« 携帯と固定電話の一体サービスが認められる方向に | メイン | 相場の凪 »

投資主体に注目する意味

2006年08月19日 投稿者 S.W : 2006年08月19日 11:02

掲載には許可を得ています先日、弊社と長くお付き合いいただいてるお客様からポートフォリオ相談を受けたのですが、IT企業、含み資産関連や低位株といった、個人投資家やファンドの資金が大量に入った銘柄ばかりラインナップされていました。

彼女はリスク管理が確りしている方なので心配要らないのですが、概してこういう銘柄は株価が一方向で動くので下落する時はポートフォリオ全体がダメージを受けます。

よく、『リスクを分散するにはセクターを分ける』という意見があります。実はこれでは不十分で実際には投資主体も異なっている必要があります。

投資主体が似ていると値動きの連動性も似てくるものなのです。但し、値動きが似ているというのは一概に悪いことではなく、当該投資主体の動向さえ注意を払えば、流動性を確保しつつ多額の資金を事前に仕込むことも可能です。

要はリスク管理体制さえ確りしていればリスクを取ることは悪い選択ではありません。
問題はリスクがどの程度なのかを把握した上で、そのリスクに対応できる状態にあるかどうかです。

この週末はご自身のポートフォリオの値動きの連動性と投資スタイルを確認してみてはいかがでしょうか。
 

120_60_1.gif  ----------------------

■ご協力おねがいします。
株ブログ村
他の株ブログを見る(ランキング)
カブログ

« 携帯と固定電話の一体サービスが認められる方向に | メイン | 相場の凪 »

株初心者・株入門者にも分かりやすく注目銘柄・推奨銘柄を解説するブログ