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消費者独占型の事業を探そう

2005年05月04日 投稿者 S.W : 2005年05月04日 20:46

こんばんは。S.Wです。
長らく幣組織のご会員になられている方は、去年のインボイスを覚えていらっしゃるでしょう。
消費者独占型事業の重要性には、その節にも述べましたが、ブログがリニューアルされたので再度述べておきます。
消費者独占型事業はよく『有料ブリッジモデル』といわれます。街に一つしかない有料の橋のように、入口(もしくは出口でも!)で料金をとる形態で、特に営業をかけなくても一度利権を確保すれば収入が入るというものです。
ご理解いただけるようにこの事業形態では株主資本利益率(ROE)が高くなりますね。追加投資が低くて済みますから。
某巨大掲示板に端を発して、個人投資家の間では『ちゃりんちゃりんモデル』とも言われているようです。

では、どのような事業が『有料ブリッジモデル』になるかというと、バフェットは以下4つの特性を挙げています。

①長期使用や保存が難しく、強いブランド力を持ち、販売業者が扱わざるを得ないような製品を作る事業
②他の企業が事業を続けていくために、持続的に使用せざるを得ないコミュニケーション関連事業
③企業や個人が日常的に使用し続けざるをえないサービスを提供する事業
④宝石・装飾品や家具などの分野で、事実上地域独占力を持っている小売事業


要は独占的な性格を持つ故、インフレなどで原価上昇圧力がかかってもそれを転嫁できる事業のことです。これはバフェットの理論であって、私達シュルツ・ベルガーの考え方とは若干異なりますが、『何が強い事業の特徴なのか』という基本はご理解いただけると思います。

GW中に銘柄選定を実施している方は、投資対象のビジネスが上記4項目に該当しているかを考えてみると更に良いと思います。

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