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個人投資家の投資熱と株式投資環境

2006年11月06日 投稿者 K : 2006年11月06日 09:11

投資顧問 投資家推移直近の株式相場は16,800円を一時回復したものの、弱含みの展開が続いています。
2007年3月期の業績見通しはというと、上方修正する企業が想定されていたより少ないことなどが影響し、株価は上値抵抗を感じる展開となっています。

個人投資家においては新興市場の下げの影響によってまだまだ投資意欲挽回とはならないようです。

(上図 ネット証券評議会資料よりシュルツ・ベルガージャパン作成
 左軸:口座数、右軸:預り資金残高 百万円)

上図は 、2005年1月から2006年9月までの松井証券、イー・トレード証券、オリックス証券、カブドットコム証券、楽天証券の口座数、預り資金の推移です。

これらを見ると、預り資金に関しては2006年3月の9兆6,909億円を最高に停滞していることが分かります。口座数に関しても2006年初頭を境に停滞が著しくなっています。ニュースなどでは個人投資家の売買代金の推移から個人投資家の動向がよく語られますが、上図からも個人投資家の心理が分かります。
 

上図の資料からは個人投資家の動向も分かりますが、一方で手数料ビジネスを収益の一つとする証券会社も業績の停滞を余儀なくされます。しかし、証券会社にも新しい動きが出てきています。例えば、カブドットコム証券が私設取引システム(PTS)を使って夜間売買を始めるというニュースをお聞きした方は多いでしょう。すでに、米国では取引の3分の1が私設取引所で行われています。これによって、15時以降のニュースにも対応する形での株式取引も出来ますし、日中の取引がしづらい会社員にも有益なサービスとなっていくでしょう。

個人投資家の投資熱が冷えている昨今ですが、個人投資家がより投資し易い環境が整備されてきているのです。たまにはこのようなニュースにも耳を傾けることも重要です。

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