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GMOインターネット<9449>の戦略
2006年05月26日 投稿者 半蔵 : 2006年05月26日 18:20
GMOインターネット【9449】グループのGMOインターネット証券が5月12日より営業を開始しており、立ち上がりは順調のようです。
GMOはグループの結束を強化しています。決済のGMOペイメントゲートウェイ【3769】が、GMOインターネットの子会社であるペーパーボーイ&カンパニー(家入一真社長)の提供するカートなどのウェブショップツールでの決済を請け負うなど、グループのシナジーを追及しており、今後の展開が注目されます。
後発のGMOインターネット証券が市場に食い込むには価格での勝負などもありますが、弊社が注目しているのは、今後のAPI公開です。
APIとはApplication Programming Interface
の略で、これを公開することはアマゾンやGoogleMapなどのように、サービスを一部開放していることになります。ユーザーは自分で改良、もしくは他のサービスと組み合わせて(マッシュアップ)使用することができます。この辺りはGMOホスティング&セキュリティ【3788】も一枚噛むことができそうです。
APIを開放するだけではGMOは直接の利益を得ることは出来ませんが、GoogleMapのようにデファクト・スタンダードとなることで、その領域での主導権を握ることができます。
最近、web2.0と総括される一連の流れに添う形となり、GMO『らしい』戦略といえるでしょう。
個人投資家でもプロ顔負けの株式投資ツールが手軽に作成できるようになるかも知れませんね。
弊社でも研究を進め、会員様にも有力なツールを提供できるよう検討していきます。
尤も、API公開は2006年の10月~12月の予定です。
愉しみですね。
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『サービスご案内資料』:
個人投資家向け公式サイト:
http://schelz-berger.co.jp/
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