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ファンダメンタル重視
2006年03月02日 投稿者 K : 2006年03月02日 01:31
LD事件以来、日経平均は乱高下を繰り返しており、
一日に百円単位での値段が上下することも珍しくない
状況が続いています。
前回ブログで述べましたように、機関投資家の日本市場から他市場への資金シフトや決算時の調整、イランの核問題による石油不安などネガティブな要素が絡まって先行きが分からない状況です。
それでは、このような相場環境ではどのような企業への投資が向くのでしょうか。
■ファンダメンタル重視が前提
昨年来意気揚々と年内2万円と予想していたアナリスト達も最近は弱気な発言が目立つようになってきましたし、新興市場はというと、一時期は60%程度まで株価が下落しました。
最近始めた方の中には、株式投資って怖いなと感じている方も多いのではないでしょうか。
そのような方はまずなぜ株価が下落したのか考察することをお勧めします。
・当該業種、当該市場の株価の動きはどうでしたか?(全体の把握)
・企業の業績はどうでしたか?
-その株を買ってから今までの間、業績修正はありましたか?
-将来の業績に影響があるニュースなどはありましたか?
・企業のビジネスモデルに変更はありましたか?
当該業種、当該市場の株価が下落し、当該企業の業績、将来の業績に対するマイナス要素がなければ、そもそも買った価格が高かったか、一時的な下げということになります。
後者の場合、企業価値に変化はないわけですから、今後も持ち続けていても問題ない訳です。
それでは、そもそも買った価格が高かったかどうかが問題になるわけですが、それを調べる必要があります。
これには色々な企業価値算定方法があるのですが、時間のない皆さんには、類似企業のEBIT倍率、EBITDA倍率、PER、PBRをまずは比べてみては如何でしょうか。かなり短時間で、見つかるのではないでしょうか。
但し、この場合、厳密に言うと、キャッシュフロー予測、ビジネスモデル、ビジネスの成長性、会計方針などが同じである必要があることに注意が必要です。
話が前後してしまいましたが、このようにどのような相場であっても、基本はファンダメンタル=企業価値評価であると考えています。
企業の中には、まだまだ割安な銘柄があるはずです。
個人投資家向け公式サイト:
http://schelz-berger.co.jp/
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