卵を集めて、監視しろ!

2005年05月31日  投稿者 S.W : 13:16

表題が命令形です。生意気ですか?ちょっと生意気ですね。ごめんなさい。
相場には様々なリスク(地雷ともいう)が転がっていますが、大きくわけて市場リスクと市場外リスクがあります。ご存知ですよね?


GDP統計の推移・税制の変更など、相場全体に関わるものが市場リスクであり、個別銘柄に関わるような突発的事故、不正な会計が明るみに出るといった事件などは市場外リスクですね。


市場リスクを避けるには、株式以外の形態で資産を散らす必要があります。


で、ここは株式のことを語るページなので、株式の話をすると、『リスクを分散させるのに分散投資は適さない』というのが持論です。
『卵を一箇所に集めよう』ということですね。

どうしても市場外リスクを嫌うなら、銘柄を分散させるのですが、そのうちにTOPIX連動などのファンド(通称:『運用しませんファンド』)を購入する方がコスト的に優れていることに気付くでしょう。
それもいいかも知れません。あなたが市場成長率と同程度の利益で食べていけるならば。


それ以外の、自分の見識でもって投資するパワフルなトレーダーにとってはせいぜい5~6銘柄で十分だと思われます。10以上の銘柄を漫然と取引するよりは、数を抑えて情報収集にコストを割いた方がお得です。500銘柄保有するのと、5銘柄保有する場合の利益率の標準偏差には、意外なほど大きな差はありません。
ある年の市場成長率を10%とすると、統計的に50銘柄のポートフォリオが-8%~28%に収まる確率と5銘柄のそれが-11%~31%に収まる確立は等しいとされています。

この5銘柄の産業を分散し、各産業での成長性が最も見込まれるものに投資すればよいわけです。あなたのポートフォリオを見直した時、あなたは各銘柄に十分な注意を払えていますか?


確認をお勧めしますよ。

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今週の展望

 投稿者 S.W : 01:28

NASDAQと日本のハイテク銘柄との乖離が大きく、ハイテク銘柄の動きに注目したいですね。
外国人も買いに出るでしょうが、メリルリンチが6月末の日経平均株価を12500円から12000円に引き下げており、積極的な買いは期待できないようです。
GSも、日本企業の対買収の防衛策がポイズンピルを主軸としたものであることを重視し、TOPIX年末目標水準を100ポイントマイナスの1300ポイントに変更しました。
市場全体としては、緩やかに回復していくことが期待されています。


さて、弊社の今月レポートはハイテク銘柄です。既に利益確定したC&Rに続くものになると考えています。

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オススメ図書紹介

2005年05月28日  投稿者 S.W : 17:27

こんにちは。

今日は休日ですが、自宅でいろいろと資料を読み漁っています。
気分転換を兼ねて、先ほど本棚を掃除していたのですが、やはりこの図書は未だに輝きを失っていないと思います。また手にとって読んでしまいました。(掃除が進みません)


勿論、入門書であり、私達の業務で確認・遂行している変数とは較べられないのですが、未読の方は投資の基本として押さえておいていただきたいと思います。


オニールの成長株発掘法 - 良い時も悪い時も儲かる銘柄選択をするために
オニールの成長株発掘法 - 良い時も悪い時も儲かる銘柄選択をするために
ウィリアム オニール, 竹内 和巳, 松本 幸子, 増沢 和美, William J. O'Neil


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企業ピックアップ:構造計画研究所

 投稿者 S.W : 00:25

こんばんは。
あまりの流動性の低さにブログで公開してしまうのはどうかと思ったのですが、『構造計画研究所』(JQ:4748)を見てみたいと思います。

買い煽りではなく、着目点を見ていただきたい動機からであることをご理解ください。
では、どういうところを見るのか?


①一株益の伸び率
>あまり小額だと比較しても無意味とはオニールも喝破してますが、一株益の伸び率に注目ください。

②増収増益基調
>基本です
一般に公開されている資料はこちら

③カバー(銘柄監視)しているプロが少ない
>まぁ、流動性低いですからね。

④天井が高い
>なにぶんずっと下がってましたからね。

⑤自社株買いに積極的な姿勢/VCがいない

⑥時価総額が極端に大きくない

⑦経営者
>経営者(2002-)が技術一辺倒ではなく、リスクマネジメントなどの経営者的視点を備えている。ただし、トップが優秀じゃなくても、部下が優秀だと何とかなってしまう場合も多いので、あまり経営者を意識しすぎるのも良くないです。

⑧事業内容に革新性がある
>興味のある方はご自分で調べてみてください


テクニカル的にも『厚木ふれあいパーク』の欠陥指摘で下げましたが、弊社調査の範囲では影響は限定的です。バフェットが指摘しているように『エクセレント・カンパニーのバッド・ニュース』には注目です。


マイナスポイントは

⑨流動比率が良くない(期中は1を切る)(キャッシュが少ない)

⑩負債・資本における負債の割合が高い

などがざっと上げられます。
ただし、ここは最終四半期に売上げが集中しているので、現時点では評価が難しい(よって放置されている)という点は留意すべきでしょう。


全体としては良い感じです。


弊社は独自のウェイトで各社の評価を数量化しているのですが、事業の革新性などは数量化できないため、最後は人間の判断となります。


仕手株で熱くなるのもストレス発散には良いかもしれません。
ですが、それ以外の目的の場合、最低上記10ポイントのチェックはしてください。


勿論、個別銘柄に入る前に、そもそもその業界の発展可能性を見極める必要があります。その辺については半蔵がメルマガで触れていましたね。そちらもあわせてご参照ください。


それでは。


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今年は9月も暑そうです

2005年05月27日  投稿者 S.W : 01:51

こんばんは。
財務コンサルの会社ですから、その手の話は普段から舞い込むのですが、『如何に企業を買収から守るか』というテーマがやはりここ最近賑わっています。
イー・アクセスのような信託型買収防衛策などは私達にとっても興味深いところです。


私は個人の投資家の方を担当しておりますので、ちょっと前線から遠のいて寂しい(?)思いもないこともないですが、頑張って個人投資家の皆さんも一緒に儲けましょうね。


そういえば、同じく個人投資家担当の半蔵が『防衛策なんて自社株買いでいーじゃねーか』と男気の溢れすぎる発言を朝礼でしてました。やはり立場が違えば発言も変わるのだなと、しみじみ感じ入った次第です。


まだ噂の領域を出ないからこそ書けるのですが、9月からM&Aの活性化に絡む情報がちらほらと。。。だんだんと暖かくなってきましたね。

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私達シュルツ・ベルガーの6月レポートの販売を5/23より開始しております。
単なる銘柄のリストアップではなく、そのアプローチを重視した投資指南書となっています。
詳しくはこちらをご参照くださいませ。
尚、既会員様へのサービス品質保護の為、若干名の募集とさせていただいております。
ご了承くださいませ。

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続:PER再考

2005年05月25日  投稿者 S.W : 20:25

こんばんは。
下げましたね。まぁ、こんな日もあります。繰り返しですが、中・長期で大きく取りましょう。
ザラ場中、日経の下げは地震予知のニュースが影響しているというのを聞きましたが、そのニュース自体、目新しいものでもないので、今は下げの理由に敏感に反応する局面になっているということなのでしょう。
実際は外国人投資家のポジ縮小によるものですね。本当に地震だったら日本人こそ引き上げた方が良さそうですね。


さて、前回、実質PERの話をしましたね?


覚えておられますか?


実質的PER= (時価総額 - 現金同等物 + 負債合計) / 当期純利益


でしたよね?お手持ちのポジに適用してみましたか?


ピンとこない??


そうですか。。。
では、今日はもう少し突っ込んだ派生版です。


実質的PER②= (時価総額 - 現金同等物- 遊休資産 + 負債合計) / 当期純利益


ここでいう遊休資産というのは、事業内容に関係のない資産のことです。今年の初めによみうりランド(9671)が高騰しましたが、この遊休資産に目をつけた投資家が買ったのです。
逆に言うと、それだけで儲かったわけです。


幸い、減損会計の導入によって、一般の個人投資家にとってもより精度の増した土地資産情報を得られるようになりました。この傾向は無視できないでしょう。

尤も、上記公式では『何を以て遊休資産とするか?』の定義が難しい所です。まぁ、『確実にキャッシュに換えられるもの』と考えていいでしょう。残念ながらここから先は個人投資家では難しいかもしれません。つぶさに調べていくことが必要ですから。

しかし、アプローチの一つとして留めておくことをお勧めいたします。


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PER再考

2005年05月24日  投稿者 S.W : 02:20

こんばんは。
本日も弊社の注目銘柄・レポート銘柄ともに堅調で嬉しい限りです。中・長期で取るスタイルなので、一喜一憂しても仕方ないといっても、やはり下がると面白くないですからね。
一方で、残念ながら、当ブログのランキングは頭打ちです。プロとして恥ずかしい限りです。いや、別に目立ちたいわけではないのですが、昔から比較されると燃える性分なので。。。


すいません。前振りが長すぎました。


さて、今はみなさんも決算発表シーズンということもあり財務諸表を見ている方も多いのではないでしょうか?
というより、プロに頼らない限り自分で読むのは基本です。それと各社HPのウェブも確実に見てください。出来ることは最低限するべきです。まぁ、当ブログを読んでいらっしゃる方には問題ないと思いますが。。。


せっかく財務諸表を目にしているのですから、一つ違った見方もしてみましょうか。


PERです。


いや、基本なんですが。


ちょっと違う見方もしてみましょうよ、ということで。


PER=株価÷一株当り利益


なんですが、


今日からは新たに、ポール・ソンキン氏が紹介している「真のPER」という概念も取り入れてください。
いや、別に新しい概念ではないですし、既に利用されている方も多いと思います。ここでは「真の」という言葉にも違和感を覚えるので「実質的PER」として記述します。

実質的PER= (時価総額 - 現金同等物 + 負債合計) / 当期純利益


ライブドア堀江氏のフジ抗争は、正直弊社から見れば「余計なことをしてくれた」感もありますが、一方で賛辞に値する行動でもあり、対個人投資家である私の部署としては『賢明なる投資家を育てる』という本懐に一致しているので前向きに評価しています。
そして、この騒動を契機として一気にメジャーになったM&Aという言葉から、今はキャッシュリッチ企業が注目されています。


もうお分かりですよね?


このような流れの中では実質的PERがモノを言ってきます。キャッシュを変数にしてますから。


それと、金利は今後上昇しますか?下降しますか?


上昇、、ですよね。金利が上昇すると負債抱えている企業の業績は上振れしますか下振れしますか?


下振れです。


金利に対しての現状を考慮すると、今は実質的PERが使えるわけです。負債を変数にしているから、金利上昇のリスクも一応結果に現れてきます。
皆さんも、一度自分のポジをこの実質的PERで再評価してみてください。


『騰がらないなぁ、と思っていたら、実は割高』というのはよくあることです。
私達が狙い、仕込んでいるのは様々な意味で割安銘柄です。


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企業価値向上に増配が進むが、実は不十分

2005年05月21日  投稿者 S.W : 23:44

メルマガVol3が本日発行されました。
『半蔵』が主に書いているメルマガですが、私も参画させていただいて内容を強化する方向で検討中です。(編集会議と称して2人で定期的に飲みに行くことにしました。)

これからも弊社のメルマガをよろしくお願い致します。
(当ブログ左側のメニューより登録できます。)


さて、今年の決算発表ですが、商法改正、そしてご存知のとおりライブドア騒動も手伝って増配にむかうところが多く、三菱商事やホンダなどをはじめ次々と名乗りをあげています。
減益見通しでも増配を実施するところもありますから、風潮が大分変わったなという感じを一見受けます。


ところが一方で、日本企業の黒字企業における配当性向は実は年々下落しています。90年代まではかろうじて30%前後でしたが、おそらく2005年度は16%前後でしょうか。
業績回復のペースが増配のペースを上回っていることになります。
ということは、更なる増配の可能性、および同様の効果を持つ自社株買いの期待が高まることを意味します。特に短期でみると、ROEが低くてキャッシュが多い企業が狙い目ですね。


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決算たけなわ

2005年05月20日  投稿者 S.W : 23:06

schelz_teaser_80x80.jpg

こんばんは。S.Wです。
今日も日経は膠着状態となりました。ヘッジで先物が売られたことが上値を抑えた主要因のようです。本日も決算発表が多く、メンバの数が少ないシュルツ・ベルガーのスタッフは休日返上で分析をし、ブレストして評価や展望を決めることになります。読者の方にも、この週末は決算書とにらめっこという方も多いことでしょう。あまり無理をなさらず、月曜に疲れを残さない程度に頑張ってください。


以前も書きましたが、私達は決算書を評価用に項目を組み替えてから査定するので、少々時間がかかります。この週末は長そうです。。。

*****
個人的な注目銘柄の大日本インキは手堅く推移しています。テレパは先日の記述どおり34000越えで一旦調整に入っています。
ゼンテックは決算織込み済みで特に動かず、これからの成長に期待です。
勿論、弊社の総意として出しているレポートの銘柄も手堅く推移しています。


*****
ようやく、弊社のメソドロジーの基本をユーザー向けにわかりやすく説明する文書の製作に着手しました。時期が時期だけに時間がかかりそうですが、ご期待ください。
(販売対象は弊社サイトのメンバーの方のみとさせていただきます。)
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百家争鳴の中で

2005年05月19日  投稿者 S.W : 16:44

足下の日本市場の指標は良好に推移しています。
GDP、機械受注、4月景気ウォッチャー指数(DI)と好調に推移しています。因みにDIなんですが、BOJ(日銀)の人が電話アンケートで情報を収集するという、非常にローテクな世界です。
以前、某戦略コンサルのM社が入って、BOJの業務をいろいろ調査・報告してましたが、一向に改善の気配は見られません。まぁ、報告書で業務が変われば苦労しないのですが。


話が逸れてしまいましたが、3月の先行DIは50を割り込む状態になっています。つまり先行きには不安を感じるのだが、足元の経済状況はあまり悪くないという状態になっています。過度にリスクに敏感になっている状況と考えていいでしょう。原油価格が上げても下げても株価が下がったり、好決算にも関わらず売られるという状態にそれが見て取れます。


仮に日本の市場が拡大しなくなったとしても、それは成長産業と衰退産業の総和としてゼロ成長なのであって、成長産業に投資していけば済む話なのですが、やたら相場に対し悲観的な方も多いように見受けられます。


『相場は懐疑の中で育つ』と言います。百家争鳴の今、確実に動き出している銘柄もあります。
楽しみな状況になってきました。


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ゼンテック・テクノロジー(4296)決算発表       

2005年05月18日  投稿者 S.W : 16:28

こんばんは。
以前、ご会員様には無料メールBoxの方にてご案内したゼンテック・テクノロジーですが、想定範囲内での決算をこなし、まずは一安心といったところです。


ザラ場を見ていると、26万円超えで売り物が出てきたので、『おや?』と思い、もう一度情報を洗いましたが、特に目新しいものも出ず、ちょっと心配しておりました。
とはいうものの、たとえ増資系のニュースが出ても中期的には問題ないと思う銘柄です。中期ホールド可能な、シュルツの好きなタイプです。まだまだ大手のカバーが甘いところも良いのではないでしょうか?


本日のようにまだ押す所はあると思います。この業界にしては割と保守的な情報を発信するところなので、ブログ読者の方もまだまだチャンスはあると思うので、余力ある方は監視対象に加えることをお勧めしますよ。


(ただし、投資を勧めているわけではありません。投資は自己責任でお願い致します)

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バーゲンセール再び

 投稿者 S.W : 00:58

こんばんは。
また日経10800台まで押してきました。
新興が全体的に崩壊していましたが、基本的には昨年と同様の現象で、寧ろ大バーゲンセールといった趣もあります。


一方で弊社注目銘柄の大日本インキ(4631)は底堅さを見せています。
16日に日興シティさんが目標株価を360円に引き上げていました。大手の手垢がつく頃には私達は収穫を考えます。高値を超えたところで一旦刈り取ることを考えています。
基本的に無料の情報は、何らかの意図があって流されていると考えた方が良いです。誰だって自分や自分の抱えている顧客が可愛いですからね。
何のために流されたのか、板を見ればわかる場合もあります。


私達の個人投資家向けレポート銘柄は、大手の手垢がついていないかどうか、ついているとしても視点が同じかどうかも確認されます。当然、大きく取ることを目指している為です。
5月分のレポートは締め切らせていただきました。6月分は若干名の新規ご会員の募集をさせていただく見込みです。

ところで、米労働省が17日発表した4月の卸売物価指数は前年同月比では4.8%の上昇となり、利上げ懸念が更に強まりそうです。米国が日本経済に及ぼす影響はさることながら、長期的には日本株の割安さが見直されるとは考えています。いずれにせよ、注意が必要ですね。

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バランスシートの読み方

2005年05月17日  投稿者 S.W : 01:25

こんばんは。
今日は夜勤です。ダウ・ナスダック・先物・為替をぼんやり見てます。

全体の相場は低調ですが、弊社および個人的に見立てた銘柄は予想範囲内での上げ下げと言った感じでしょうか。


決算シーズンたけなわですが、皆さんは決算書をどのようにご覧になってますか?
CAN-SLIMに則って一株益の増加から見ていきますか?
オニールの提唱するCAN-SLIMは、多少の変更を加えれば今も大変有効なアプローチです。
それともバフェットロジーの視点で見ますか?


私達シュルツ・ベルガーは、決算書をそのまま見ません。
バランスシートにしても、そのまま見ません。
株式評価の為に、勘定科目の組み換えを実施していきます。
視点は、キャッシュフローなのですが、勿論CF書ではありません。
決算書の化粧を剥ぎ取り、投資判断を下すには素のままでは使いづらいのです。
正直、結構大変な作業で、日本企業向けの自動化を外部ベンダーさんにお願いしておりますが、そもそもの設計を理解できる人間が少なく、私の古巣であるA社出身の人間に手伝ってもらっています。
また、係数の設定にしても個人の判断が入るところも多く、悩ましいところです。
ボリンジャーバンドでもδの設定には経験が必要ですよね。
弊社では短期を中心とした考えではありませんが、中・長期でもそのような係数の設定にはある程度の経験を必要とし、安易に自動化できません。


これは弊社のアプローチの一つですので、残念ながらブログで公開はできませんが、無料メルマガでは『半蔵』のコーナー終了後に私『S.W』がちょっとだけ説明させていただこうかと考えています。『半蔵』のコーナー終了後の方が、読者諸兄におかれましても理解しやすいと考えましたので。
基本だけ簡単に解説させていただこうかと考えているのですが、それでも関数電卓をご準備いただいたくことになるかも知れません。こちらも悩ましいところです。


会員様には、レポートと同じような形式で、このアプローチ基礎部分のロジックを本サイトでお譲りしようかという話も出ています。
とは言え、日々の業務もありますので、期日はお約束できません。ごめんなさい。
追って会員様メールBoxの方にご連絡さしあげます。


『紺屋の白袴』とならぬよう、弊社の業務も日々コンサルタントの視点で見直していきますので、ご理解のほどをお願いいたします。

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投資にもっとも必要なものは?

2005年05月14日  投稿者 S.W : 22:55

こんばんは。S.Wです。
土曜日にも関わらずブログを更新している私は、仕事の虫なんでしょうか?
正直、皆様の暖かいご支援によるランキング上昇が嬉しくて、ついついブログが気になってしまいます。

先日、私の大学の同期であり、現在はコンサルティング会社を所有し、投資顧問会社の取締役も務めるKと久しぶりに食事をとりました。


Kは所謂個人投資家と言われる存在であったにも関わらず、デイ・トレードでなく数週間のスウィングから長期のポートフォリオを組むタイプです。力量を買われて投資顧問の役員となりました。某巨大掲示板で運用資産の一部の投資を公開していたこともあります。


勿論、守秘義務があるので個別具体的な話はしないですし、彼も聞いてこないのですが、『投資に最も必要なものは何か?』との問いに彼は意外にも『情熱』と答えたのが印象的でした。


曰く、『投資に必要なものは資金・情報・決断力だが、それらの源は情熱であり、オマエも俺も学生の時から必死で調査に明け暮れていたじゃないか』と。


『銘柄に惚れ込むのは危険じゃないの?』との問いにも、『銘柄を信じるのではなく、自分を信じるのだ。ただ、その自分は、頑固であってはならない。時に応じて柔軟に意思決定できる自分だ。それを支えるのは撤退の後にも勝利を掴もうとする情熱だ。』
と語りました。
彼のお蔭で、私も原点を見つめなおすことができました。

市場には情報が溢れています。つまらない情報に踊らされて失敗した経験はないでしょうか?
コンサルでも、投資業でも、基本は企業を見ることから始まります。
情熱を持って見るのです。

それが本質であると再確認した夜でした。
皆さんも、投資に向ける情熱をお持ちですか?


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弊社注目銘柄の『テレパーク』(3738)の動き

 投稿者 S.W : 13:57

こんにちは。S.W.です。
昨夜はお客様との会食だったため、更新できませんでした。ごめんなさい。
前回のエントリでは注目銘柄の『大日本インキ』について触れたので、今回はもう一つの注目銘柄である『テレパーク』(3738)です。


三井物産出資の携帯電話販売会社で、ドコモ・auなど電話会社にとらわれない点が強みです。
経営陣も宮崎社長は『約束を守る経営者』としての評価を固めつつあり、一部上場、高配当にその端を窺えます。
一部上場後、一株益が伸び悩んでいるように見えるので最近売り込まれていましたが、当社は手堅い業績予想情報を発信する傾向にあるので、上ブレも期待できます。
中期ではナンバーポータル導入による買換え需要促進で一時注目されるでしょう。長期ではIP携帯の登場に注意する必要があります。


弊社では340000ラインで短期の利喰いを提案させていただき、会員様には別途情報を差し上げておりました。(過去のブログ参照)

そして良好な決算発表を受け私達の利喰いラインを突破。
今後は、14時に同じく発表されたストックオプションの評価を見極めたいところです。

大日本インキ、テレパーク、、真の意味での割安株投資--私達の投資術の一端をご理解いただけたかと存じます。
これからも当ブログをよろしくお願いいたします。

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弊社注目銘柄の『大日本インキ』(4631)急騰

2005年05月13日  投稿者 S.W : 00:47

12日は全体の地合いが悪い中、真に優良な銘柄への物色が続きました。
弊社注目銘柄であり、堅実に上昇基調であった『大日本インキ』(4631)が、本日12.11%上昇しています。
ご紹介当時は282円でしたが、わずか4営業日で高値327円です。
この銘柄は、ごく短期で回す方以外、長期では多少の調整があってもホールドできるものと考えています。

今回の『大日本インキ』の上げはご紹介から4営業日後に注目を浴びることとなりましたが、勿論、私達は本日の今3月期連結業績見通しの内容(売上高1兆200億円(前期比1.7%増)、営業利益540億円(同12.1%増)、経常利益450億円(同0.5%減)、最終損益収支均衡(前期実績105億9500万円))は調査済みでした。


リストラクチャリングでの特別損失計上による最終収支均衡という結果の見込みですが、これは上昇基調転換への布石であり、来期経常利益が今期と同じく450億円程度を確保できれば来期純利益は200億~250億円を確保できることとなります。
その場合、1株利益は25~37円となります。


要するに、本日発表があったから慌てて買う必要など最初からないのです。
このペースで行けば、更なる株価の上昇が見込まれますので、急激に上げた場合は調整を避けられないものの、長期では安心してホールドできるということです。(当初の前提が崩れない限りは。)


私達シュルツ・ベルガーが好きなのはこのような株であり、『大日本インキ』は、一応レポート対象候補銘柄となったものの、期待できる飛躍率が小さい為、ボツになったものでした。
私達の投資をご理解いただくためにも、ブログの方で紹介させていただきました。


一般投資家は勿論、機関投資家よりも早く優良銘柄を発掘し、仕込む。そして注目を浴びて上昇基調に入ると注意深く監視し、勢いのある内に少しずつ利益確定していく----。


このような基本的な戦略を私達は実施しているにすぎません。難しいのは、情報を仕入れ・確認することですが、残念ながらこちらは簡単なツールなどありません。
ひたすら調査・調査・調査なのです。

ただし、調査にもコツがあり、手前味噌ですが弊社の株式戦略レポートでは、その名のとおり『戦略』についても解説させていただいております。
私達がどのような点に注目しているかをご理解いただけるかと思います。

興味のある方はこちらまでお願いいたします。
尚、募集は15日を以て締め切らせていただきますが、応募者数が規定数を超えた場合は直ちに打ち切りとなりますこと、ご了承ください。

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お勧めのIRへの問い合わせ方

2005年05月11日  投稿者 S.W : 16:08

こんにちは。S.Wです。

企業を知るにはその企業に訪問し、社長その他の要職に質問するのが一番です。
どうしても決算書その他の資料を読んでいるだけでは見えてこないものがあります。

勿論、インタビューだけでなく会社全体を見回します。
製造業の場合は直接ラインを見に行きます。
特に在庫の積みあがり具合は要チェックですし、単純に在庫の量だけでなく、ボトルネック工程の前には必要な量があるかどうかも確認します。その他、動線に無駄がないかなども見ますね。
どうしてもコンサルタントの眼になってしまいます。
事務所ですと、壁にかかっているカレンダーに取引先のヒントが見えたりもします。


個人投資家の場合ですと、そのような調査に時間を割くのは非現実的でしょう。
しかし、最低限HPは確認しておくべきです。

そして、疑問点はドンドンIRに聞きましょう。投資先として検討しているのですから恥じる必要はありません。その際、可能なら電話でのお問い合わせをお勧めします。
メールですと、どうしても先方に『模範解答を考える時間』を与えてしまいます。
且つ、会話は証拠が残らないと思われているのか、ポロッと本音がこぼれたりします。
私達はばっちり録音してるんですけどね。


私達も時間がないときはメールでの問い合わせもしますが、基本は電話での調査です。
そして反復して電話します。企業が決算書に化粧を施している場合はザラにあります。
それを見抜くことも私達の力量なので、物怖じしないでドンドンかけます。
あまりにもしつこくかけると、そのうち担当者が露骨に不機嫌になってきたりします。


でも、ご心配には及びません。そのうち慣れますから。


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彼のモチベーション維持の為にも、画面左上部より登録していただけると幸いです。

現在、私達シュルツ・ベルガーは5月レポートの販売を実施しております。
消費者独占型の事業で飛躍の可能性の高いものをレポートしています。
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G.W明けの相場

2005年05月09日  投稿者 S.W : 22:18

こんばんは。

今日はNY・先物の上昇を受け、予想どおり高く始まりました。ただ、まだ前営業日の上昇から利益確定の売りに押される展開となったので、日経平均は僅かに安く、TOPIXは僅かに高い結果となりましたね。


以前述べた注目銘柄のテレパークは本日も手堅く上昇しましたが、テクニカルを気にされるのなら34万のライン手前で一旦売却して様子見をした方が良いかもしれません。割安銘柄ですので、長期の方はホールドでもいいと思います。
大日本インキも小確りでした。そして勿論、先月の私達のレポート銘柄も大きく伸びています。

私達シュルツ・ベルガーは中・長期の投資を実践しています。
前提が崩れない限り、日々の多少のノイズは無視の方向で大きく取ることが戦略ですが、やはり気になるのが人情ですね(笑)。


市場を取り巻くルールは絶えず変化します。
だからといって急激に戦略を変えるべきではなく、少しずつ『勝ちパターン』を修正していくことが望ましいと私は思います。
そうして私達は勝ってきましたし、これからも勝っていく心算です。


※当ブログは第三者に投資を勧めることを目的としておりません。投資は自己責任でお願い致します。


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現在、私達シュルツ・ベルガーは5月レポートの販売を実施しております。
消費者独占型の事業で飛躍の可能性の高いものをレポートしています。
詳しくはこちらをご参照くださいませ。
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↑おかげさまで、こっそり100位以内にランクインされました。

G.W.明けの相場について

2005年05月08日  投稿者 S.W : 17:17

こんばんは。
ダウは微増、ナスダック・日経先物ともに上昇で帰ってきているので、明日はG.W.明けということもあり上昇が見込まれます。短期は一旦、火曜日辺りで手仕舞うのもアリでしょう。

テレパーク以外に、大日本インキ(4631)あたりをちょっと注目しています。
 「抜本的なリストラに向けた土壌が整う」として、4月13日付のリポートで「PERの水準訂正を期待する時期に差し掛かってきた」と大和証券投資情報室が指摘していましたが、その日に思い切り下げて私達の失笑を買った銘柄です。


『ROEが2.8、PERが34.3倍は高いのではないかね?』


そんな声が聞こえてきそうです。
しかし、今期から一株益も2桁に乗せる予定で、上昇基調にある銘柄です。
株価は決算を織り込んだ動きになってきていますが、上昇余地はあります。
テクニカルとしても75日線で調整をすませた形ですので、
中・長期を嫌気するなら決算発表まで見てみるのもアリでしょうか。

11日の水曜日です。


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注目銘柄:大日本インキ(4631)
中・長期を考えるシュルツ・ベルガーとしては、悪くない銘柄ですが、先ほども述べたとおり既に市場が織り込む動きになってきていますね。

公式サイトで取り扱っている私達のレポート銘柄は大手証券会社の手垢のついていないものを選んでいます。


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当サイトのリンク方法について

2005年05月07日  投稿者 : 18:24

当サイトのリンク方法説明ページをアップデートしました。
当サイトはリンクフリーとなっておりますので、当サイトへ連絡なくリンクして頂けます。

当サイトに興味をお持ちの方、リンクして頂けるウェブマスター方はこちらからお願いします。

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日本公式サイトのお知らせ

2005年05月06日  投稿者 S.W : 23:35

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こんばんは。
先日ご紹介したテレパークは上昇基調に乗って手堅く上昇し、アンジェスもやや渋いものの低く寄り付いたこともあって、デイトレとしては利益を確定することができたのではないでしょうか?
ちょっと宣伝になりますが、シュルツ・ベルガー ジャパンの公式サイトでは、会員情報として上記のような注目銘柄を適宜ニュース配信しています。
業務上の都合により現在はレポートお買い上げの方のみにログインIDをお渡ししております。


興味のある方は5月レポートの要項をご確認ください。
(5月入会希望者は定員に達し次第、募集を締め切らせていただきます)


さて、G.W.に仕込みは完了しましたか?
週明けにはいつもの相場に戻ります。
楽しみですね!


ところで、銘柄を売買するときは、必ずトラックレコードの管理を忘れないでください。書式は何でも結構です。『買いを決断するに至った理由』を必ず記入してください。
勿論、その理由の根拠となる前提が崩れた場合は売りを考えるべきです。


では。日曜夜にまた更新させていただきます。

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G.W中の最後の相場

 投稿者 S.W : 03:39

SW.jpg
こんばんは。S.Wです。今日は夜勤です。
NYは先日の大幅高の利益確定を急ぐ動きですので、思ったより明日の日本市場の寄り付きは高くなさそうですね。
先日のテレパーク(3738)は底を打って反転しているので拾い易いところです。
その他、アンジェス(4563)も低く寄り付けば、短期でしたら拾えるところです。

G.W.中に銘柄研究をされた方は、明日に自信を持って買って良いと思います。
会員様から銘柄相談を受けますが、皆様徐々に投資法が確立されてきていることが窺われて嬉しく思います。

まだ、自信を持って買える銘柄がない場合は、明日はデイ・トレーダーの独壇場が予想されるので、中・長期組は静観が吉でしょう。知らない銘柄に突っ込むことほど愚かなことはありません。

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消費者独占型の事業を探そう

2005年05月04日  投稿者 S.W : 20:46

こんばんは。S.Wです。
長らく幣組織のご会員になられている方は、去年のインボイスを覚えていらっしゃるでしょう。
消費者独占型事業の重要性には、その節にも述べましたが、ブログがリニューアルされたので再度述べておきます。
消費者独占型事業はよく『有料ブリッジモデル』といわれます。街に一つしかない有料の橋のように、入口(もしくは出口でも!)で料金をとる形態で、特に営業をかけなくても一度利権を確保すれば収入が入るというものです。
ご理解いただけるようにこの事業形態では株主資本利益率(ROE)が高くなりますね。追加投資が低くて済みますから。
某巨大掲示板に端を発して、個人投資家の間では『ちゃりんちゃりんモデル』とも言われているようです。

では、どのような事業が『有料ブリッジモデル』になるかというと、バフェットは以下4つの特性を挙げています。

①長期使用や保存が難しく、強いブランド力を持ち、販売業者が扱わざるを得ないような製品を作る事業
②他の企業が事業を続けていくために、持続的に使用せざるを得ないコミュニケーション関連事業
③企業や個人が日常的に使用し続けざるをえないサービスを提供する事業
④宝石・装飾品や家具などの分野で、事実上地域独占力を持っている小売事業


要は独占的な性格を持つ故、インフレなどで原価上昇圧力がかかってもそれを転嫁できる事業のことです。これはバフェットの理論であって、私達シュルツ・ベルガーの考え方とは若干異なりますが、『何が強い事業の特徴なのか』という基本はご理解いただけると思います。

GW中に銘柄選定を実施している方は、投資対象のビジネスが上記4項目に該当しているかを考えてみると更に良いと思います。

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買う前にすべき最低限の調査

 投稿者 S.W : 00:34

こんばんは。S.Wです。GW明けの銘柄選定は進んでいますか?

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割安株とは単純に低PERの銘柄ではなく、その銘柄が属するセクター全体の成長性を考慮し、その中での割安度を把握するのが常道であるという話は前回書きました。
単純に低PERの銘柄をスクリーニングしているだけでは、有望な製薬やIT系の企業は引っ掛らず、『万年割安株』と揶揄される銘柄を掴みかねません。

業界全体の平均PERと、購入/売却しようかと検討中のPERの比較こそを、その過去に遡って調べる必要があるのです。
勿論、それだけでは不十分で、過去数年にわたり一株あたりの利益が伸びている企業かどうかを見極める必要があります。基本ですね。
上記の条件に当てはまってさえいれば、勝てる確立は高い。
にも関わらず、その様な基本的な調査すらも怠って、敢えて割高の株に突っ込んでいく者が後を絶たないようです。何というか、勇ましいですね。勿論、残るは死屍累々の光景だけなんですが。

『相手が太っているかどうかを見るのに、わざわざ体重を量ってみる必要はない。』とはバフェットの師匠ともいえるベンジャミン・グレアムの言葉ですが、目を瞑って交際を申し込む人が多いということでしょうか?
まぁ、その様な方のお蔭で、賢明な投資家は逃げおおせたりしているわけですが。

当ブログを読んでいただいている方には、そのようなことはしていただきたくないものです。

問題はそこから先なのです。

『損をしなければいい』という考え方を捨てるのが次のステップです。

いち早く見直し買いが入って噴き上がるものを選ばなければなりません。
そのためにはどうすれば良いかは、時機を見て書いていく心算です。

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手前味噌ですが、私達はシュルツ・ベルガーは5月レポートの販売を実施しております。
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2005年05月02日  投稿者 : 18:00

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