何を買うか?戦略10:コンプライスを確認しよう

ちょっとこれは個人投資家では調べにくい領域かもしれませんが、企業のコンプライアンスを確認することは大事なことです。

ゼクー(旧:ワイアリーバ)、ダイナシティ、丸石(現:サンライズ)など言うに及ばず、理不尽なMSCBを発行するなど事実上、株主を喰いものにしたことのある企業の株は、投資としては敬遠すべきです。(投機と割切られる方は別です)

こういう悪い噂は、噂となるだけで事実上、株価に影響を与えます。

また、VCの中にはかなり手荒な手技を使うところもあります。
判らなければプロに聞いてみることもいいでしょう。

株価対策に無関心な企業も問題ですが、必死すぎる企業もまた同じ。
『過ぎたるは及ばざるが如し』です。
去年の1月頃、インボイスを推奨しましたが、過度の配当性向を出す頃から評価は下がり始めました。
会員の皆様は確り取れたと思いますが。

逆に、コンプライアンス遵守を掲げる企業は、結局最終的に伸びるものです。

利益確定していないレポート銘柄はここには書けないのですが、ブログでS.Wなどが紹介している企業の内、『構造計画研究所』は厚木ふれあいパークでの瑕疵を自ら全額補填してますし、『ゼンテック・テクノロジー』はインテグレックス社の『社会的責任投資調査』で1位となっています。
ゼンテックは紹介時(2ヶ月程前)より約50%上昇して36,1000(終値)を付けていますね。
(今期、彼がブログで紹介している銘柄は全部、利が乗っています。)

コンプライアンスとは意味が異なりますが、企業が『理念』を持っていることも重要です。
結局、企業活動を通して何がしたいのかという所です。
経営者トップのインタビューなどに目を通して、言動が一致しているかも確認しましょう。

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