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ライブドア・ショックと今後のポイント
2006年01月21日 投稿者 半蔵 : 2006年01月21日 18:42
ライブドア・ショック。
見知った顔が事情聴取されたりするのは複雑な気分です。
(弊社には直接の関係はありませんが。)
今回、強烈な下げを記録したことにより、今後の日経平均は16,500円を上値抵抗とした動きとなる可能性があります。
また、アメリカ経済が予想よりも早い下落兆候を見せていることから、足下軟調となる可能性があります。
一方で、日銀は『着実な』景気回復路線を認め、金融緩和政策の解除については『現状維持』路線を保持する姿勢をとっています。
今回の下落はファンダメンタルには影響がありませんので、東京市場の信用が大きく毀損しなければ買い場を窺う展開となるでしょう。
上記の点から、今後は下記がポイントと弊社は見ています。
1.高配当利回りで買われていた銘柄への注意
金融緩和政策の解除について、『前向き』な姿勢を日銀がとりだすと、今まで高配当利回りで買われていた銘柄の評価が相対的に低くなります。
昨今の外国人の日本株買いは配当利回りを軽視しており、日本人もしくは日本発ファンドが配当利回りを重視しているのと対照的です。
今後は内部留保を確保し、利率の上昇をコンスタントに上回る成長性を示現する企業への評価が高くなるでしょう。
2.内需型の銘柄への期待
米国経済の後退により、輸出依存型の銘柄は個別に事情がない限り避けた方が無難でしょう。また、中国のインフラ投資が一服を見せる形となっている(オリンピック投資への受注がピークアウト)ため、過度に中国を意識した銘柄も要注意となってくるでしょう。
弊社としては、1日も早い混乱の収束と、東京市場の信用回復を期待します。
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