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航空機関連の復活

2005年10月24日 投稿者 S.W : 2005年10月24日 22:30

こんばんは。
夏ごろに騒ぎになった日航機のトラブル騒ぎも、気付けば沈静化の方向にありますね。
特に日航は従来ボーイング系列の機体を保有しているところへ、エアバス主体の日本エアシステムと統合された為、整備体制に混乱があったことが指摘されています。

長年、商用旅客機は高速化か大量輸送化かというテーマで競われてきました。
前者の代表がボーイング、後者がエアバスだったわけです。

[Boeing Sonic Cruiser ボ社HPより]
sonic-cruiser.bmp


コンコルドの事故そのものというより、コンコルドの運行が赤字だったことが注目されたこともあり、高速化陣営は大きく後退しました。

一方、2階建て機体A380を投入し、『空飛ぶホテル』を謳ったエアバスは躍進し、受注をとります。

ボーイングも大量輸送に舵を切りました(ただし高速機は日本と共同で開発続行中)。

ただし、エアバスの2階建て機体は2階対応タラップの購入などの費用が特別に発生します。また、大型化は滑走路の強度見直し、滑走距離からくる使用飛行場の制限などの問題も抱えます。

これに対し、より導入のハードルを低くした選択肢としてボーイング747Advancedが発表されました。(21日、CNN)
従来の747の長胴タイプの747-400の416人を上回る450人乗りで、コストが6%ほど抑えられるという売り文句です。
ボーイングの大量輸送テーマの巻き返しが本格化します。

航空産業は厳しい不況が続き、航空機の供給過多から、ボーイング747旅客機は最近は1機も売れていませんでした。
しかし2005年から、買換え需要も追い風に産業内の景気が急速に回復を遂げたことから、全世界の大型商用機市場における今年度の受注量は過去最高の1,600機に到達する見込みであると言われています。

飛行機の部品や飛行場施設関連の銘柄は要注意です。
既に航空機部品の受注増で中間期上方修正の企業なども出てきていますね。


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終値
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1月号 1,541円 2005/08/31 3,040円 197%
2月号 3,440円 2005/08/09 5,870円 171%
3月号 37,200円 2005/04/27 90,800円 244%
4月号 214,000円 2005/06/01 464,000円 217%
5月号 199,000円 2005/07/25 385,000円 193%
6月号 4,050円 2005/09/26 6,390円 158%
7月号 - Hold - -
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