何を買うか?戦略1:成長産業を考えよう

投資にあたり求められる判断を纏めます。
簡単です。更に簡単にする為、売り方の立場は除外しました。
売り方は立場を逆に読み替えてください。

1 何を買うか
2 どのくらい買うか
3 いつ買うか
4 いつ売るか

4つです。でもそれぞれが非常に奥が深いです。

商法で株式会社に義務づけられている株券の発行を廃止し、株式の発行や流通を電子的な管理に置き換える「株券不発行制度(株券ペーパーレス化)」が2009年6月までに、上場企業を対象にスタートします。
要するに目に見える株券が無くなって、全て電子的に管理されることになり、証券というのが情報産業としての性格を強めるわけです。
だからという訳ではありませんが、相場というのが情報戦であることは皆さんも肌身に感じていらっしゃると思います。

当然、『何を買うか?』を決定する場合も情報の質・量がモノを言います。まず、個人投資家が集めるべき情報は何でしょう? いきなり決算書を見ても埒があきません。最初にすべきことは『業界分析』です。

日本が『高度成長時代』を終え、『ゼロ成長時代』に突入して久しいですが、たとえ『ゼロ成長時代』であっても日本経済全体が停滞しているわけではなく、成長産業と衰退産業の総和としてゼロ成長なのですから、当然投資家は成長産業に投資すればいいわけです。

ここは投資の心構え的なことを考えていくコーナーなので、どこの業界がといった話はしませんが、産業別に見た後に産業内分析をするのが王道ですよね。

肝心なことは、こういうプロセスを経ないで、且つプロに相談もしないで掲示板などの情報で飛びつき買いをしないことです。
掲示板などで騒がれる銘柄は値動きが軽いものが多く、一歩間違えると大怪我をします。また、掲示板で騒がれる頃には既に天井圏の銘柄が多いので、私達から見れば微笑ましい限りです。気をつけてくださいね。

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