何を買うか?戦略9:業績を調べよう(確度)

次に、肝心の業績予想がどれほど信用に足るのかを確認しましょう。
簡単だけど、面倒くさいです。

過去の中期計画や財務諸表を調べ、どれだけ『有言実行』なのかを確認しましょう。
たまにトンデモナイ大風呂敷を広げて株主をシラけさせたりする企業もあります。
例えば昔のJストリームはその典型でしたが、最近は懲りたのか慎重な発言になりつつあります。(以前と比較して、という意味ですが。)
また、監査法人を変更した場合は、取り敢えず避けた方が無難です。
特にメジャーからマイナーな監査法人への変更は難ありと見ていいでしょう。
メジャーなものへの変更であっても、すぐに監査の精度はあがるものでもありませんので、注意は必要です。

監査が通らない、もしくは特記事項をつけることを望まれた場合に、監査法人を企業が替えるのはよくある手です。

勿論、企業が提出した数字を基に監査をするので、その数字が悪意を持って変更されていた場合、原則として監査側に責任はありません。
そういう意味で、どこが監査しても問題ないという意見もあります。

しかし、変更される可能性を嗅ぎ取るのはある程度のつきあいがないと厳しいというのも事実であり、監査側の本音である以上、ある程度の期間を一定監査法人により監査されているものを選ぶに如くはないと思います。

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