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ジャスダックとヘラクレス統合の動きに期待する

2008年01月02日 投稿者 半蔵 : 2008年01月02日 00:00

株式投資 シュルツ・ベルガー日本証券業協会は昨年12月27日午後、同協会が保有するジャスダック証券取引所株式を大阪証券取引所に売却する方向で協議を進めると発表しました。

同協会はジャスダックの発行済み株式数の72.6%を保有し、かねてより利益相反などの問題から好ましくないとし、10月から特別委員会で協議を行ってきたという経緯があります。

今回の発表は当問題にメスを入れると共に、ジャスダックの自主経営路線の敗北を印象付けるものとなりました。

日証協と大証は年明けにも譲渡交渉を開始する見通しであるとみられ、大証は株式取得後、同組織が運営する新興市場「ヘラクレス」とジャスダックの統合を目指すものとされています。

昨今の不祥事・脈絡の無い上場などにより、新興市場の売買は冷え込む一方であり、値付かずの銘柄も多数見られるようになりました。ご存知のとおり、流動性の低下はそれだけで株式の価値を毀損します。
今回の流れは今後の札幌アンビシャスや福岡Q-Boardなどの再編の呼び水となることが期待されます。

今回の発表を皮切りに、効率的で信頼できる市場創りへと向かうことを願ってやみません。
 

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