『イプサ』立上後、程なくして前田氏は異動させられます。
ところがその後、『イプサ』は躍進し、資生堂ユーザーの裾野拡大に貢献します。
結果、前田氏は呼び戻され、出世の本流に返り咲いたのです。

今回の『マキアージュ』のブランド戦略は見事なものでした。

前田氏の次なる打ち手にアナリスト達は注目しています。

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富士通 再び

2005年11月01日  投稿者 S.W : 23:44

こんばんは。
昨日より11月の『株式戦略レポート』の発送を開始致しました。
日経が好調な中、足元不安定な動きもするかとは思いますが、逸材なので安いところは強気で拾っていきたいところですね。

7月・9月銘柄もようやく目標ラインに達成しそうです。
10月銘柄は予定より早く目標ラインに達成するでしょう。

お蔭さまで今月もご好評賜り、今月会員も間もなく締め切りとさせていただく模様です。

***

さて、本日は東証が午前停止していました。弊社にも問い合わせがありましたが、特に携帯で相場をチェックされている方は何が起こったかすぐには判らず、焦られた方も多かったようです。

東証システムの受注元は富士通【6702】です。

因みに『みずほ銀行』が誕生した時、ATMからお金が引き下ろせない事件が発生しました。その時のシステム担当は富士通(第一勧銀)&IBM(富士銀)&日立(日本興業)の三社連合でしたが、ATM事件の主原因である、負荷に耐えられなかったリレーコンピュータはというと、富士通製でした。

いろんな意味で富士通さんには頑張っていただきたいところです。

富士通は本日▲12円(-1.57%)で短い取引を終えています。

今回の事件に関し、東証の常務取締役である天野氏は、東証と富士通の両社で「(事前検証やテストを)必要な期間、回数はやった」という発言をしていましたが、今回の処理は明らかに『通常サイクル』といわれる、通常業務処理なのでテスト不足は間違いないですね。

テストの際には『コンディション』と呼ばれる、様々な状況を想定してテストデータの投入を実行します。
祝日・月末・年末・うるう年etc...
東証のシステム規模だと、改修部分だけで少なくとも数千のコンディションが求められる筈です。
最近の急激な外国人買い(と言っても、元を正せば日本人の金だったりするのですが)に焦った東証が、無理難題な納期を富士通に提示した可能性もあります。

東証側は富士通に訴訟という形で責任を問うことを仄めかしていますが、運用側が東証である以上、改良部分を含めて東証側で運用への引継ぎ・検収はしているわけで、少し厳しいかなと見ています。ただ、富士通が今後の受注を見据えて大幅な譲歩をする可能性もあり、対応が注目されます。

問題は東証だけかと言うとそうではなく、本日もジャスダックは処理遅延していましたね。


中~長期の運用の多い弊社会員様にはあまり影響はないでしょうが、あまりにもこのようなトラブルが頻発すると日本市場・ひいては日本経済に対する不信ということに繋がりますので、由々しき事態と受け止めて対応していただきたいところです。


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航空機関連の復活

2005年10月24日  投稿者 S.W : 22:30

こんばんは。
夏ごろに騒ぎになった日航機のトラブル騒ぎも、気付けば沈静化の方向にありますね。
特に日航は従来ボーイング系列の機体を保有しているところへ、エアバス主体の日本エアシステムと統合された為、整備体制に混乱があったことが指摘されています。

長年、商用旅客機は高速化か大量輸送化かというテーマで競われてきました。
前者の代表がボーイング、後者がエアバスだったわけです。

[Boeing Sonic Cruiser ボ社HPより]
sonic-cruiser.bmp


コンコルドの事故そのものというより、コンコルドの運行が赤字だったことが注目されたこともあり、高速化陣営は大きく後退しました。

一方、2階建て機体A380を投入し、『空飛ぶホテル』を謳ったエアバスは躍進し、受注をとります。

ボーイングも大量輸送に舵を切りました(ただし高速機は日本と共同で開発続行中)。

ただし、エアバスの2階建て機体は2階対応タラップの購入などの費用が特別に発生します。また、大型化は滑走路の強度見直し、滑走距離からくる使用飛行場の制限などの問題も抱えます。

これに対し、より導入のハードルを低くした選択肢としてボーイング747Advancedが発表されました。(21日、CNN)
従来の747の長胴タイプの747-400の416人を上回る450人乗りで、コストが6%ほど抑えられるという売り文句です。
ボーイングの大量輸送テーマの巻き返しが本格化します。

航空産業は厳しい不況が続き、航空機の供給過多から、ボーイング747旅客機は最近は1機も売れていませんでした。
しかし2005年から、買換え需要も追い風に産業内の景気が急速に回復を遂げたことから、全世界の大型商用機市場における今年度の受注量は過去最高の1,600機に到達する見込みであると言われています。

飛行機の部品や飛行場施設関連の銘柄は要注意です。
既に航空機部品の受注増で中間期上方修正の企業なども出てきていますね。


*おしらせ*******************

当社は11月新規会員の入会受付をはじめました。
会員の方には株式戦略レポートの発送(10月31日予定)の他、メールによる助言サービスなどを提供しております。

【過去のレポート銘柄実績】

レポート月 買推奨日
終値
売推奨日 売推奨株日
終値
騰落率
1月号 1,541円 2005/08/31 3,040円 197%
2月号 3,440円 2005/08/09 5,870円 171%
3月号 37,200円 2005/04/27 90,800円 244%
4月号 214,000円 2005/06/01 464,000円 217%
5月号 199,000円 2005/07/25 385,000円 193%
6月号 4,050円 2005/09/26 6,390円 158%
7月号 - Hold - -
8月号

サービス体系変更及び推奨該当無しの為、推奨見送り

9月号 - Hold - -
10月号 - Hold - -

■ご注意
過去の実績は将来の利益を保証するものではありません。

株式戦略レポートは会員様限定のサービスの為、 非会員の方がご利用いただくには入会手続きをしていただく 必要があります。
会員サービスの詳細はこちら


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銀行株上昇の留意事項

2005年09月27日  投稿者 S.W : 22:37

こんばんは。

少人数の会社にありがちな事ですが、この季節はどうしても法人部隊の助っ人に借り出されることが多くなりますね。

『10月の投資戦略』が公式サイトにUpされましたので、会員の方は確認して下さいね。

で、その相場の方ですが、メガバン→地銀の上げは予想どおりの展開ですが、銀行を買う際は以下のポイントを忘れないでくださいね。

いや、簡単なことです。(会員の方には以前にメールで同内容のことをお伝え済みですが、リマインドということで。)

2006年3月決算から、『繰り延べ税金資産の自己資本に対する算入制限』が導入される見通しです。
対象は主要11行。10月には正式決定するでしょう。

『繰り延べ税金資産』というのは、将来還付される税金を資産に予め計上したものです。
これを自己資本に算入してしまうと実態との乖離が発生してしまうということで、金融庁が制限に動いたわけです。

制限は段階的に実施される予定で、2006年3月末から
40%→30%→20%になる見込みです。

銀行の業務には一定の自己資本を保つことが義務付けられていますので(BIS規制)、自己資本を増強する動きが出るでしょう。

これは勢い、株主に不利なアクションが取られる可能性を示します。
あるいは、貸し出しを圧縮することも考えられるので、景気回復局面で大きく業績の足を引っ張る可能性もあります。

対象行の中で、UFJホールディングスと三井住友フィナンシャルグループの2行は、自己資本に占める繰り延べ税金資産の割合が47%超となっています。

銀行の株を買う時は、これらのことも頭の片隅にはおいてくださいね。

*お知らせ*******************
ご好評をいただいております株式戦略レポートの10月号の配信を開始いたします。

 発送開始日:9月29日



今回も地道な調査に基づき、『株価ではなく、企業の価値を見据えた投資』に従った銘柄選択となっております。



【株式戦略レポート過去の実績】 (Hold推奨中のものは表示していません。)

レポート月買推奨日
終値
売推奨日売推奨株日
終値
騰落率
1月号 1,541円2005/08/31 3,040円 197%
2月号 3,440円2005/08/09 5,870円 171%
3月号37,200円2005/04/2790,800円244%
4月号214,000円2005/06/01464,000円217%
5月号199,000円2005/07/25385,000円193%

■ご注意
過去の実績は将来の利益を保証するものではありません。
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買収ファンドがやってくる

2005年09月15日  投稿者 S.W : 19:07

以前のブログで、『9月から大型案件が来ますよ』と触れていましたが、その一つである米国のコールバーグ・クラビス・ロバーツの東京進出ニュースがやっとリリースされました(現地13日)。
頭文字からKKRと呼ばれる老舗買収ファンドです。
同時に香港にも進出します。結局、上海は今回は選ばれませんでした。
一部で『何故に香港?』とも言われていましたが。。。

米欧を拠点とする多国籍企業にとって、『アジア・太平洋の拠点』として東京→上海にシフトする傾向があったわけですが、今回は日本が選ばれたわけです。
中国は隠し不良債権が膨大であるという見込みから、ニュースから伝え聞くほどの強さはありませんし、まだ日本株は割安といえる水準にあります。

ナビスコやトイザラスの買収で有名なKKR。
今はまだチーム編成の段階で、進軍ラッパを吹くのはもう少しあとですが、その辺りのお膳立ては結構、同業者が協力していたりするんですよ。
市場が盛り上がるのは、投資家にとっては歓迎すべきことなんですけどね。


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選挙相場

2005年09月11日  投稿者 S.W : 19:16

こんにちは。
選挙、みなさんは投票を済まされましたか?

正直、SQ終了後であることと、選挙のある週末ということから、金曜の引け間際までの強さは意外に感じました。
ただ、結果がどうあれ、選挙前に短期投資のポジの縮小をお奨めすることは間違いではなかったと思っています。
選挙直後は下げるのが通常です。夏枯れを乗り切っての現状ですから尚更調整がありそうな気配はあります。
ただ、今の外人買いの動機を聞いて回ると、『経済が政治の助けを必要とする時期は過ぎ、経済の自律的な回復・発展に期待する』という声が大きいです。
実際はどうあれ、問題は彼らの思惑が日本買いであることが重要なわけで、経済的な側面から見れば構造改革が進んでいるように受け取られる結果さえ出れば、多少の調整はあるものの日本買いは続きそうです。

勿論、会員様に月1本配信している推奨銘柄はそのままで良いと考えています。


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京都出張

2005年09月05日  投稿者 S.W : 22:01

台風が近づいていますが、皆さんは大丈夫でしょうか?S.Wです。

ようやく、京都出張も終了を迎えようとしています。
今回も法人のお客様を中心にいろいろとご相談させていただきました。
また、Kさんをはじめ、最古参の会員の方と食事できたのも良い思い出です。
こんな風に、和気藹々とした雰囲気が私は好きなのかも知れません。

現在、市場は外国人の買い越しが目立っています。今までは外国人の買い越しと言っても、実際は日本のカネだったりした訳ですが、いよいよ本格的な流れとなってきました。
ただし、外国の部隊は概ね日本の自民優勢を織り込んでいるため、ちょっと楽観すぎるきらいがありますね。機動的な運用をしている方は、いったんポジを軽めにすることをお奨めいたします。

現在はまだまだ大型株が買われていますが、この流れは波及していきます。どのようなパターンが考えられるかは会員様向けメールで配信していますので、確認しておいてください。

***
この季節の先斗町は鱧もさることながら京茄子が美味しくなってきます。
ちょっと東京に帰るのが残念です(仕事も溜まってるでしょうし)。

kyoto.jpg
京都オークラは先斗町に近くて常宿となっております。

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HQ銘柄の注意事項

2005年08月17日  投稿者 S.W : 00:33

こんばんは。S.Wです。
ドイツ海外出張の後、体調を少し崩しておりました。
新サービスの開始を控え、大事な時に申し訳ございませんでした。
メールをいただいた会員様のお蔭で、元気をいただくことができました。ありがとうございます。


さて、メールでいろいろお問い合わせいただいているHQの銘柄、特にBBT(3776)について、少し。
公募2500の内、本日だけでも1000超をこなしており、1000万円の大台を窺うところまできました。
ところが実際、お盆ということもあり、正直、私達にもあまり情報は出回っていません。
投信の買いも囁かれていますが、金融の自由化以降、投信の設定は急激に易化しており、もし投信とすれば歴史の浅いものの可能性が高いです。
また、来週よりHQの遅延防止策として気配値一本化となります。
この影響ですが、何しろ嘗て無いことでもあり、正直わかりません。(すいません)


『わからない場合は売り』というお話をメールではさせていただいており、既に一旦退避されている方もいらっしゃるかと存じます。
ガンホーと比較すればまだまだ上値の余地はあるものの、不確定要素が多い故、ホールドしても1000万で調整は不可避と見ます。丁度気配値のタイミングと重なりますし。
個人投資家は意気軒昂ではありますが、もう少し確度の高い銘柄を拾う方をオススメいたします。
(デイ・トレーダーの方は別ですが。)

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日経12000円にタッチ

2005年08月04日  投稿者 S.W : 01:53

こんばんは。
復帰したものの、作業が溜まっていてなかなかキツイ日々を送っております。
その一方で日経はいよいよ12000円にタッチですね。
99年以降の株価の戻りでは日本が出遅れていたので、結局見直し買いから調整されているとの説がマーケットでは有力です。ここにきて米国の指標が強かったので、それに連動しているわけです。


確かにその場合、足下は続伸もあるでしょう。
ただ、週末の国会審議もあり、やみくもに新規ポジをとるのは避けたいところ。
新興もいよいよ調整色を強めています。
どこに投資すればよいか判らない場合は、『休むも相場』の心境で良いと思いますよ。

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無料セミナー及び懇親会のご案内

2005年07月22日  投稿者 S.W : 00:30

2004_summer.jpg

こんばんは。
調整は近そうな状況ですね。
さて、日頃お世話になっている皆様には無料セミナーご案内のメールが届いているかと思います。

是非、確認してくださいね。

【メールより一部転載】--------------------

おまたせしました!

今年も、財務コンサルティングをはじめとする弊社サービスを受けてこられた皆様を対象に、無料セミナー&懇親会を開きます。

参加希望の方は当メールに『参加希望』のタイトルを付記してご返信願います。

尚、都合により開催場所等の変更が発生する場合がございます。

その際は改めてメールにてご連絡さしあげます。



皆様のお越しをスタッフ一同お待ち申し上げております。



■日時
8/5(金)

17:30-19:00(開場17:00)
19:00以降は場所を移しての懇親会となります。


■場所
銀座2丁目12-3ライトビル5F会議スペース


■内容
『テーマ別投資の実践』 (XXX)
『補足手段としての短期テクニカル分析』 (XXX)
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講師は、私と半蔵です。ブログなので実名は出さないでおきますね。
去年のスタッフも参加予定なので、お互いの近況報告を兼ねて楽しくやりましょう!!

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ご無沙汰しております

2005年07月16日  投稿者 半蔵 : 00:41

半蔵です。更新が滞りがちで申し訳ございません。今日は法人のお客様のご招待で飲んでおりました。


さて、今週は6月レポート銘柄の急上昇もありバタバタした一週間でした。S.Wが月曜には戻ってくるので何とかなるでしょう。
今年は例年よりも夏期休暇を前倒している関係上、告知が遅れ気味になっておりますが、会員様限定の無料セミナー(懇親会)を今年も開催いたします。

告知は来週にでも出ると思います。
また皆さんにお会いできることを楽しみにしております。

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Dシティについて思うこと

2005年07月08日  投稿者 S.W : 19:58

こんばんは。
一応、ほとぼりも冷めたことなので。
まぁ、彼については私達のような者やVCの方々からいろいろ言われていました。あまりそういう所に首を突っ込むのは好きじゃないのですが、余波のありそうな所を見極める動きも活発です。


この件については、逮捕前日のチャートが示すように、一部の寝返りがあった訳ですが、個人投資家はこのような銘柄に手出しは無用です。
非会員の方でも、彼がどのような経営者と繋がっているかは簡単に調べることができると思うので、退避しておいてください。
問題は、薬物云々よりも、本気でダメージを与えようとしている部隊がいることです。


■追記
一部のお客様にはご連絡いたしましたが、本日より1週間お休みをいただきます。
市況を鑑みてちょっとだけ日程をずらしました。
しばらく半蔵が担当しますが、私もちょっと更新させていただこうかと思ってます。

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地合いの確認

2005年07月07日  投稿者 S.W : 22:00

こんばんは。
ファンダメンタルを重視するのが我々の姿勢ですが、要素数が多い日経を占うにはチャートがモノをいってきます。
ご覧のように、日経(週足)は下値を切上げる形で推移しており、夏枯れ相場が到来したとしても10800よりは底が上昇し、11000程度になるでしょう。
勿論、これは日銀報告に見られるような楽観的な見通しが台頭してきたことや、円安を背景にしてのことです。また、ブルな要素としては信用買残の減少が挙げられます。
加えて、3月決算の発表時期に加えると不安要素が払拭されて、そろそろ四半期の予想修正が出始める頃です。注目ですね。
下げの要素としては、やはり原油高、ダウの弱さがあります。いずれにせよ、11800近辺で一度調整をかける可能性が高いので、スゥイング・トレードを中心にする方は、そろそろ大型ロットの注文は控えた方がいいかも知れませんね。


225chart0707.gif


【追記】
今日も財務局に訪問していました。サービスの変更には時間がかかるのですよ。日本は特に。私達も辛抱してますので、皆さんもご協力お願いしますね。


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新興の雲行きが。。。

2005年07月05日  投稿者 S.W : 20:01

怪しいですね。
ちょっとここは慎重になった方が良さそうです。
中期・短期の方は逃げ足を鍛えておいた方がいいでしょう。


前にも書いたとおり、そろそろ休暇をとるトレーダーも多く、いったんポジを落とすでしょう。
因みに、私は来週、休暇をいただきます。


その間、ブログは『半蔵』くんが更新する予定です。よろしくお願いしますね。


昨日は、弊社新サービス開始に当り、関東財務局へ行きました。
私の母校の傍の湯島にあります。(本局は何故か『さいたま』にあります。)
相手が『クール・ビズ』だからこちらもラフな格好でいいだろうと思っていたのですが、普通にネクタイしてました。一体、あれは何のパフォーマンスなんでしょうか?


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ボロ株相場終焉

2005年07月01日  投稿者 S.W : 01:48

昭和ゴム→Sサイエンスといった、ボロ株相場が終焉の兆しです。また、直近IPO銘柄も弱くなってますね。

ボロ株が噴くのは相場の末期的状況と言われます。
7月から休みをとるトレーダーも多く(今週は少し早めの傾向です)、それを危惧した形になっています。

とは言え、注目銘柄も確りとあげているので捨てたものではありません。

ボロ株が噴くと、どうしても中・長期のスタンスを推奨するお客さんの中には面白くないと考える方も多いようですが、まぁ、いいではありませんか。

ボロ株相場が1年中続くなら話は別ですが、年間を通じてなら私達に軍配が上がると信じています。Sサイエンスで2倍を確実に抜いた人は少ないでしょう。
IBダイワも、企業買収という材料を出しましたが、赤字会社にしては膨大な買収額なので時間を使って調べた方が良いと思います。

焦らず、私達は私達のやり方を守ろうではありませんか。


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分轄後追いは得か?

2005年06月28日  投稿者 S.W : 17:08

分轄発表日 A:分轄発表翌日終値 権利取得日 B:権利取得日終値 コード 銘柄 分轄比 効力発生日 A:B 上昇比率
4月22日 424,000 8月25日 N/A 4763 クリーク・アンド・リバー社 1→5 10月20日 N/A
6月24日 1,000,000 7月25日 N/A 7836 アビックス 1→5 9月15日 N/A
5月20日 420,000 6月24日 437,500 2389 オプト 1→4 8月19日 4%
5月26日 259,000 6月24日 273,333 2392 セキュアードキャピタル 1→3 8月19日 6%
5月25日 538,000 6月24日 526,000 2440 ぐるなび 1→5 8月19日 -2%
5月18日 140,200 6月24日 136,400 3360 グリーンHS 1→5 8月19日 -3%
5月19日 102,000 6月24日 103,000 3723 日本ファルコム 1→5 8月19日 1%
4月26日 282,000 6月24日 266,000 4700 アクセス 1→5 8月22日 -6%
5月17日 159,800 6月24日 139,000 6784 プラネックスコミュニケーションズ 1→5 8月19日 -13%
5月27日 923 6月24日 1,033 6883 日本電産コパル電子 1→4 8月19日 12%
6月1日 93,000 6月24日 101,667 7641 フォー・ユー 1→3 8月19日 9%
5月20日 160 6月24日 163 9374 軽貨急配 1→5 8月19日 2%
5月26日 45,667 6月24日 94,000 9479 インプレス 1→3 8月22日 106%


こんにちは。
上表は、最近の1:2より大きい比率での分轄銘柄について、分轄発表翌日の終値と権利取得日の終値を比較したものです。
上図のように、意外と大きな上昇はなく、寧ろ下落しているものもありますね。
以前ですと、分轄発表後も数日高値をつけるのですが、最近は分轄発表の翌日には織り込まれ、事前に分轄を予測しない限り、分轄の旨みはなさそうです。

実はクリーク&リバーは弊社3月レポート銘柄(既に利益確定の為、公表)なのですが、分轄というより業績を見直されての買いであることが窺えますね。

分轄が発表されたからと言って、慌てて翌日に高値掴みせず、銘柄を研究してから投資するという基本を守った方がよさそうですね。


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注目銘柄フォロー(大日本インキ)

2005年06月27日  投稿者 S.W : 23:12

こんばんは。
レポート銘柄、4月分も利益確定できました。
ありがとうございます。


さて、注目銘柄の方ですが、大日本インキは先日もお伝えしたように様子見です。
売残が積みあがってきて、更にブレイクなのではという声も囁かれているようですが、(ザラ場は見てませんが)大きなプレイヤーも入ってきてるようですので、方向を見定めてからでもよいでしょう。
 
売残が多いといっても、数日の出来高でこなせる程度なら、あまり惑わされない方がいいです。

寧ろ、割安銘柄で上昇の機運はあるものの、既に買残が多くて敬遠されてきた銘柄の買残が減少し、均衡してきたタイミングを取るほうが効果的な場合が多いです。

さて、バーゼルの国際決済銀行の年次総会で、日銀の金融緩和政策が転機を迎えているという見方が強まりました。景気の本格的回復まで緩和策は継続するという基本姿勢が徐々に変わってきているようです。福井総裁の能動的な緩和策も限界が近づいてきたということは、前から指摘されている(札割れなど)ので、相場もある程度は織り込んではいるでしょうが、マイナス材料ではあります。
もう少し推移を見守りたいと思います。


逆に、次の日銀短観で、そう悲観的な数字が出てこないのではないと見越しているからではないかという気もしますが。。。

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注目銘柄:大日本インキ(4631)について

2005年06月21日  投稿者 S.W : 08:59

おはようございます。
(以下の内容は既に会員様にメールした内容の再掲です。)


大日本インキについては、6月7日にブログで以下のような記述をしました。
----------------------------------------------
■大日本インキ(4631)  5/8ブログ記述

282→312: 現在注意必要。かつての天井の310ラインが今度は底値のサポートとなっており、更に25日線とまじわるところですね。業績から見て反発の可能性が高く、以前触れたように、実は割安な株です。ところが気付かない方もいるようなので、売りが出てうっかり310割ったら一旦利益確定でいいでしょう。
反発の可能性が高いので、反発を確認すると買足しで良いと思います。

-----------------------------------------------

その後の展開は310ラインできっちり反騰しました。
リストラの状況から見てHoldしたいところですが、本日(注:6月13日)に以下のようなニュースが流れており、350円を以て流れに掉さされる可能性があります。

-----------------------------------------------
大日本インキ化学工業(4631)の株価は、足下、300円台前半で調整している。
 モルガンスタンレー証券の6月13日付けレポートによると、同社株価の動向のポイントとなるのは、欧米のリストラ正式発表と新製品であるTFT液晶の販売開始であるが、現段階ではともにタイミングが遅れるリスクがあるとのこと。しかしながら、会社側が05年度までにリストラを完了させるとしていることや、06年度には特別損失が大幅に減少することを踏まえ、証券側業績予想を修正したと報告。この修正  で06年度EPS予想を25.24円→32.82円に引き上げたことに伴い、目標株価を275円→350円(PER10.7倍相当)に引上げ、投資判断を「Equal-weight」(中立/3段階)継続としている。
 なお、ドイツ証券は5月12日付けレポートで、決算発表後の説明会を受け、欧米におけるリストラクチャリングに関し、マネジメントの強い意志を確認できたとして、レーティングを「Hold」(中立/3段階)→「Buy」(最上位)へ引き上げてると報告している。
-----------------------------------------------

この証券会社による意見の違いや思惑は別途メールしますが、350円辺りで戸惑うようなことがあれば、短期は勿論、中期の方も一旦引き上げても良いと思います。長期の方は引き続き放置で良いと思います。

あくまでもこれは所感であって、投資は自己責任でお願い致します。


***
今日は350を試す展開なので、時間のある方は注意してみてください。
MとDの思惑が見れて面白いと思いますよ。


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四季報相場

2005年06月16日  投稿者 S.W : 17:20

こんばんは。
本日は四季報発売日の為、地力のある企業が当面は見直されるでしょう。所謂『四季報相場』というものです。春号と比較して予想が上振れしているものを拾っていくのは、良い手です。


会社四季報 2005年3集夏号 [雑誌]
会社四季報 2005年3集夏号 [雑誌]

注目銘柄のゼンテック・テクノロジー・ジャパン(4296)の今日の上昇は四季報の記事が影響とみられます。移動体向けデジタルテレビ受信機に対し韓国メーカーに資本参加している話は、会員様ならご存知ですよね。


最初に書いたように、基本的にば好業績・話題性のある企業が物色される傾向が一段と加速する動きです。外国人も日本の割安度を見直す動きなので、好業績を確認して徐々に戻ってくるでしょう。当初の戻り予想より若干遅れ気味ですが、その分、業績を確認するニュースには過敏に反応してくれるでしょう。


7月あたりから、今期業績見通しの上方・下方修正が散見されることになるでしょう。発表のあるなしに関わらず、真の意味で割安なものを着実に拾っていきましょうね。

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ゴルフな日

2005年06月14日  投稿者 S.W : 20:45

こんばんは。
今日は平日なんですが、法人担当時代のお客さんである大阪の某企業社長とゴルフでした。
私にとってゴルフは30ドルでやる庶民のスポーツで、実は上手くもないし特別好きでもないのですが、お客さんとは長いつきあいなので喜んで参加させていただくことにしました。


きっかけは財務コンサルティングだったのですが、何とか経営も持ち直し、相場の方も『安心して所有できる』銘柄でポートフォリオを組んでいるので、平日でもノンビリできるわけです。
デイ・トレーダーには出来ない、一つの投資スタイルの完成形があると思います。
(私はデイ・トレードを否定しませんが。)

pic_0072.jpg

(お客さん。70後半だがコース取りも銘柄選択も見事の一言。)


私は、チョコレートを手にして意気揚々だったのですが(お客さん相手でも手を抜かない)、お客さんもさるもので、携帯を取り出し株価をチェックして
『S.W君、最後に勧めてくれたヤツ、今日はちょっと下がってるじゃないかい?』
と笑顔で嫌味を言われてしまいました。


毎日あがる株があればなぁ。。。


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注目銘柄フォロー

2005年06月07日  投稿者 S.W : 22:37

こんばんは。
社で更新する時間が無くて、自宅で更新することが多くなりました。S.Wです。
シュルツ・ベルガーというより、S.Wの個人的な意見として当ブログでご紹介させていただいている注目銘柄(推奨銘柄ではありません)ですが、その後のフォローをしておきますね。


よく、他のサイトを見ると、期間中の最高値と比較しているところが多いようですが、買い時より売り時の方が遥かに難しいのが株式ですから、ホールドが良いと思った銘柄に関しては、私達の報告は終値ベースで報告しています。

という訳で、ここでもブログ記述時と本日の終値で比較しますね。
ただし、テレパークは短期回転派には一度340000での利益確定推奨を記述しています。

■テレパーク(3738) 5/6ブログ記述

短期:319000→340000: 340000をつける前に、ブログで340000売り推奨
長期:319000→327000: まだホールドで良いと思います。インカムゲインもありますし。

■ゼンテック(4296)  5/18ブログ記述

260000→283000: 要監視。短期は一度利益確定でもいいでしょう。31万の天井が厚そうです。
長期派はホールドで。

■大日本インキ(4631)  5/8ブログ記述

282→312: 現在注意必要。かつての天井の310ラインが今度は底値のサポートとなっており、更に25日線とまじわるところですね。業績から見て反発の可能性が高く、以前触れたように、実は割安な株です。ところが気付かない方もいるようなので、売りが出てうっかり310割ったら一旦利益確定でいいでしょう。
反発の可能性が高いので、反発を確認すると買足しで良いと思います。

えぇーっと、以上ですね。私がブログで触れた銘柄は。


少ないですか?


少ないですね。3つですもんね。
あ、あと注目銘柄としてではなく、ケーススタディとして『構造計画研究所』もありましたね。こちらも上昇していますが、まぁ、500万もあればS高になりかねない銘柄なので対象外ということで。


もっとここで紹介したいなという気持ちもあります。
でも本当に自信のある銘柄はレポート候補に上げてしまうので、ここでご紹介できないのですよ。ごめんなさい。
また、弊社がコンサルティングを実施しているクライアントもご紹介できないです。当然ですが。
(そして、『オマエの予想がうっかり曲がると、我々の信用に傷がつく』という先輩の声もあります。まぁ、おおらかな会社なので、大目に見てもらっていますが。)


え?
『そんなこと言わずにプロならもっと短期でガツンと上がる銘柄をガンガン紹介しろ』ですって??


いや、、、、

仕手株がしたい方はこのサイトは不向きだと思いますよ。
(キッパリ)


まぁ、『こんな情報が飛んでます』みたいなこともメールで会員様にはお伝えしていますが、我々は一切推奨しないですね。スリルを楽しみたい方や、エンターテイメントとして見物する分にはいいと思いますが。
それよりも『何故、この銘柄に至ったか?』のプロセスを重視していただきたいです。僭越ですが、日本の個人投資家はハイレベルとは言えません。(デイトレーダー除く)


個人サービス部の目的は投資家の啓蒙にあり、銘柄推奨ではないと私は思っています。


とはいえ、許される範囲で注目銘柄も報告していきます。
月一つ位でしょうか。


賛同していただける方は、これからもよろしくお願い致します。

(↓のアイコンをクリックしていただけると、S.Wは嬉しいです。)


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次世代DVD規格統一交渉決裂にみる独禁法の影響(2)

 投稿者 S.W : 01:18

ご存知のように、ソニー・松下連合の推すブルーレイと東芝の推すHDDVDとの規格統一の試みは破談に終わりました。東芝側はブルーレイへの歩留情報などの製造技術への不安と独占禁止法に対する警戒から、ソニー・松下としては破格の妥協案を受け容れることはできませんでした。


今回は、独占禁止法改正について概観しておきましょう。


4月20日に独占禁止法が28年振りに改正されました。改正により公正取引委員会の権限が強化されたと考えてよいでしょう。改正点は主に以下の点です。


①課徴金引き上げ
②犯則調査権限
③審判手続き等の見直し
④課徴金減免


①は純粋にペナルティを強化するものであり、②は今までの任意調査に加え、裁判所の令状にもとづき強制捜査を実施する権限を有することです。
③は今まで数年を要する場合があった手続きを迅速化する方法を提供するもので、大幅な権限強化となっています。
④が特殊で、これは公正取引委員会の立ち入り前に自己申告をしてきた最初の人は100%免除、2番目は50%、3番目は30%の減免と言われる仕組みで、不正取引を明るみにする仕組みです。
ユニークではありますが、このようなリーニエンシープログラムは海外では広く受けいられている制度です。


ただし、これらの導入には経団連をはじめ強い反発が示されており、今後2年以内に見直しが施され、一応の確定に向かうようです。


公正取引委員会としては実績をあげるためにも更に調査を強化すると見られており、今回の規格統一の試みを東芝側が拒んだのは、数字等によって裏付けられた確固たる根拠なくして規格を統一すれば、企業間での自由競争の原理に反すると目されるのを恐れてのことでしょう。


しかし、二つの規格が存在していては消費者も困ります。
これは消費者保護の原則に立つ公正取引委員会の立場に反します。
まして、国内で規格を統一しても海外での競争に晒されることに変わりはなく、安易に競争放棄と見なすこともできないと思います。
取引委員会のエゴの為に、日本が当領域において出遅れることになってはその損失は計り知れません。


勿論、こういった権限強化は海外投資家にとっては、日本は公正なルールで商業活動を行っていることを印象付けるといったプラスの要素もあります。


取引の正常化と、取引委員会の暴走がないことを期待しています。

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次世代DVD規格統一交渉決裂にみる独禁法の影響(1)

2005年06月03日  投稿者 S.W : 22:07

こんばんは。
昨日はかつてのクライアント企業の取締役との会食があった為、更新できませんでした。ごめんなさい。
お客様から『ブログ、読んでるよ』と言われると顔から火が出るおもいです。
お客様とは、次世代DVD市場の話をしていたのですが、当然、先日の規格統一交渉の話も出たので、概略を書きます。


先月の15日に東芝(HDD DVD)とソニー・松下(ブルーレイ)との規格統一交渉が決裂しました。
技術的には記録層の深さが浅いブルーレイ(0・1ミリ)がHDD DVD(0.6ミリ)を再生・録画容量共に上回るため、優れた技術といえます。
ブルーレイの再生・録画容量はともに25ギガバイトであるのに対してHDDDVDは15ギガバイトです。
今後のハイビジョンの録画には大容量技術は不可避であったのですが、東芝側は技術的な歩留まりに拘っていました。


しかし、これは説得力にかける意見です。
確かに、利幅の少ないメーカー、それも高付加価値のメーカーともなると、歩留まりの僅かな差が利益に直接影響を与えます。
正直な話、いくらコンサルティングファームがサプライ・チェーンの構築に躍起になっても、歩留まり改善のメリットに較べると霞んでしまいます。

しかし東芝、特に当該事業部がアップルのI pod(初代)に提供した1.8インチのHDD歩留まりは当初劣悪で、試作段階では一桁のものもありました。
これは、どのメーカーでも同じようなものであると思います。
サンプルロット・初期ロットの値が低いことなど当然の話なのです。
東芝は歩留まり情報を盾にとって統一規格を今回は見合わせました。条件としては相当の好条件をソニー・松下連合から提示されたにも関わらずです。

もし、これが事実なら技術屋の意見で決定されたことになります。勿論、技術が大事なのは否定しませんが、もっと営業戦略等を踏まえた視点で検討すべきだと思います。
幸い、東芝側は必要に応じて統一交渉に臨む姿勢を見せています。統一するなら早い段階の方が消費者に迷惑をかけることなく、企業イメージも傷つかないですみます。

東芝側が真に拘ったのは、もう一つの理由である独占禁止法だと思います。
これについては次回書きますね。

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今週の展望

2005年05月31日  投稿者 S.W : 01:28

NASDAQと日本のハイテク銘柄との乖離が大きく、ハイテク銘柄の動きに注目したいですね。
外国人も買いに出るでしょうが、メリルリンチが6月末の日経平均株価を12500円から12000円に引き下げており、積極的な買いは期待できないようです。
GSも、日本企業の対買収の防衛策がポイズンピルを主軸としたものであることを重視し、TOPIX年末目標水準を100ポイントマイナスの1300ポイントに変更しました。
市場全体としては、緩やかに回復していくことが期待されています。


さて、弊社の今月レポートはハイテク銘柄です。既に利益確定したC&Rに続くものになると考えています。

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企業ピックアップ:構造計画研究所

2005年05月28日  投稿者 S.W : 00:25

こんばんは。
あまりの流動性の低さにブログで公開してしまうのはどうかと思ったのですが、『構造計画研究所』(JQ:4748)を見てみたいと思います。

買い煽りではなく、着目点を見ていただきたい動機からであることをご理解ください。
では、どういうところを見るのか?


①一株益の伸び率
>あまり小額だと比較しても無意味とはオニールも喝破してますが、一株益の伸び率に注目ください。

②増収増益基調
>基本です
一般に公開されている資料はこちら

③カバー(銘柄監視)しているプロが少ない
>まぁ、流動性低いですからね。

④天井が高い
>なにぶんずっと下がってましたからね。

⑤自社株買いに積極的な姿勢/VCがいない

⑥時価総額が極端に大きくない

⑦経営者
>経営者(2002-)が技術一辺倒ではなく、リスクマネジメントなどの経営者的視点を備えている。ただし、トップが優秀じゃなくても、部下が優秀だと何とかなってしまう場合も多いので、あまり経営者を意識しすぎるのも良くないです。

⑧事業内容に革新性がある
>興味のある方はご自分で調べてみてください


テクニカル的にも『厚木ふれあいパーク』の欠陥指摘で下げましたが、弊社調査の範囲では影響は限定的です。バフェットが指摘しているように『エクセレント・カンパニーのバッド・ニュース』には注目です。


マイナスポイントは

⑨流動比率が良くない(期中は1を切る)(キャッシュが少ない)

⑩負債・資本における負債の割合が高い

などがざっと上げられます。
ただし、ここは最終四半期に売上げが集中しているので、現時点では評価が難しい(よって放置されている)という点は留意すべきでしょう。


全体としては良い感じです。


弊社は独自のウェイトで各社の評価を数量化しているのですが、事業の革新性などは数量化できないため、最後は人間の判断となります。


仕手株で熱くなるのもストレス発散には良いかもしれません。
ですが、それ以外の目的の場合、最低上記10ポイントのチェックはしてください。


勿論、個別銘柄に入る前に、そもそもその業界の発展可能性を見極める必要があります。その辺については半蔵がメルマガで触れていましたね。そちらもあわせてご参照ください。


それでは。


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今年は9月も暑そうです

2005年05月27日  投稿者 S.W : 01:51

こんばんは。
財務コンサルの会社ですから、その手の話は普段から舞い込むのですが、『如何に企業を買収から守るか』というテーマがやはりここ最近賑わっています。
イー・アクセスのような信託型買収防衛策などは私達にとっても興味深いところです。


私は個人の投資家の方を担当しておりますので、ちょっと前線から遠のいて寂しい(?)思いもないこともないですが、頑張って個人投資家の皆さんも一緒に儲けましょうね。


そういえば、同じく個人投資家担当の半蔵が『防衛策なんて自社株買いでいーじゃねーか』と男気の溢れすぎる発言を朝礼でしてました。やはり立場が違えば発言も変わるのだなと、しみじみ感じ入った次第です。


まだ噂の領域を出ないからこそ書けるのですが、9月からM&Aの活性化に絡む情報がちらほらと。。。だんだんと暖かくなってきましたね。

*****
私達シュルツ・ベルガーの6月レポートの販売を5/23より開始しております。
単なる銘柄のリストアップではなく、そのアプローチを重視した投資指南書となっています。
詳しくはこちらをご参照くださいませ。
尚、既会員様へのサービス品質保護の為、若干名の募集とさせていただいております。
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企業価値向上に増配が進むが、実は不十分

2005年05月21日  投稿者 S.W : 23:44

メルマガVol3が本日発行されました。
『半蔵』が主に書いているメルマガですが、私も参画させていただいて内容を強化する方向で検討中です。(編集会議と称して2人で定期的に飲みに行くことにしました。)

これからも弊社のメルマガをよろしくお願い致します。
(当ブログ左側のメニューより登録できます。)


さて、今年の決算発表ですが、商法改正、そしてご存知のとおりライブドア騒動も手伝って増配にむかうところが多く、三菱商事やホンダなどをはじめ次々と名乗りをあげています。
減益見通しでも増配を実施するところもありますから、風潮が大分変わったなという感じを一見受けます。


ところが一方で、日本企業の黒字企業における配当性向は実は年々下落しています。90年代まではかろうじて30%前後でしたが、おそらく2005年度は16%前後でしょうか。
業績回復のペースが増配のペースを上回っていることになります。
ということは、更なる増配の可能性、および同様の効果を持つ自社株買いの期待が高まることを意味します。特に短期でみると、ROEが低くてキャッシュが多い企業が狙い目ですね。


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私達シュルツ・ベルガーの6月レポートの販売を5/23より開始いたします。
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百家争鳴の中で

2005年05月19日  投稿者 S.W : 16:44

足下の日本市場の指標は良好に推移しています。
GDP、機械受注、4月景気ウォッチャー指数(DI)と好調に推移しています。因みにDIなんですが、BOJ(日銀)の人が電話アンケートで情報を収集するという、非常にローテクな世界です。
以前、某戦略コンサルのM社が入って、BOJの業務をいろいろ調査・報告してましたが、一向に改善の気配は見られません。まぁ、報告書で業務が変われば苦労しないのですが。


話が逸れてしまいましたが、3月の先行DIは50を割り込む状態になっています。つまり先行きには不安を感じるのだが、足元の経済状況はあまり悪くないという状態になっています。過度にリスクに敏感になっている状況と考えていいでしょう。原油価格が上げても下げても株価が下がったり、好決算にも関わらず売られるという状態にそれが見て取れます。


仮に日本の市場が拡大しなくなったとしても、それは成長産業と衰退産業の総和としてゼロ成長なのであって、成長産業に投資していけば済む話なのですが、やたら相場に対し悲観的な方も多いように見受けられます。


『相場は懐疑の中で育つ』と言います。百家争鳴の今、確実に動き出している銘柄もあります。
楽しみな状況になってきました。


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ゼンテック・テクノロジー(4296)決算発表       

2005年05月18日  投稿者 S.W : 16:28

こんばんは。
以前、ご会員様には無料メールBoxの方にてご案内したゼンテック・テクノロジーですが、想定範囲内での決算をこなし、まずは一安心といったところです。


ザラ場を見ていると、26万円超えで売り物が出てきたので、『おや?』と思い、もう一度情報を洗いましたが、特に目新しいものも出ず、ちょっと心配しておりました。
とはいうものの、たとえ増資系のニュースが出ても中期的には問題ないと思う銘柄です。中期ホールド可能な、シュルツの好きなタイプです。まだまだ大手のカバーが甘いところも良いのではないでしょうか?


本日のようにまだ押す所はあると思います。この業界にしては割と保守的な情報を発信するところなので、ブログ読者の方もまだまだチャンスはあると思うので、余力ある方は監視対象に加えることをお勧めしますよ。


(ただし、投資を勧めているわけではありません。投資は自己責任でお願い致します)

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バーゲンセール再び

 投稿者 S.W : 00:58

こんばんは。
また日経10800台まで押してきました。
新興が全体的に崩壊していましたが、基本的には昨年と同様の現象で、寧ろ大バーゲンセールといった趣もあります。


一方で弊社注目銘柄の大日本インキ(4631)は底堅さを見せています。
16日に日興シティさんが目標株価を360円に引き上げていました。大手の手垢がつく頃には私達は収穫を考えます。高値を超えたところで一旦刈り取ることを考えています。
基本的に無料の情報は、何らかの意図があって流されていると考えた方が良いです。誰だって自分や自分の抱えている顧客が可愛いですからね。
何のために流されたのか、板を見ればわかる場合もあります。


私達の個人投資家向けレポート銘柄は、大手の手垢がついていないかどうか、ついているとしても視点が同じかどうかも確認されます。当然、大きく取ることを目指している為です。
5月分のレポートは締め切らせていただきました。6月分は若干名の新規ご会員の募集をさせていただく見込みです。

ところで、米労働省が17日発表した4月の卸売物価指数は前年同月比では4.8%の上昇となり、利上げ懸念が更に強まりそうです。米国が日本経済に及ぼす影響はさることながら、長期的には日本株の割安さが見直されるとは考えています。いずれにせよ、注意が必要ですね。

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弊社注目銘柄の『テレパーク』(3738)の動き

2005年05月14日  投稿者 S.W : 13:57

こんにちは。S.W.です。
昨夜はお客様との会食だったため、更新できませんでした。ごめんなさい。
前回のエントリでは注目銘柄の『大日本インキ』について触れたので、今回はもう一つの注目銘柄である『テレパーク』(3738)です。


三井物産出資の携帯電話販売会社で、ドコモ・auなど電話会社にとらわれない点が強みです。
経営陣も宮崎社長は『約束を守る経営者』としての評価を固めつつあり、一部上場、高配当にその端を窺えます。
一部上場後、一株益が伸び悩んでいるように見えるので最近売り込まれていましたが、当社は手堅い業績予想情報を発信する傾向にあるので、上ブレも期待できます。
中期ではナンバーポータル導入による買換え需要促進で一時注目されるでしょう。長期ではIP携帯の登場に注意する必要があります。


弊社では340000ラインで短期の利喰いを提案させていただき、会員様には別途情報を差し上げておりました。(過去のブログ参照)

そして良好な決算発表を受け私達の利喰いラインを突破。
今後は、14時に同じく発表されたストックオプションの評価を見極めたいところです。

大日本インキ、テレパーク、、真の意味での割安株投資--私達の投資術の一端をご理解いただけたかと存じます。
これからも当ブログをよろしくお願いいたします。

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↑おかげさまで、微妙に上昇中です。

弊社注目銘柄の『大日本インキ』(4631)急騰

2005年05月13日  投稿者 S.W : 00:47

12日は全体の地合いが悪い中、真に優良な銘柄への物色が続きました。
弊社注目銘柄であり、堅実に上昇基調であった『大日本インキ』(4631)が、本日12.11%上昇しています。
ご紹介当時は282円でしたが、わずか4営業日で高値327円です。
この銘柄は、ごく短期で回す方以外、長期では多少の調整があってもホールドできるものと考えています。

今回の『大日本インキ』の上げはご紹介から4営業日後に注目を浴びることとなりましたが、勿論、私達は本日の今3月期連結業績見通しの内容(売上高1兆200億円(前期比1.7%増)、営業利益540億円(同12.1%増)、経常利益450億円(同0.5%減)、最終損益収支均衡(前期実績105億9500万円))は調査済みでした。


リストラクチャリングでの特別損失計上による最終収支均衡という結果の見込みですが、これは上昇基調転換への布石であり、来期経常利益が今期と同じく450億円程度を確保できれば来期純利益は200億~250億円を確保できることとなります。
その場合、1株利益は25~37円となります。


要するに、本日発表があったから慌てて買う必要など最初からないのです。
このペースで行けば、更なる株価の上昇が見込まれますので、急激に上げた場合は調整を避けられないものの、長期では安心してホールドできるということです。(当初の前提が崩れない限りは。)


私達シュルツ・ベルガーが好きなのはこのような株であり、『大日本インキ』は、一応レポート対象候補銘柄となったものの、期待できる飛躍率が小さい為、ボツになったものでした。
私達の投資をご理解いただくためにも、ブログの方で紹介させていただきました。


一般投資家は勿論、機関投資家よりも早く優良銘柄を発掘し、仕込む。そして注目を浴びて上昇基調に入ると注意深く監視し、勢いのある内に少しずつ利益確定していく----。


このような基本的な戦略を私達は実施しているにすぎません。難しいのは、情報を仕入れ・確認することですが、残念ながらこちらは簡単なツールなどありません。
ひたすら調査・調査・調査なのです。

ただし、調査にもコツがあり、手前味噌ですが弊社の株式戦略レポートでは、その名のとおり『戦略』についても解説させていただいております。
私達がどのような点に注目しているかをご理解いただけるかと思います。

興味のある方はこちらまでお願いいたします。
尚、募集は15日を以て締め切らせていただきますが、応募者数が規定数を超えた場合は直ちに打ち切りとなりますこと、ご了承ください。

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G.W明けの相場

2005年05月09日  投稿者 S.W : 22:18

こんばんは。

今日はNY・先物の上昇を受け、予想どおり高く始まりました。ただ、まだ前営業日の上昇から利益確定の売りに押される展開となったので、日経平均は僅かに安く、TOPIXは僅かに高い結果となりましたね。


以前述べた注目銘柄のテレパークは本日も手堅く上昇しましたが、テクニカルを気にされるのなら34万のライン手前で一旦売却して様子見をした方が良いかもしれません。割安銘柄ですので、長期の方はホールドでもいいと思います。
大日本インキも小確りでした。そして勿論、先月の私達のレポート銘柄も大きく伸びています。

私達シュルツ・ベルガーは中・長期の投資を実践しています。
前提が崩れない限り、日々の多少のノイズは無視の方向で大きく取ることが戦略ですが、やはり気になるのが人情ですね(笑)。


市場を取り巻くルールは絶えず変化します。
だからといって急激に戦略を変えるべきではなく、少しずつ『勝ちパターン』を修正していくことが望ましいと私は思います。
そうして私達は勝ってきましたし、これからも勝っていく心算です。


※当ブログは第三者に投資を勧めることを目的としておりません。投資は自己責任でお願い致します。


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G.W.明けの相場について

2005年05月08日  投稿者 S.W : 17:17

こんばんは。
ダウは微増、ナスダック・日経先物ともに上昇で帰ってきているので、明日はG.W.明けということもあり上昇が見込まれます。短期は一旦、火曜日辺りで手仕舞うのもアリでしょう。

テレパーク以外に、大日本インキ(4631)あたりをちょっと注目しています。
 「抜本的なリストラに向けた土壌が整う」として、4月13日付のリポートで「PERの水準訂正を期待する時期に差し掛かってきた」と大和証券投資情報室が指摘していましたが、その日に思い切り下げて私達の失笑を買った銘柄です。


『ROEが2.8、PERが34.3倍は高いのではないかね?』


そんな声が聞こえてきそうです。
しかし、今期から一株益も2桁に乗せる予定で、上昇基調にある銘柄です。
株価は決算を織り込んだ動きになってきていますが、上昇余地はあります。
テクニカルとしても75日線で調整をすませた形ですので、
中・長期を嫌気するなら決算発表まで見てみるのもアリでしょうか。

11日の水曜日です。


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注目銘柄:大日本インキ(4631)
中・長期を考えるシュルツ・ベルガーとしては、悪くない銘柄ですが、先ほども述べたとおり既に市場が織り込む動きになってきていますね。

公式サイトで取り扱っている私達のレポート銘柄は大手証券会社の手垢のついていないものを選んでいます。


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G.W中の最後の相場

2005年05月06日  投稿者 S.W : 03:39

SW.jpg
こんばんは。S.Wです。今日は夜勤です。
NYは先日の大幅高の利益確定を急ぐ動きですので、思ったより明日の日本市場の寄り付きは高くなさそうですね。
先日のテレパーク(3738)は底を打って反転しているので拾い易いところです。
その他、アンジェス(4563)も低く寄り付けば、短期でしたら拾えるところです。

G.W.中に銘柄研究をされた方は、明日に自信を持って買って良いと思います。
会員様から銘柄相談を受けますが、皆様徐々に投資法が確立されてきていることが窺われて嬉しく思います。

まだ、自信を持って買える銘柄がない場合は、明日はデイ・トレーダーの独壇場が予想されるので、中・長期組は静観が吉でしょう。知らない銘柄に突っ込むことほど愚かなことはありません。

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現在、私達シュルツ・ベルガーは5月レポートの販売を実施しております。
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日経 わずかにプラス引け

2005年04月28日  投稿者 S.W : 20:54

GW前で軟調に推移した日経も、引け間際のドレッシング買いに救われてプラス引けでした。
東証発表の4月第3週(4月18日~4月22日)における投資主体別動向は、外国人投資家が2週連続の売り越しで359億円をつけ、信用を含む個人投資家は2815億円の買い越しとなっています。先週の大幅下落を個人投資家は押し目を狙って買っている形となります。
外国人が決算を控えて慎重な動きではありますが、既に発表された企業の決算は概ね良好で、GW明けには戻ってくることが期待されます。
問題は、五・四運動に被る形で中国でのデモ再燃のおそれ、および米国のGDP発表です。
とはいえ、割安株を拾っている分にはリスクも限られていると見ているので、今は私達も買い進んでいます。

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日経下げの中、割安株を確実に拾う動き

2005年04月27日  投稿者 S.W : 03:28

こんばんは。
どうしても外せないオンライン・ミーティングの為、遅い時間の更新になってしまいました。
明日も早いので、簡単に書かせていただきます。

今日の日経は下げましたが、割安株は見直し買いも多い展開でした。
今はどうしても日本・中国の相場の休みを控えて買いづらい展開でありますが、個人投資家の見地に立てば、着実に仕込んでいきたいところです。

弊社会員様の中にはGW中はじっくり株の研究をするという熱心な方も多いようです。
みなさんはどうされますか?
(私は休みたいのですが、そうもいかないようです。)

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テクニカルはどれほど必要か?

2005年04月25日  投稿者 S.W : 18:46

Bull_and_bear.jpg

こんばんは。
先週の下げで、この週末には相場関係の人たちは各所で会議など開いていました。下げてから開いても遅いと思うのですが、呼ばれたので私も参加していました。

日経10800までの調整を主張していた時は、『それは調整しすぎ』と言われましたが、日経12000トライ失敗への失望感(これは相場を張っていないと判らないものですが)や決算を控えた今の状況を考慮すると、調整そのものを見切ることは難しくなかった筈です。

では『どこまで下げるのか』はどうやって推量するかということですが、チャートを見ると10800を意識して去年の8月、10月、12月で調整をつけていますね。
『何だ、チャートだけ見て判断してたのか?』、、、そんな声が聞こえてきそうです。

『予想はチャートだけで立てました。裏付ける情報は他にもいろいろ使用しましたが。』 
これが私の答えです。
日経やTOPIXの動きを把握するのに、個々の銘柄を見ていても間に合いません。
ファンダメンタルといっても、日本の銘柄が全体的に割安にて放置状態なのですから、一段下げの予想を引き出すのは困難でしょう。

12000トライアルへの失望感、中国のデモなど、今回のように市場が不安に駆られた場合、人間は何かの拠り所を信じようとします。『溺れる者は、、、』と同じですね。
実は、このような状況の時こそ、テクニカルがモノを言うのです。
『半値戻し』や『二番底』など、相場の兆候を示すテクニカル指標はありますが、その確度はプレーヤーが指標を信じれば信じるほど増していきます。
つまり、誰も信じていなければ、テクニカルの指標はハズレます
今回のケースですと、テクニカルで算出された10800という数字が皆の拠り所となり、逆にそこまでは買いを入れなかっただけなのです。

テクニカルの精度は、プレーヤーがどれだけ信じるかに依存するので、あまりマイナーな指標を有難がっても仕方ないと思います。
逆に、長期より短期の予想が難しいものなので、スキャルピングにはテクニカルがモノを言うのです。
1分先の相場を読む『拠り所』は残念ながらファンダメンタルでは提供できません。

こう書くと、シュルツ・ベルガーのメンバーはテクニカル信奉者と思われるかも知れませんが、私を含めて軸足はファンダメンタル分析です。

ただし、自分の立場に固執しても利益はありません。時に応じて立場を変える勇気が求められます。
言うは易しなのですが。。。


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日経、下値を探る動き

2005年04月21日  投稿者 S.W : 23:55

こんばんは。
日経ですが、先日のエントリどおり10800を意識しての折り返しとなりました。
ここまでは予想どおり。
インテルの決算が好調だったこともあり
アメリカの景気後退不安は、一時ではありますが後退している状況です。

明日は日経は上昇すると見ています。
ただし、金曜・GW前ということもあり、上げ幅は小さいでしょう。
ダウ・ナスダックの上げ幅が大きければ、寄り天の可能性もあります。ので、時間に余裕のある方は寄り付きを見てから動かれるのが吉でしょう。

言うまでもないことですが、GWは日本独自のものです。
読者のみなさんはCPの高い状態にあると思いますので、
GW理由での下げと思われる局面ではポジをとっていきたいところですね。

現在の日本市場について

2005年04月18日  投稿者 sb_adm : 03:46

ダウ・ナスダックともに2%弱の下げ、日経先物も11200で返ってきているので、今日は低い寄り付きになるでしょう。
12000未達成の失望感から目先は調整をしますが、日本市場の割安感は強く、10800までには反発すると見ています。
米国の株価に影響を受けているのも事実ですが、そちらはインテルの発表次第といったところでしょうか。

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