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月と六ペンスと相場と。。。
2006年02月08日 投稿者 半蔵 : 2006年02月08日 00:00
こんばんは。半蔵です。
先日、『月と六ペンス』を読み直しました。
壮絶な終焉に向かう筆致には改めて驚かされます。
著者のモームが相場に携わる人々に無縁ではないのは、以前、S.Wがメルマガで述べたとおりです。
以下は、その時の引用です。
興味を持たれた方は、最下のメールマガジン登録フォームにメールアドレスを送付していただければと思います。
(アドレスは『まぐまぐ』様にて管理されており安全です。)
月と六ペンス
モーム, 行方 昭夫
■弊社メルマガ2005/8/28号より■■■
7月中旬から8月上旬まで海外のリゾートに行くと同業者をよく見かけます。
タヒチなどに行くと、うっかり相場の話などできません。
(尤も、リゾートで相場の話をするのは日本人くらいですが。)
タヒチと言えば、画家のポール・ゴーギャン終焉の地であり、幾多の傑作を完成させた地であります。
そのゴーギャンも実は株式仲買人という相場に関わる人間だったというのはあまり知られていないようです。
ゴーギャンの歴史を確認すると、彼は1848年に生まれ、23歳からパリのベルタン株式仲買所での勤務を始めます。
ゴーギャンは株式仲買の才能凄まじく、ベルタン氏に重用され、豊かな暮らしを保証されていました。
また、その名声もあってデンマークのメット夫人と結婚し、裕福な生活を送っていたようです。
しかし、35歳の時に全てを投げ打って画家の道へ進み、死後にその作品は評価されたものの、不遇のうちにこの世を去りました。
彼の壮絶な人生はS・モームの『月と六ペンス』の題材となっています。
彼の画家としての成功は、株式仲買人としての成功と自信を礎にしていると言えます。
相場に参加されている方の動機は様々でしょうが、同業者がゴーギャン終焉の地でのんびりバケーションをとっている姿を見ると複雑な気持ちになりますね。
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■ご協力おねがいします。
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