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暖冬と株式投資

2007年01月28日 投稿者 S.W : 2007年01月28日 21:49

SchelzBergerJAPAN投資顧問 皆さんも感じているように、この冬は暖冬ですね。
アル・ゴア元副大統領の「不都合な真実」が話題となっていますが、内容はともかく、今後もこの地球温暖化問題は議論されてしかるべきでしょう。

思えば昨年の夏も異常気象でした。7月は梅雨前線により各地で記録的な豪雨に見舞われたのをご記憶の方もおおいでしょう。

地球温暖化については、過去100年規模の観測データが不十分であることが問題を難しくしています。
その分、地球温暖化には仮説の設定が重要になります。

谷貝勇 気象大学教授によると、昨年7月にも起きた「北冷西暑」と呼ばれる現象(北日本が平年より気温が低いときに西日本では平年より高くなる現象)なども、地球温暖化が顕著になったと言われる76年より強い相関を示すようになったことなどから、日本の「北冷西暑」は地球温暖化の影響を受けていると結論付けています。

暖冬と地球温暖化を即座に結びつけるのは、いささか短絡的かも知れませんが、気温の変化に注意を向けることは、株式投資でも重要なことです。

暖冬になると衣料品メーカー・販売会社にとっては逆風です。コートなどの冬物衣料は利幅が大きいため、冬物衣料が売れないのは致命的です。
クール・ビズよりウォーム・ビズの方が経済効果が高いというのはこの辺に起因します。(クールビズはノーネクタイの男性中心の服装変化だったのに対し、ウィームビズは女性も巻き込んでいると言うのも大きな理由ですが。)

また、この季節だとインフルエンザが流行するかどうかなども重要です。タミフルで有名な中外製薬【4519】などはその典型です。尤も、中外製薬は今、抗ウィルス剤『コペガス』関連で盛り上がっていますが。。。

その他にも寒い冬に適した料理を提供している外食産業の株価なども、注意を向ける必要がありますね。

天気に限らず、いろいろな情報を複合的に取り入れて分析するのも、株式投資の楽しみの一つではないでしょうか?

 

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