『自己責任』を考える part1

『投資は自己責任で』
投資情報に触れると必ず目にするお約束の言葉ですね。
しかし、これほど目にするにも関わらず、正しく理解されていない言葉も少ないのではないでしょうか?

発注ボタンを自分の手でクリックすることが自己責任ではありません。
売買のサイクル全てにおいて、自分で考え、消化した上での行動という ことですから、儲けた・損したで終わらずに、何故そういう結果に終わったのかまで、自分の中で消化されなければなりません。

話が逸れますが、私は大学時代に空手をやっておりまして『残心』が大事だと教わりました。『残心』というのは、技を出して決まった後も気を抜かないことです。

私は投資にも『残心』が大事であると考えます。
言い換えれば、『残心』を以て自己責任が全うされるのではないでしょうか?

投資家を見ると、儲ければ『自分の才能』、損すれば『地合いが悪い』 という方を散見します。
しかし、たとえ地合いが悪くも、利益を出している方はいるのです。
『投資は自己責任』なんですから『地合いが悪い』など考えず、 『何故、うまくいったのか?』『何故、損したのか?』の『残心』を 忘れないで下さい。

尤も、プロでも儲かれば『利益確定』なのに、損失確定の時は『損切り』 ではなく『手仕舞う』という言葉を使ったりしている人も多いのですが。


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